残り幾ばくだろう

山があった、谷があった

得たものは何だろう

 

事物に永遠はないが

消えて残るものはあろう

 

枯葉を落とし冬景色になる

鳥たちが楽しそうに群れる

何もないのに

 

春が来て桜が咲く

鳥たちが群れをなし蜜を吸う

美味しかろう

 

季節は巡るけど

人生に何かは残る

 

黄昏は近い

春夏秋冬それぞれ味がある

 

すべては朽ちて土に還るけど

いつの季節も風を感じ地球を揺らした

 

すべてを知り形を残し枯れゆく葉が一番美しい

そう思えるのは何故だろう

 

黄昏が美しいのと同じ

散り際にはすべてが美しく見える

 

 

 

 

 

忘れられない

貴女は僕より強いひとではない

 

何故繰り返し立てないほどの傷を負い

その痛みをやさしさに変えるのか

果てないとても不思議なひと

 

もういいじゃないか

その細い肩

守りたかった

僕の心に深い悲しみを残し

 

貴女と歩いた人生は脆く強かった

浜辺の砂を波に抗い歩くように

 

ひとを失うということ

それは自らの人生も巻き添えにすること

でも貴女は望まないだろう

 

でも今の僕は何も感じられない

何も聞こえない

 

貴女の愛は強く儚かった

だから貴女は強く脆いひと

 

ひとを守るのではなく

ただ傍で寄り添う意識

それが強い愛なのだと知った

 

時は戻らない

深い悲しみ痛みを僕の深いところに残して

貴女はもう帰らない

 

 

ありがとう

君のやさしさ包帯

 

すこしだけ怪我しただけなんだ

悲しさはフレーバー

おしゃれなカフェの君のお気に入りさ

 

雨はふたりにお似合いさ

すこしだけやさしく

僕を包んでくれないか

 

僕が曇りの時

君は晴れ

君が雨の時僕も雨

素直になれ

 

落ち込む僕、はしゃぐ君

愛の意味を探る君、答えない僕

ちぐはぐだけど何だかやさしいね

 

さりげなく君に入り込んだわけじゃない

計算高い僕だよ

つまり君に夢中と言うこと

 

強気で弱気な君が大好きさ

すこしだけ僕がおとなになればいい