カセットウオークウマンWM-RX707は専用ののリモコン付きヘッドホンがあるが、不具合が起きた場合市販のヘッドホンを使用することができない!ヘッドホン専用アダプタPC-WM1は便利であるが、製造は終わっており、入手困難でネット上での価格は\3,000以上で見つけるのも困難な状況である。そこでこの際自作することにした。

WM-RX707と専用リモコン

 

           

                   ヘッドホン専用アダプタPC-WM1

 

まず、「おゆまる」でソケット部分の型を作成し、そこにタミヤのパテを封入しソケット部分の複製を作成した。

 

「おゆまる」とタミヤのパテ (おゆまるは100均・ネットで購入可)

 

出来たソケットコピーに電極部分(R・L・GND) 3箇所に銅線を埋め込むため、溝をカッターで削り深くし、貫通部分に穴を開ける

 

溝を深くし、貫通孔を作成

 

市販のポリウレタン銅線をカット、ポリウレタンの被膜をサンドペーパーで剥がし、コピーソケットに貫通させ瞬間接着剤で固定する。

 

 

この状態で一度本体にセットしテストを行ってみる

非常に良好である!!

次にヘッドホンプラグを取り付ける。

近くのハードオフのジャンクコーナーでMDプレーヤーのリモコン・ヘッドホンパーツを108円で購入し分解、ヘッドホンジャック部分を取り出した。

 

 

配線後のショートを防ぐため絶縁体(ビニールテープ)を挟む。

 

 

 端子を間違えないように配線を行う。

 

再び「おゆまる」で配線部分を覆う。

 

冷めないうちに形を整える

 

 

              本体に装着! 

 

黒に塗装しようかと思ったが中が透けているスケルトンもなかなか良いので塗装はやめた!

 

快適に使えています!

三菱DIONに乗っているが、純正のオーディオはカーラジオ・カセットテープのみでiphoneの音楽をbluetoothで聞くことなど不可能である。でもはやり聞きたい!そこでFMトランスミッターを購入した。購入機種はSEIWA BT-520だ。

外観
                      今回購入した SEIWA BT-520

 早速性能チェックを兼ねてiphone6のBluetoothにBT-520を認識させ音楽を再生してみた。
BT-520は環境に応じて送信周波数を4種類選択が可能である。
まずまずの音質である。ガレージで停車中のチェックなので走行中のチェックをしてみる。
 
 特に問題ないと思った時、突如FM放送が轟音で割り込んできた、慌てて音量を下げ送信周波数を変更しチェックを続行した。ところが今度は出力不足でホワイトノイズが大きくなる。送信周波数を何度か変更をしてみたが満足できるものではない。これでは音楽を楽しみながらドライブと言うわけには行かない。

こうなるとまた改造闘志が沸々と出てくる!!

先ずは本体を慎重に分解してみる。専用のボルトが使用されているが精密ドライバーがあれば問題なくできた。基板は両面が使用されていいる。中央付近にあるクランク上の配線がbluetooth受信アンテナだと思われる。 

     

  このギザギザパターンがBluetooth受信アンテナ

 FM波の出力を上げるためにはFM出力側のダミー抵抗をショートすればよいが、これは電波法に抵触するため絶対に行ってはならない、あくまで合法的な解決策を取る必要がある。よって今回はアンテナに細工を加えることにした。
先ずアンテナ線を特定する必要がる。元を探っていくとANTとプリントされた箇所がある。


ケーブルが3本あり、金色がFM送信アンテナ、赤が電源(+)、青が電源(-)グランドである。

これでケーブル内のラインの識別ができた。

 さて、とう攻めるかだ!受信状態を向上させるには、アンテナとグランドを引出しFM受信アンテナに接近させれば良い筈だ。先ずアンテナ線(A線)とグランド(G線)を引き出す。本体ケーブル(電源兼アンテナ)の被膜をめくりA線とG線にそれぞれ引出しケーブルをハンダ付けする。


ケーブル引出し

次にG線はカーラジオのアース(グランド)か車のシャシーの金属部分にネジ止めし、A線はフロントグラス付近で左右に分かれるようT字型にする。(それぞれ3m程度)ケーブルは出来るだけ見えないようモールの中へ入れ込む。

フロントグラス付近

フロントグラス付近で左右に分岐させ、車内横のモールにケーブルを隠す


フロント配線

モールへ収納

ケーブルは出来るだけ見えないようにする。このケーブルもこの後隙間とモール内に入れた。

DIONは後部座席左右窓にFM受信アンテナがある。モール内を走行してきたA線はこの窓あたりで外に出す。


後部でケーブルを出す

        

後方窓付近でA線を出す(写真は右後方)

FM受信アンテナはガラス内にプリント封入されている。A線を受信アンテナに沿うようにテープで固定していく。(もちろん左後方側も!)


アンテナに沿って貼りつける

これで、 BT-520のFM送信アンテナとFMラジオの受信アンテナがガラス1枚の距離(2~3mm程度か?)で向かい合ったことになる。これで限りなく送信・受信が接近したことになり、感度がアップする筈だ!早速、走行しながらのチェックをする。

素晴らしい!

その後さまざまなところを走行しているが感度不足や他の電波の割り込みはほとんどない。
非常に満足のできる改造となった。

快適なドライブを楽しんでいます。

よくやった!
(自我自賛)


























 長らく車で使っていたカセットアダプタの具合が最近不調である.ヘッドとヘッドの接触が悪いらしく幾度が分解して調整したがすぐに調子が悪くなる。先月たまたま横浜へ出張することがあり、足を伸ばして秋葉原へ行ってみた。昔から三流の手作り感の強い安物製品が好きである。そこで\398でカセットアダプタホワイトバージョンなるものを発見し購入した。
帰宅後さっそく製品チェック、見るからに怪しい!製造は中華。期待1割・不安9割である。

 さて音質だ。悪くはないが何処かおかしい。取り出してヘッドを確認、案の定と言うかやっぱりと言うかサウンドがモノラルである。
                
     今回購入したカセットアダプタホワイトバージョン

こう言う状況を突きつけられると改造闘志が湧いてくる!!
さっそく改造に取り掛かる。

 先ずは内部構造の確認から始める。
モノラルヘッドが基板に付けられ、オートリバースによる反転を防ぐため、反転時にはフロートギアが筐体の爪に引っ掛かり順方向のみに走行する機構となっている。

                    内  部

                   リバース防止機構

白の両矢印のゴムプーリーの裏側にはギアが付いていてリバース時には左側へ移動し裏のギアが爪に引っかかる仕組みである。

 さてヘッドの交換に移る、適当なステレオ磁気ヘッドを探していたところ、昔(おそらく30年くらい前)に大阪日本橋で購入したステレオカセットプレーヤーが出てきた。懐かしい!!ここから磁気ヘッドを取り外す事にする。

30年くらい前に購入したFujino Stereo Cassette Player

この磁気ヘッドを使おう!

30年ぶりに出てきた懐かしいプレーヤー「Fujino Stereo Cassette Player!」、made in japan である。
ああ素晴らしい!!(このプレーヤーの感想については後日UPします)

 モノラル磁気ヘッドを取り外した、雑にハンダ付けしてありR・Lがまとめて付けてある。

モノラルだー!おまけに表面はキズっぽい  裏はR・Lまとめ付け    

さてヘッドのリプレースだが、磁気ヘッドのサイズが異なるため筐体を削る必要がある、彫刻刀で不要部分を削り落としてフラットにし、ステレオ磁気ヘッドに交換した。
固定板は不要CDをカットして流用、上下のスペーサーとしても利用した。

     削り出し
           グリーン部分を削りフラットにする

     セット
               新ヘッドをセット

 交換OK!バネが不意に飛び出さないようにテープで止めておくとよい。
更に少し斜め上にセットし押し返しが均等にかかるようテープ固定。
     バネ斜め


 いざカバーを戻して音質チェック。室内のラジカセでのテストはOK!!ついに完成か?!  
早速車でテスト。。

半外観   外観

何々!!
オートリバースが起動し再生2秒反転無音2秒を繰り返す、なぜだ、おかしい!!      

再度分解で原因チェック。


小さなギア類は異常なさそうだ、残り3個のギアに問題はないか?
あったあった!!中央の大ギアが異常に重い!トルクがかかりすぎている。
そのためにデッキ側がテープが終了したと誤認しリバースを繰り返しているようだ。

丸ヤスリで内腔を若干拡張し左右のギアも上下への浮きを防ぐため古いカセットテープ内のラバーを切り取りさらにアルミテープでスペースを狭くし、磁気ヘッドが前後に動きやすいように紙のガムテープを貼りつけた。

   アルミスペーサー

最後に接触部分やギアの軸受け部分に綿棒にKURE 5-56を浸透させ塗布し終了!
いざ再度チェック

やったー 素晴らしい!!高音質かつステレオで再生

オートリバースも作動せず、軸受けやギアの回転音もKURE 5-56 様のおかげで無視できるほど静音だ!!


   完成


 音質はFMトランスミッターより格段に良く、音量もラジオの音量で問題なし、カセットを排出した時にラジオの大音量に慌てることもない!!

CDもiphoneも高音質で最高です!!

youtube

作業は、のべ4日(仕事からの帰宅後)で出来ました。チョキ