ひとつまた弱る陽射し

思い出は優しい

たとえ今は苦しくとも

 

あなたを愛していた

だから許せなかった

空への光のアーチ追いかけ

青の草いきれ思い切り自由に駆け抜けたい

 

愛している今も

憎しみに生きたのは水面の乱反射

空は広く海は青い

この空の下あなたが生きていれば

 

何故自由は愛を遠ざけるのだろう

それはきっとわがままな愛憎の悪戯

 

果てしない青

だから弱くていいじゃない

ひとは欲張りだから掌から宝物を落としてしまう

だから急がなくていい

 

今は傷つけ合うだけだから

さよならを言う

でもあなたがいい、だから思い出でいい

 

今乾いた風を感じながらひとりで生きてゆくことに決めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄昏模様の恋

貴方が傍にいるから赤に灯るのでしょう

海岸線の風が心地よい

こころは燃えるからクールになんてなれない

 

言葉は愛を捜さない

だってつらいでしょ

なんで貴方は心を偽るの

いま背中しか見えない

 

この海を見てよ

燃える太陽が乱反射する

気持ちが読めないつらさを分かって

愛してよ奪ってよ

苦しいから黄昏は嫌い

都会時間どうか早く黄昏を追い越して

 

さよならは貴方の口癖なの?

何故ひとり生きていくの?

心は貴方の弱さを見つめるのよ

だからクールになんてなれない

 

どうかその弱さを責めないで

この黄昏のモノローグ

大丈夫

知らず貴方をやさしく包むのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去る夏はゆき

来る夏は繰り返す

 

僕の愛それはルフラン

さよならの夏は忘れよう

僕は君を強く抱きしめる

 

港の見える丘

汽笛と鴎が愛を告げるよ

君には聴こえるかい?

 

夏風は運ぶよ

君の思いと僕の思い

きっと分かり合える

 

木々の木陰

チャペルの鐘

みんな愛に繋がってる

 

さよならの夏がゆけば

僕は愛しい君を抱くでしょう

 

悲しみの涙は乾いて

君は明日に生きるでしょう