ヴィンテージデニム好きなら一度は耳にしたことがある名品、
「Levi's 70505 BIGE」。
1960年代後半に登場したこのデニムジャケットは、
アメリカンカジュアルの象徴ともいえる存在であり、
現在ではコレクター垂涎のアイテムとして
高値で取引されています。
しかし、「70505」と「BIGE」の本物を見分けるのは
意外と難しく、
近年では復刻や類似モデルも多く出回っているため、
正確な知識が求められます。
〜真贋判定と6つのチェックポイント〜
ヴィンテージデニムを語るうえで避けて通れない名作、
Levi’s(リーバイス)70505 “BIG E”。
この記事では、
70505 BIG Eの真贋・年代を見分ける6つのポイントを、
信頼できる一次資料
(Levi’s Vintage Clothing、DenimBrothers、ヴィンテージ専門店記録など)
をもとに整理しました。
※個人的に調べたモノなので楽しむ範囲で読んでください
1. 赤タブ=“BIG E”
✅ 真実:大文字E=BIG E(1971年以前)
胸ポケット脇の赤タブに「LEVI’S」と表記され、
“E”が大文字ならそれが通称「BIG E」。
1971年にリーバイスはロゴ変更を行い、
“e”が小文字に変わりました。
BIG Eタブ:〜1971年
small eタブ:1971年以降
🧠 補足: “Eの大文字/小文字”は唯一の明確な年代境界線。
これが本物かどうかを判断する最初のステップです。
胸ポケット脇の赤タブに「LEVI’S」のEがすべて大文字なら”BIG E”。
– 1971年以前の初期型で希少価値が高い
2. サイドポケットの有無
✅ 真実:70505にはサイドポケット無し。70506以降に追加。
無し → 1960〜70年代の70505
有り→ 1984年以降の70506(BIG Eではない)
📌 補足:
70505と70506は混同されがちですが、
70506は70505の後継モデル。
「ハンドウォーマーポケット付き」という点で見分けがつきます。
3. ネックのバックパッチ(紙パッチ)
3. ネック部分のバックパッチ(紙パッチ)
✅ 真実:形状で年代を推定可能
八角形パッチ(70505-0217など) → 1967〜68年頃の初期BIG E
横長スリムパッチ → 1969〜70年代前半(BIG E末期〜small e移行期)
📌 注意点:
紙パッチは破損・欠落している個体が多く、
補助的な判定材料として扱うのが正解です。
4. ケアラベル
✅ 真実:1971年以降に導入
ケアラベルなし → 1960年代製造(BIG E期)
ケアラベルあり → 1971年以降(small e期)
📌 補足:
リーバイスが洗濯表示タグを導入したのは1971年前後。
したがって、
ケアラベル付きでBIG Eは基本的に存在しません。
– ケアラベルがある → 1
971年以降の製造。つまりBIG Eとは重ならない。
– ケアラベルが無ければ1960年代の可能性大 🎯
5. ポケットフラップ下のバータック糸色
✅ 通説:オレンジ糸=70505、レモンイエロー=557XX初期
557XX(1962〜66年頃)→ レモンイエロー糸
70505(1967〜)→ オレンジ糸
🧠 補足:
この糸色の違いは
「モデル変更(557→70505)」のタイミングで発生した仕様変更。
オレンジバータックがあれば
70505期=BIG E世代の可能性大です。
– 70505ではオレンジ糸を使用
– 557XX(初期T3ジャケット)では
レモンイエロー糸だったのが、すぐオレンジに移行。
6. ボタン裏の刻印&形状
–
✅ 真実:数字刻印は工場コードで、年代推定の参考に
一桁 or 二桁の刻印(例:52, 524など) → 1960年代生産工場
形状:ドーム型 → 初期、フラット型 → 後期
📌 注意点:
刻印番号は工場を示すもので、
番号=年代とは限りません。
ただし、一桁刻印は
おおむね1960年代以前の特徴として認識されています。
年代別まとめ
| 年代 | 特徴 |
|---|---|
| 1967–68 | 赤タブはBIG E、ネックパッチ70505-0217、オレンジバータック、ボタン裏1桁刻印、ケアラベル無し |
| 1969–71 | 70505、BIG E、横長ラベル、同様のバータック |
| 1971–73 | 赤タブがスモールeに移行、ケアラベルあり、ラベルは縦長になる |
| 1973–84 | スモールe、ケアラベル、手暖ポケット無し |
| 1984以降 | 手暖ポケットあり、小eラベル、ケアラベルあり |
イラスト付きまとめポイント
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赤タブ:BIG Eか?
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サイドポケットの有無
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バックパッチの形(0217など)
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ケアラベルの有無・位置・材質
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ポケット下オレンジバータック
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ボタン裏刻印・形状
チェック方法
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赤タブの文字を確認。全大文字ならBIG E。
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サイドポケットなし=初期型。
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ネック内側パッチ、手元で見えるなら写真に撮って識別。
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ケアラベルがなければ年代が絞りやすい。
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ポケット裏をめくってオレンジ糸か確認。
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ボタン裏の数字(例:52、524)を調べ、年代判定。
まとめポイント
結論:真贋を見極める黄金ルール
「BIG E」+「サイドポケットなし」+「ケアラベルなし」
=本物70505(1967〜71年)
特に70505-0217は
初期BIG Eモデルとして最も人気が高く、
状態が良ければ市場価格は
10〜20万円前後になることもあります(2025年現在の相場)。
初期の「70505-0217」は特にレアで、
上記の特徴に該当すればコレクター価値大!




