暑いですねホント。。


というより、一年近く更新していないという脅威的な記録を残してしまった。。


さて、「夏フェス」ですがフジロック・サマソニが微妙になってます。

という事で今年は参戦しません。


しかし!!

大事な事なので二回言います!


しかし!!今回は「大東ロックフェスティバル08」という大学生が主体で開催するフェスに、ひょんな事から

関わる事に。


レーベル初仕事なんで、気合入れてやります!!


URL:http://daitofes.grats.jp/

2007.06.30


・Site Open


NOFXTXERART ROCK CADUALをメインテーマに掲げ、マスメディア主導の「ファッション・文化・思想」からの

INDEPENDENT=独立を目指す。


腐りきった現実と戦う意志を持ちえる者。

自ら行動を起そうとする者。

曇りなき未来を描こうとする者。


それら全ての者達へ捧げる。

手軽にビジネスを手がける事が可能となった2006年が終わり2007年。

果たして今年はいかなるトレンドが生まれるのでしょうか?

非常に楽しみですね!



さて、トレンドが生まれる条件についての考察です。


まずトレンドというものには、メディアが仕掛けるパターン「チョイワル・エロカワ」等々

それから、口コミからジワジワとヒットするパターンああります。


トレンドが生まれるまでのプロセスは別として、大勢が同じ「価値」を求めるという事に変わりはありません。

言葉を変えれば欲求のベクトルが同じ方向に向かう事、それが「トレンド」ですね?


かなり早い結論になってしまいますが、トレンドが生まれる条件というのは以下の2つに尽きます。


1.大勢が同じ欲求を持つ事

2.あるキーワードがそのプロセスを問わず、大勢に浸透する伝達経路が存在する事


このトレンドを生み出す条件を上手く使えば、創作物の市場は拡大するのではないか?

そう筆者は考えています。


現在の創作物市場で最も成熟しているのは、「同人誌・漫画」でありその規模たるや億単位とかなりのものです。

筆者の分野は、グラフィックデザインです。しかしこの分野においての市場はかなり小さく、ドロップシッピングがやっと出てきた程度でそのドロップシッピングもまだまだ成長段階です。

「同人誌・漫画」の市場がなぜこれほどまでに、発展を遂げる事ができたのか?

上記でも述べたとおり、ユーザーが同一の欲求(萌え・二次創作・BL等?)を求め同時にユーザー間で網目のように張り巡らされたネットワーク(コミケ・自己のHP・BBS)から絶え間なくキーワードが伝達していったからではないかと思われます。

よくよく考えれば、我々が現在Web2.0的と呼ばれる物の萌芽は彼等の内部では当たり前に行われていた事なのかもしれません。


一般的な法則として、何を売るにしてもその市場規模がある程度まで拡大しない限り商売は成り立ちません。

従ってまずは市場規模を拡大させる事が目下の重要課題であり、その為にはクリエイター間でのネットワークの成立がかかせないのではないかと思います。


これはあくまで筆者個人としての案ですが、まずクリエイターとユーザーが双方向にコミニュケーション出来る環境を整備する。

もちろんコンテンツ自体のクオリティも重要ですが、まずユーザーが何を求めるのか?を汲み取る必要があります。

次に汲み取った要求から何らかのキーワード(同人誌市場の場合は萌えというキーワードがある)を生み出しそれを、ユーザー側で流通させる。このキーワードがユーザーの欲求とマッチしていれば、欲求が欲求を呼び込むという連鎖が起こり結果としてそれがトレンドになり得るのではないでしょうか?


トレンドが生まれない限り、市場の規模が広がる事は無いはずです。

トレンドがないという事は=ユーザー側はそのコンテンツが不要であると判断できる。


ですから、まずは市場規模を大きくするアイディアを募りたい!


by Spin-96 Project






たった半年でもすっかり勢力図が変わっているのがもはやあたりまえの、IT関連産業。

次から次へと新しいサービスがリリースされ、最近では付いていくのがやっとな有様な筆者ではあるがそれでも

新しいもの好きな性分はどうにもならないらしい(笑



さて、2006年は「mixi」大躍進の年で負け時とヤフーやKDDIが続々と参入をしました。

2007年は、個人や団体規模でSNSを構築するといった形が新しいトレンドとして生まれそうです。


SNS構築:Open PNE


筆者は、そこまで手間をかける事が出来ないのでSo-NetさんのレンタルSNSを使用しようかな?

と考え中でございます。


そろそろ本題に入ります。

SNSをビジネスに活用する為には、どうするか?

それを考えてみようと思う。


SNSは人と人とのコミュニケーションが主軸となっており、このシステムの最大のうまみは大規模なプロモーション(高コスト)を行わずともユーザーを集める事が出来る点にある。

現在最大手のmixiはプレミアム機能というサービスと広告によって収益を上げているが、SNSそのものを商売にするならば恐らくこの方法以外にベストはないと思う。つまり、mixiのビジネスモデルは広告媒体である。

では、このビジネスモデルを個人や団体が運営するSNSで適用できるのか?答えは否。

広告媒体は、より多くの人間に目が触れるものこそ価値が高くなる。しかし、個人が集めれる人数などはたかがしれており従ってそれはビジネスとしては成立しない。アフリエイトやAdsenceの様にお小遣いを稼ぐ程度なら可能だろうが。

つまり、結論としてSNS単体での収益を上げて行くには無理がある。


ではSNSを収益の柱からはずすと、利用するメリットは何であるのか?

それはプロモーションツールとしての利点であると私は考えます。


筆者も現在mixiに参加していますが、一個人のレベルでもプロモーションが行える訳なんです!


具体的な方法は、以下の通り。


1.まずは人を集める為のコンテンツをコミュニティー等で流通させる。


もちろん、無料でコンテンツを提供する訳ですから労力をかけてはいけません!

「最小限の労力・自分が行うビジネスとの関連度は最大限」この条件を満たす事が重要!


2.コミュニティー内部での活動は、自分のキャラクターを最大限に発揮する事。


言ってみればこれはおもてなしという訳です。

SNS等のコミュニケーションツールが台頭して来た背景には、実存世界でのコミニュケーションの希薄化に起因します。

今後もそういう傾向は加速するでしょうし、そうなるとWebへの依存度は相対的に高くなっていきますからコミュニケーションの出来ないクリエイターは淘汰されるかもしれません。

つまり自己のキャラクターの支持をコミュニティで確立すれば、それはもぅファンを獲得したという事とイコールなのです。

もちろんすぐに収益に跳ね返ってはきませんが、見込み客をプールするという意味において大変重要です。


3.上記の1.と2.を繰り返して1,000人程を集めます。

※コミュニティーは一つが崩壊すればそれでアウトになってしまうので、リスクヘッジを考慮する事!

※管理人としてのメンテナンスはきちんと行う。

※可能であればコミュニティを2つ以上運営し、コミュニティの相乗効果を利用して効率よく人数を確保する。


コミュニティーが分散すれば分散するほど、リスクを回避でき同時に様々な人間が集まるのでその価値は大きくなります。

このプロセスには最大限に力を注いだ方がベストでしょう!


4.ある程度の人数を確保した後に、自分でSNSを構築する。


何故SNSを構築する必要があるのか?

大手SNSは、良い意味で情報に溢れておりその分ユーザーの興味・関心は様々な対象に向けられてしまうからです。

ユーザーの興味・関心を売りたい商材に誘導する為にはそういった情報を出来る限り遮断した方がベター。

またSNSの目的をハッキリと明確にユーザーに伝える事で、ユーザー側も何故このSNSを利用するのかが明確になる。

mixiの様な大手SNSは、ユーザー側で利用の動機を自ら見出す様に出来ています。

例えば売りたい商材がオリジナルデザインのTシャツ等の場合、ファッションを語るSNSとして構築し

その内部で商材を露出させていく。

例えば売りたい商材が映像コンテンツだった場合、YOUTUBEをメインテーマに掲げてその内部で露出させる。

要するに重要なのは、商材との関連度が高く自分の商材が露出しても違和感が無い事です!


※1,000人中おそらく50人確保できればいい方かとは思います。しかし、SNSの特性からしてきちんとしたメンテを行えば

少しずつ人数は増加します。


以上1.~4.までのサイクルを根気強く繰り返す事でじわりじわりと売り上げは上がっていくのではないかと

予測しています。


いかがでしょう?

皆様のご指摘をお待ちしております。


by Spin-96 Project








ホワイトカラー・エグゼンプション?


恐らく初耳の方も多いかと思われますので、以下簡単な説明です。


・現在の雇用体系(時間に対しての給与支払い)からグローバルスタンダード方式(成果に対しての給与支払い)へ移行

・残業や休日出勤に対しての支払い義務が消失する。あくまでも成果に対しての給与なので、求める成果を達成するまでに要する時間は勘案されない。


かなり端的に説明していますが、もっと詳しい説明はコチラ→Wikipedia



さて、それでは本題。

この制度をめぐって現在、賛否両論さまざまです。


【賛成側の意見】

・残業代や休日出勤手当て等のコストをカットできる。

・無意味な残業を削減でき、同時に労働者の能力向上が望める。

・企業体力を高める事でグローバル資本主義下での競争力を維持できる。


【反対側の意見】

・サービス残業が実質的に合法化される。

・仕事量と時間の関係性を無視している。

・非正規社員の労働環境が悪化すると同時に雇用も消失する可能性がある。


皆様はどう思われます?

賛成・反対どちらも確かに納得できる意見です。


残業代が出る事をいいことにたらたら仕事をして、能力が低いにも関わらず高給取りな人も絶対にいますよね?

しかし、中小企業などは労働者数が圧倒的に少なくぎりぎりの人数で昼夜を問わず働いてもっている会社もあるでしょ?


じゃ少し極端な例で考えてみます。


あるサラリーマンAさん(25才)がいたとします。

この法案が通って会社の経営陣はすぐさま成果による給与体系に切り替え同時に、非正規社員の50%を解雇しました。


○月○日

社内での新規プロジェクト推進リーダーに選ばれたAさん。

その前日の社内通知で、以下のような内容がきました。

----------------------------------------------------------------

・給与体系に関する新基準策定


○月○日付けで現行の給与体系から以下の5段階の給与体系へ移行します。

確認後に同意書を提出して下さい。

尚この体系に同意出来ない者には、解雇通告書を送付し退職金50万円を

支払う事とします。


【成果報酬基準】


難易度:S 成功報酬50万円 未達の場合は減給処分となります。

難易度:A 成功報酬30万円 未達の場合は減給処分となります。

難易度:B 成功報酬20万円 未達の場合は減給処分となります。

難易度:C 成功報酬10万円 未達の場合は減給処分となります。

難易度:D 成功報酬5万円 未達の場合は減給処分となります。


・詳細

現在人事部にて各社員毎の評価を行っています。

業務の割り振りは、部長・課長・リーダーで担当し社員の評価によって割り振る難易度を決定します。

同意書に捺印された方に対して今後一切残業代および休日出勤に対しての給与は支払われません。


以上


※提出期限:○月○日までに直属の上司へ提出する事

------------------------------------------------------------------------------------------


Aさんが割り振られた難易度はSクラスです。

Aさんが行わなければならないのは以下の7項目


1.進行管理 2.人選 3.業務の割り振り 4.対外折衝 5.外部委託業務の管理

6.トラブルの対処 7.関連部門との話し合い


Aさんは、当初1ヵ月で完了するだろうとの予測を立て安心しきっていました。

しかし、いざ蓋を空けてみれば大きな問題があることに気付きます。


まず、人員が全く確保できないという事。

優秀な者ほど、難易度の高い仕事を任されて他に手がまわらない状況でした。

もちろんいままでもそういう事はありましたが、人数が多いアルバイトや派遣社員の協力で

なんとかなってきました。

しかし!人数が半分に減ってしまっておりとても人手をまわせる状況ではありません。

ここで、じわりじわりとボディーブローの様に新しい給与体系が効いて来ます。

当初は1ヶ月の予定が10日延び、2週間延び結局2ヶ月で何とか達成出来ました。


しかし、この間Aさん以下プロジェクトメンバーのほぼ全員が一日13時間働きひどい時には

2日間会社で寝泊りする事もありました。

また、Aさんが今までもらっていた月額50万が一挙に実質的に月額25万に減ってしまったのです。

Aさんはまだ新婚1年目でちょうど妻の妊娠とこの時期が重なり、入院費用は親から借り何とか

用立てました。そしてプロジェクトが完了したちょうどその日に運良く妻の出産には立ち会えました。


それから1週間後、妻の病室を訪ねると何やら神妙な面持ちをしています。


Aさん「どうした?気分でも悪いか?」

奥さん「あなたに話があります......」

Aさん「話って?」

奥さん「単刀直入に言います。離婚して下さい。」

Aさん「はっ?えっ?えぇ~!!」

奥さん「貴方とうまくやって行ける自信が無いの」

    泣きはじめる。

    「この2ヵ月私はとても苦しかった.......」

    「体調も悪かったし、とても不安だったし寂しかったわ....」

  「それに、知ってるのよあたし。入院費用お父さんから借りてるんでしょ?」
    「これからこの子を抱えて生活するのよ?私はどうすればいいっていうのよ?」

    「もぅ疲れちゃった私......」

Aさん「○○子.......すまなかった。色々と仕事で大変だったんだ」

    「精神的にいっぱいいっぱいで...君の事まで考えてあげられなかった。」

「すまない。ほんとに悪かった。夫として君を支えてあげるべきだったよ!」
    「一番辛い時に傍にいてあげる.....約束したもんなプロポーズの時に。」

奥さん「そうよ....。」

    奥さん泣きじゃくる。

    -沈黙-

奥さん「はあ~スッキリした!」(笑顔)

Aさん「えっ?」

奥さん「嘘よっ!冗談!いや少し本気だったかな~アハハ」

    「いいわ!わかった許してあげるぅ」

「ただ不安だったの!愛が覚めちゃったのかなって」

Aさん「そんな事は断じてない!俺は今も君を愛しているし俺を支えて欲しい」

奥さん「うん!いいわよ!まかせなさい!」

Aさん「お金は俺が何とかするから。」

奥さん「あたしもちゃんと働くわよ!この子はお母さん達に見てもらうし。」

Aさん「いいのか?」

奥さん「いいの!困った時はお互い様よ♪」



さて空想の話はここらで終わりにして、実際に起こりうる事なんですよ!

この法案が通ると!この物語はあえてハッピーエンドで終わりましたけど現実やいかに?


いい面悪い面いろいろですから、もう少し議論を重ねてからやった方が良いと思う。


ただ、労働者のランク付けと成果報酬型は確実に導入されるはずなので一つ具体案を!


①.ランク付けは詳細な能力分析の元に行う。※1

②.要求成果に対して、必ずかかる時間を割り出す。※明確な根拠に基づいて。

③.労働者をすべて、個人経営者として捕らえ正規社員形態は無くす。※2

④.賞与を無くし、要求成果に対しての対価に上乗せする。

⑤.企業は労働者に対して、労働時間及び対価に対しての妥当性を保障する。※3


※1 業種毎での統一評価基準を作成しそれに基づく。

※2 ようはフリーランス?全労働者を流動的な形態へシフトさせ月単位、日単位、週単位、年単位等である一定額を契約料として支払う。契約料は業種毎の相場を算出し、※1の基準と照らし合わせる。

※3 明らかに、労働時間が長くなるにも関わらず不当に対価を減少させる事が出来ない様に法制化!


②.が一番ネックですよね....仕事のこなし方って人それぞれですし。



意見を求む!




A. トフラー, H. トフラー, 山岡 洋一
富の未来 上巻
A. トフラー, H. トフラー, 山岡 洋一
富の未来 下巻
ノーム チョムスキー, Noam Chomsky, David Barsamian, 藤田 真利子, デイヴィッド バーサミアン
グローバリズムは世界を破壊する―プロパガンダと民意









2006年に最もブレイクした「Web2.0的サービス」にmixiが挙げられる。


さすがにコレだけ普及しているので、mixiってなんぞや??な方はいないとは思うが念のため...

mixiとは日本におけるSNS の最もメジャーなサイトである。


さて、このSNS なるものを商売にどうすれば役立てる事が出来るのか?

そもそもSNS を商売に役立てる上で、一体全体どういうメリットがあるのか?それを考えて行こうと思う。


・SNSの特徴

連鎖的に人間の輪が拡大し、それに伴いサービス自体もより洗練される。

BLOGよりも圧倒的に、ユーザー間のコミュニケーションが生まれやすい。

ユーザーの興味・関心が被るもの同士でコミューンを形成する。


・広告媒体としての価値

コミューンが=ユーザーの興味・関心を示しておりそのカテゴリに適した広告を表示させる事で絶大な効果がある。

紙媒体や、映像などに比べコストパフォーマンスに優れる。

ユーザーの思考ルーチンを把握しやすく、トレンドの設定が容易である。


以上がSNSの特徴と、広告媒体としての価値な訳だがそれをふまえた上で本題に入ろう。


僕も含め、クリエイターが一個人で商売をしていくのはかなりの労力を要する。

コンテンツの作成に始まり、プロモーション方法やトレンドの把握など全て独力で行わなければならない訳ですからね!

ただ、最近では「ドロップシッピング」 と呼ばれる新しい流通形態も出てきてかなりやりやすくはなっています。

そこで!僕が個人的に考えたフローを書いていきます。

得にもならないと言う無かれ!個人でコンテンツを販売するという形態が普及しない限りはそこにお客はよってこない。

まぁ、成功する保障はないんですけど要するにみんなで売れる方法を考えてみんなで稼ぎましょうと言いたい訳です!

ですから、このBLOGを通じてWeb2.0のキモとでも言うべき「マッシュアップ」を期待しています。


では始めに.....


1.商売を始めるにあたっての心得

クリエイターだからといって、自分の価値ばかりをお客へ押し付けようとするのは避ける。

お客は「神様」ではないが、お客が支払う金額に対しては99.9%そのサービスを保証する事。

絶対に売れる法則というのは存在しない!自分の「知」の限りを尽くす。

最低限度のクレーム対応はマスターしておく事。

常に情報はオープンに保つ事。


2.商売を行う上で必要なスキル

Webは常に淘汰と成功の2局面!そのサービスに利益は生まれるのかを常に考えるスキル。

商売をするにあたっての主なフィールドであるWebは常に新しいサービスが生まれユーザーも流動的であるから

むやみやたらにトレンドに乗っかるのではなく、きちんとした戦略の元にサービスを利用する=戦略スキル。

自分が考えている事を人に伝える事=コミュニケーションスキル。

最低限、必要な知識(HTML・CSS)を理解しそれを形に出来るスキル。


以上があくまでも最低限に必要なモノ。

上記を持っている方という事を前提に、話を進める。


【顧客誘導フロー】

個人レベルで顧客を獲得して行く、これこそが最初にして最大の難関なのです。

おおよその方は、これでつまずいて挫折してしまう様に思える。

そこで、まず我々がお手本とすべき企業はどういった形で集客を行っているのでしょう?

これは単純です。「広告」により、お客の興味・関心を集める事!

しかし、個人レベルのサイトで「広告」なんて無理じゃん!と思うでしょ?違うんですよ~これが!

よ~く頭を捻って考えてみて下さい!企業は人間の集まる場所にしか「広告」はだしません。

自分が利用しているWebサービスで人が集まる場所を利用していませんか?

例えば、このアメブロ!上位ランクに入る人は毎日何万PVというアクセスがある。

mixiに関してもそう。つまり、自分で広告を打てるスペースはすでに確保しているんです。


具体的に示せば、こんな感じ。


①まずは自分のコンテンツで人を集める。

例えば、Web小説や素材屋さん、はたまた壁紙配布サイト等。

言ってみれば「撒き餌」としてのコンテンツな訳ですから、最小限の労力と最大限

売りたい商材とマッチするものが望ましい。

一番オススメできるのは「mixi」のコミュを利用する事!コミュで壁紙を配布したり、小説を披露したり

写真を掲載したり。


・ちなみに、僕が主催しているコミュのID・

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1492393

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1384923


②集まったユーザーを徹底的に観察する。

何を求めているのか?

何を考えているのか?

どうすれば、関心を向けるのか?

mixiコミュでの交流を通じてある程度は把握出来ると思います。


③集まる人数が1000人程度になってきたら、自分のSNSを構築。

言ってみれば囲いこみってやつです。

mixiは非常に多面性を持ったSNSであり、それゆえに人が集まる。

しかし、ユーザーの興味・関心が逸れる確率はかなり大きい訳で購買には結びつきにくい。

恐らくは1000人の内、50人程度移行すればいい方だとはおもいますがそれで全然構いません。

SNSはユーザーがユーザーを呼び込むので、50人からでもかなり増やせます。


ざっとこんな感じが顧客誘導フローな訳です。


しかし、この先は正直まだ予測が付きません。ただ言える事は、SNSという独立国が無数に誕生し群雄割拠の時代が

訪れるという事は確かだと思います。

いつの時代も大衆というのは、「カリスマ」を求めますから「カリスマ」になりえる素質を持ったクリエイターはかなり

稼ぐでしょうし、反対にセンスがいくら良くてもコミニュケーションスキルが無い者は淘汰される。

次代はひょっとすると、芸術性よりも人間性といものが作品を評価する価値基準になるかもしれません....。






















世の中では、腐るというかもぅすでに腐っているのかもしれないですけど...「美」という言葉が良く使われますね!

これは僕の持論ですが、「言葉」にも価値が存在します。


例えばあるキーワードを「商品」と捕らえ金額に換算して1万円の価値とします。

内訳はこんな感じで~


希少性:5千円

社会への影響力:3千円

機能性:2千円


では次に、いったん「言葉」は置いておき商品価値といものを考えます。


・商品価値を構成するものは何であるか?


①.希少性 ②.社会への影響力 ③.機能性


不思議な事に、商品価値の内で一番大きなウェイトを占めるのは希少性なんですね!じゃ希少性って?

これは、単純にステータスの象徴なんです。つまり希少性があれば商品の価格は上がり、結果として富裕層しか

最初は買えません。

次に社会への影響力、これは目新しさであったり社会へのインパクト(生活が変わる様な?最近ではPSPやワンセグ、mixi)の事を指します。

最後に、機能性(PSPやワンセグ、mixiを機能性で捕らえると暇つぶしツールORコミュニケーションツール)です。

この三つを総合して、商品価値が決まります。

しかし、価格というのは常に変動するものでその変動が起こる要因を考えて見ましょう!


・価格変動要因


①.希少性の低下

富裕層の需要が満たされる---供給過剰で下降圧力→中流層の需要が満たされる---供給過剰で下降圧力→下流層へ---供給過剰で下降圧力→希少性消失といった流れですね。


②.社会への影響力の低下

その分野におけるいわゆるマニアの需要が満たされる---供給過剰で下降圧力→一般層への普及---影響力低下→影響力消失

といった流れです。


③.機能性の低下

最新の機能性を求める需要が満たされる---供給過剰で下降圧力→機能性の低下---供給過剰で下降圧力→新機能の登場---機能性で劣る為下降圧力→機能性の消失といった流れになります。


以上が価格変動要因ですが、「言葉」というのもこれとまったく同じなんです。


その言葉がもつ価値も、希少性・社会への影響力・機能性といった形で捕らえる事が出来るんですね!

冒頭ですでに腐っているかもと述べたのはその為なんです。

あまりにも、メディアで「美」とい言葉が安易に使われその言葉自体が持つ価値が消失しているんです。


僕は別に右翼でもありませんし、ナショナリストでもありませんが一日本人としてやはりそれは苦言を呈さなければならんと...。

大和から脈々と受け継がれてきた、日本が世界に誇れる「美意識」を日本人が壊してどうするんですか?

日本という国から「美徳・美意識」が消えてしまったから今日の様々な問題が出てきている様に僕は思うのです。

官僚は公僕たる身を忘れ、民草から平気で搾取を行うし民草は同胞同士で過酷で熾烈な蹴落とし合いをするし、子供は子供で自殺にまで追い込むようなイジメをするし。


一番に頭にくるのは、マスメディアが「格差社会」やら「勝ち組・負け組み」やらを一生懸命に宣伝する。

彼らが言いたいホントのところは、まだまだ儲けたい!まだまだ豊かになりたい!なんです。

恣意的に恐怖をあおってあたかも、「負け組み」という枠に入ってしまうと人生が破滅してしまう様な言い方をしてます。

儲ける為には、日本のGDP成長維持が不可欠ですしその為には国際競争に勝たなくてはなりません。
しかし、国際競争に勝つ為の社会構造を日本は持っていなかったんですね!
じゃ改革して、米国式の経営を取っ付けてとやってはみるものの思ったよりも効果が上がらないし何よりも
モチベーションが低い。つまり豊かになりたいと思う人が少ないと。
そこで、まずはアメを与える。アメというのは、国民にとって飲み込みやすいフィクションです。
「株」で楽して儲けました~IT社長になると、こんなに豪勢な生活が出来ます!
人間というのは、やっぱり欲がありますんでそういうのを見せられると段々に憧れが出てきます。
そして、たくさん儲ける事は善であり生活レベルの低い人間は価値がない道具と一緒だよ~とムチを与える。
誰だって、自分が道具みたいに扱われるのは嫌ですよね?嫌なら競争社会で勝ち残れ!さもなくば、君は道具にされるぞ!
と恣意的な情報を流す。もはや選択肢はないかの様に。
意図的に、競争を煽りメンデルの法則の様に優性な人間を抽出する。残りの人間は、必要ありませんけど道具になるのなら
お金あげてもいいですという社会が出来上がる。


いいですか!日本は、もぅ経済大国としての位置に執着すべきではなく執着しても、BRICS諸国に早晩追い抜かれるはずです。

いつの時代にも、繁栄と衰退の繰り返しなわけですしましてこれから先進諸国の仲間入りという「国家統一目標」がある国と「自分は自分だ」という個性を重んずる国とでは、エンジン構造からして違う。

日本自身を振り返ってみるといい!日本が今日の経済大国にのし上がったのは皆が豊かになりたいと切に願い、同時に皆が努力と忍耐と絶え間ざる向上心をもっていたからではないですか?それこそがエンジンの性能を飛躍的に向上させてわずか半世紀足らずで世界第2位の地位を獲得したんでしょう。


そもそもの前提からしておかしい。僕は儲ける事が悪だとは言いませんが、その儲け方に問題があると言いたいのです。
日本の経済と社会を真っ当な志でもって、導きその結果としての対価ならいくら儲けても全く問題じゃありません!
それに志の低き者に対しては無駄に富を配ってはいけません。しかし、志の高低に関わらずその労働に応じたキチンとした対価は正当に支払われるべきです。また他者の富を喰らい、自らの富にするのは志の高き者ではありません。
別に懐古主義的な事ではなくて、もう一度根っこにある部分を見直すべきという事。

根っこというのは、「武士道精神」や「美徳」といものですね!これこそが日本の宝であり、なによりも大切にしなければ
ならなかったものじゃないですか!


長くなってしまいまいましたので、そろそろ結論を書きます。

日本人が使う「美」とは元来、内面的なものであり決して外面的なものではないのです。
しかし、言葉というのは冒頭で示した通りに安易に使われすぎるとその価値自体が減少し遂には、消失してしまうのです!


個々人がメディアとしてのBLOGを獲得した今日では、様々な表現者が存在します。
僕もこのメディアの代表として、また一表現者として皆様に訴えたい!

世の中に出回っている広告や、既存メディアが声高に歌う「美」は果たして本質を現しているのか?
単に利を稼ぐ為の陳腐な言葉に成り下がっていないのか?


「美脚」「美肌」など女性がターゲットとして、設定された広告やメディアでの露出頻度が特に高い。
一般論になるが(フェミニズムやジェンダー議論は省きます。)女性はその美を誇示する事で、男性の保護を獲得します。
では何故、そうゆう形での世論が形成されたか?男性が美の本質を忘れたからに他ならない。
女性の外面的な魅力(性的な誇示)にのみ美を見出し、内面の美といものが見れなくなっている。
今日の鬼婆化する女性を生み出した張本人は他でもない、我々男性自身だと自覚し男性自身が美の本質を理解すべきなんですよ!悲しいかな我々は、愚かにも自分で自分の首を絞めている。


日本男児への回帰を僕は切に願う!
外面がどうこうではない!着物を着たり、坊主にしろというわけでもない!
日本男児として、徳を重んじ忠をたて美を理解し我々の誇れる文化を再興しませう。








コミックから発展し映画化でさらにブームに拍車がかかるDEATH NOTE だが何故ここまでのヒットを生み出したのか?

今回は、その背景に着目しながらこの国の行方について考えてみたい。


まずこの作品の読者層だが、10代から20代の若者である。

すこしお年を召した方には、お解りになられないかもしれないが現代に生きる若者にとってネット空間や映画、漫画といったエンターティメントはもはや娯楽ではなく一種の自己投影装置である。

筆者もまだ、若者というカテゴリに入る年齢であるが同じ若者としてこの現実世界を眺めて何が見えるのか?


まず第一に目に付くのは、これ以上すすみ様のない程に精神の荒廃が進んでいるという事。

第二に誰を信用できない世界がきつつあるという事。

第三に他者から発せられる、潜在的な圧迫感があるという事。

とにかく結論として、現実世界は憂鬱で非常に生きづらく、崩れそうになる精神をやっとこ支えているのが現状。


しかし、それでも人間の生存欲求から簡単には死にません。

人間の精神は強い抑圧を受けると、何かしらそれを昇華させるはけ口が必要になります。

つまり、それが仮想現実としてのネットや漫画な訳ですよ!

そこで一つ考えるのが、どの仮想現実が自分にとって一番心地良いのか?です。

仮想現実は、現実世界において抑圧されている自我を思う存分に開放しなければなりませんし、

それがなければ現実逃避にはなりませんからね。

という事は、彼らに支持を集めるコンテンツこそが彼らの心情を表しているという事になりますよね!


では本題に入ります。

DEATH NOTEはいかなる性質をもったコンテンツであるのか?まずはそれを分析していきましょう。


【主な登場人物】


・夜神月(やがみ ライト)・


本作品の主人公であり、現実世界においては恐らくありえない人物設定である。

父親は警察幹部であり、優しい母親といっけん能天気な妹との4人家族で裕福で幸せな家庭。

本人は超が付く程の明晰なな頭脳を持ち、同時に容姿端麗で女性の扱いにもこなれている。

さらには、手先が器用で身体能力はテニスの大会において全国制覇を二度遂げる等ともはや超人である。

少々シニカルな性格だが、正義感も強いように思われる。

DETH NOTEの存在によって「犯罪者の存在しない世界」すなわち「新世界の創造」を目論む事になる。


・L(エル)・


主人公のライバル?的な存在。

主人公に負けず劣らず、非常に明晰な頭脳を持つと同時に直感的に物事を理解する事に優れている。

世界一の探偵として、その名を轟かせ全世界の警察組織を動かせる唯一の存在。

自らが現場に赴く事なく、資料や証拠などから丹念に時に大胆に推理を行い次第に夜神月への疑いを深める。

頭脳戦においては、同等かそれ以上の能力を発揮したがさすがの彼でも死神という不確定要素まで

先手を打つ事が出来なかった様で死の結末を迎える。


このコンテンツは主にこの二人の関係性において、進行していくので残りの人物は割愛させていただく。

なお、WiKi Pedia で詳しく解説がなされているので参考にされたし。



【ストーリ展開】


・以下Wiki Pediaより引用

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第一部

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」

2003年11月28日、校庭で死神 リュークが落としたデスノートを手に入れた、日本の高校生・夜神月(やがみ ライト)。自分の行為を正義と信じる月は、犯罪者のいない理想の新世界の神になることを誓う。月は、世界中の犯罪者の名を次々とノートに書き込んでいき、やがてその存在に気付いた大衆は、殺し屋 = Killer の意味から「キラ (KIRA) 」と呼び始め、キラを「」とする者まで現れた。

一方、キラの存在を察したICPO (インターポール)は、手がけた事件は必ず解決に導くとされる「L(エル)」と呼ばれる謎の探偵にキラ事件の調査を依頼。Lは、全世界の警察を掌握できる唯一の存在であり、その本名はおろか、居場所も顔も一切謎に包まれている。

キラを「悪」と考えるLは、綿密な方法で「キラが日本の関東にいること」を証明し、日本に捜査本部を設けキラに挑む。こうして二人は、お互いの正体を暴く為に、それぞれの正義を掲げて対立することになる。



第二部

第一部から5年後の2009年、2代目Lとなっていた月はキラとして、警察の裏のトップとして世界の本格的な改革に乗り出す。キラとLの見せ掛けの勝負を演出する裏で、月は世界中のキラ信者を確実に増やしていく。

Lの死の直後、「Lの後継者」として育てられたニアメロにLの死が告げられていた。常にニアの二番手だったメロはニアに後継者の座を譲り、ワイミーズハウスを出てゆく。その後、ニアを中心にアメリカでSPK(Secret Provision for KIRA)(キラ対策本部)が設立される。

そして2010年、謎のマフィアによって夜神粧裕(月の妹)が誘拐され、警察庁の保持するデスノートとの交換が要求される。この事件の対処にSPKも加わるが、月指揮の下、ノートは奪われてしまう。SPKの中心人物・Nは2代目Lである月の無能振りを批判し、アメリカでの2代目Lの実権は自分が握っていることを明らかにする。月はその後の調べによって、誘拐犯もNも、Lの後継者であるメロとニアであることを知り、敵対心を募らせる。ニアはキラを捕まえるため、メロはキラを先に捕まえることでニアを超えるため、月は2人を殺すため、3者のプライドを賭けた戦いが始まる。

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コミックを読まれた方でないと、恐らく理解出来ないとはおもいますが。

このDETH NOTEは多元的な要素が詰め込まれており、その要素とは現在の若者の深層心理と重なるわけです。


では、このDETH NOTEの持つ要素とは何であるか?をいくつか挙げたい。


まず、第一に注目すべき点は、現実ではあり得ない完璧すぎる人間(選民思想)を描いているという事。

これは、ライト・エル両人に当てはまる。

あくまで筆者の推測になるが、現実世界において抑圧の度合いが強ければ強い程に仮想世界において

求める自我像は肥大する。

すなわち、現実世界において満たされない自我は極めてもろい状態である。

特に若者は、経験値が少なく表面的にはプライドが高いが、その裏づけたるものを持ちえない。

誰しも、他者より有能でありたい・特別でありたいと願うでしょう。

また、既存の教育システムもいわゆる偏差値基準であり、画一的な基準を用いて個を評価するのがまだまだ当たり前です。

そうなると、どうしても他者との競争は避けられませんし、その影響もあって自己肯定感に対する飢餓的なまでの欲求が

現代の若者にはあるように感じられます。



第二に、神の視点とも言える立ち位置から世界を相対化し、「死」という究極の抑止力によって世界に変革を促すという事。

現代の若者に対して、世間の抑圧は異常と言える程の高まりを見せている。しかしながら、若者の視点から世間を捉えた時に

世間はどう写るのか?それを考えるべきではないか?

いい年といわれる様な男性が、女子高校生や女子中学生を買春する。

他者への批判をする割りには、往々にして無神経極まりなく自己責任という言葉を知らない。

(LD事件・耐震強度事件等々)

まぁ挙げればきりがなくなりますので、この辺でしまいにしますが要するに大人に対して尊敬など微塵も感じていない。

もしくは、軽蔑し蔑んでいたりもする。しかし、若者というのは社会からの庇護がなければ生存できません。

精神的にも肉体的にもまだまだ経験値が足りませんからね。

しかしここで描かれているように、超人的な人間性とDETHNOTEという「力」を手に入れればどうでしょう?

仮にそれが私ならば、間違いなくライトと同一の思想と行動ももって社会を変革しようとします。

つまり、力の欲求がこの作品では反映されている訳です。

しかも、その力を行使する対象は基本的に罪人のみという逃げ口上付きでありますから、若者独自の暴力性や

理想・使命感などを昇華させやすいのですね!



第三に、ライト・弥海砂の関係性です。

競争が激化すれば、当然のごとく敗者もでてくる訳で配分できるパイが減れば減る程、勝者にそれは集中します。

敗者が敗者である分には、まだ良いのですが現在の状況は一度敗北すると二度と這い上がる事が出来なくなり

社会的に抹殺されてしまい結果的には弱者になってしまう。

人間というのは、弱者になった時が一番恐ろしいもので弱者同士で、さらなる淘汰を行ってしまう。

弱者はより自分より弱い弱者を軽蔑し打ち負かす事で、何とかその自我を保とうとします。

父権社会では競争と淘汰によって、自己の利益は最大化します。

そして、父権社会に適合し自己と、その周辺に利益を運ぶ役割には男性が望ましい。

では父権社会において、弱者に陥った男性はそのはけ口をどこへ求めるのか?

それは更なる弱者である、子供や女性なのです。

この心理には、複雑なパラドクスが含まれており自己肯定をしてくれる存在としての女性と、征服し自らを例え虚構であっても

勝者たらしめる存在としての女性、この相反する感情を弥海砂は満たしているのです。

つまり、厳しい競争にさらされている若者(男性)は、女性に対して抱擁と安心感を求めると同時に従属させる事で

傷ついた自我を癒す存在になる事を求めていると言えるのです。


余談ですが、昨今多発している児童虐待や小学生殺傷事件・女性に対する通り魔的な殺人

などの原因もこれにあると思われます。

そのうち統計をとってみるつもりですが、おそら競争力の弱い地域と事件の発生率は比例しているのでは?


~閑話休題~


【メタファーを含んだストーリ性】

作者の意図する事かどうかは、別としてこの作品の最も重要なテーマは善悪の価値についてであると私は考えております。

善悪とは必ず害をこおむる者と利を得る者の間に存在し、その立場が異なれば同時に善悪も異なる。

また善悪とは、共同体を構築する上で人間が生み出した観念であり、あくまで人間の主観に依存する概念で

そこに正義などというものを持ち込むのはおかしいのです。

つまり善悪というのは、神の意思でもなければ神聖な意義を持つもでもなく、利と害がどちらに立場にあるかの違いでしかない。

ライトとエルそれぞれが、それぞれの正義を賭けて対決しますが結末は両者とも消滅(死)である事にそれが現れています。

最近では、メディアや2ch等による叩きが見られます。恐らく正義を代表してジャスティスを行っているつもりなのでしょうが、

おおいなる偽善としか表しようがありません。というより、卑怯で愚劣極まりない。

自己や自己の属する共同体に対して、害がもたらされるのであれば合点がいきますが利も無く害も無い他者に対して

攻撃するのは単にヒロイズムや優越感に浸りたいだけではないか?


この作品はそういうアンチテーゼを多分に含んでいる気がします。




さて、以上が現代の若者が持っている潜在的な欲求な訳ですが、それを踏まえた上でこの国の行方について考えてみたい。

※ここからはあくまでも、筆者の独断と偏見によって書かれた予測論であり何ら根拠を保障するものではありません。



未来を語る上で重要な事は、現在の状況というのをまず正確に把握する必要があります。


現在の日本国の状況は、熟れきった柿と一緒です。

自らの重みによって自然に地に落ちるか、はたまた鳥がくちばしで突付いてその身を食い荒されるか...。


実存としての日本国はもぅとっくに存在していない気もします。

だってそうでは無いですか?

ありとあらゆる共同体は崩壊し、自己の利益ばかりを求める。

他者への情というものが無くなりつつある。

精神的な荒廃の度合いがかなり深い。

そしてこの状況に本気で憂いでいる大人が少なすぎる。

国を成り立たせるのはそこに存在する民草であるから、その民草が国を忘れた時に

亡国への序章が始まるのです。



このまま荒廃がすすめば、内戦か外国(朝・露・中)との戦争になる公算が高い。

また、現実にそういう兆しが表面化してきている。

筆者としては、対外戦になる前に止まって欲しいしそうなる事を切実に願う。

あまりにリスクが高く、もしかすると世界地図から日本は消えているかもしれない。

三国から核を打ち込まれたらあっという間に終了ですからね。

日米安保だって実際のところ機能するかどうか怪しいものだし、この三国対日米では勝ち目が無い。



しかしながら、この国はいつもそうだった。

腐りに腐りきってもはやどうにもならない時に、天地がひっくりかえるほどの離れ業をやってのける。

そしてその革命の主導的役割を果すのはいつも、若手で気鋭の思想家や学者であり武士であった。

彼らのスピリットを継承する者達の手によって、革命が起こるか亡国になるのが先か....。



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