恋花火、夜空に咲きます
散るいさぎよさは貴方の気まぐれですか
赤青黄
見つめてほしい
燃え上がる炎は私の恋模様
暗黒の夜空に恋して
あふれる思いが指先を伸ばします
貴方は愛知らず闇の彼方
熱をおびた私の体で照らしたい
こぼれる火の粉は恋破れた純心
せつなに染まる
ほら、わかるでしょう
生き急ぐ様は貴方とおなじ
髪なでる風向きは貴方から
もう逃げることはできません
この儚き一瞬に
どうか抱いてください
想い出だけで生きていけるように
美しいひと
視線が動けない
独りじゃない
直感した
君は誰と踊るの
僕じゃだめだろう
君のダンスがスローモーションに瞳に焼き付き
時間が止まる
君は遠いセビアの物語のヒロイン
嗚呼僕は詠むひと知らずの失恋詩人
まぼろしと抱きあうバントマイマー
わざと伏せる視線に迷いながら
言うことを聞かない恋慕だけが
僕の心を七色に染める
