海を選んだ

心落ち着く場所

 

波しぶきがノースリーブに冷たい

抜けがけの罰かしら

 

3度目の夏間近

貴方はわがままな人

僕の事好きになって欲しいだなんて

 

遠くの灯台が夜の静寂に包まれていく

ゆらゆら海くらげが月に揺れる

 

分からないの

貴方の愛の言葉

私を抱きたいだけなの?

 

これ以上距離を縮めないで

時間が欲しい

気持ち裏切って拒みたくないから

 

貴方は入り江からボートを出す

あの水平線に辿り着くかしら

夜は加速するけど心はアクセルを踏まないの

 

夏が迫る

ふたりの行方は波任せ

闇の中でただ思うの

貴方が望むのなら心の痛みを受け入れましょう

 

Night Cruising (youtube.com)

 

 

 

 

 

 

 

 

何とも思ってない

君の事なんて好きでも嫌いでもない

 

昨日のキスは空虚な感覚に転んだだけ

今は心が苦しいんだ

叫びたくなる衝動を堪えている

 

サヨナラがいっぱい

別れに救いを求めてる

悲しみがいっぱい

愛に救いを求めてる

 

愛をふり解けばいいさ

初めからこの愛は夏の迷い

君の言葉は醒めた愛のアリバイ工作

彼を追えばいい

 

これ以上愛を語らないで

醒めた分見せる優しさが鋭利に突き刺さる

 

ふたりの愛は悲しみに絆された自由

数センチの距離が痛いんだ

もうよそう

悲しみがさよならを引き寄せるから

悲しみで君が見えない

そう僕ら悲しみでいっぱい

 

もし求めあえばきっと愛は僕らを繋ぐ

真実を裏切るほど僕らは弱くないから

いつの日か孤独な悲しみを僕ら笑い飛ばせるだろう

 

 

夢の終わり夢の始まり

人は自由に飛べるという

 

どうして?

それは希望を抱いているから

いま月の砂漠から

メッセージを君に送る

 

愛が重たい石のように

心に浮かぶ

不安定な砂の集まりたち

 

僕が愛を唇にしたら

地球に堕ちるだろう

それは君の望むところ?

 

どうでもいいんだ

愛なんて

強く抱きしめてくれる君が居たら

 

いま宙を浮いているよ

砂粒だから君には見えないだろう

僕が星ならあなたは気づいてくれるのかい

ただ今は月の砂漠の引力に引かれている