リプトンの研究と人生を変えた閃きの瞬間・・・『「思考」のすごい力 』より(5) | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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さて今日は、昨日お約束した、
リプトンの研究だけではなく、人生をも大きく転換した、
直観的閃きの瞬間の素描をご紹介します。


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プロローグ

わたしの人生が変わった瞬間


 ・・・・・・

 カリブの紺碧の海に囲まれたエメラルド色の島。
 その地でいきなり、ある科学的な真実がひらめいた。
 そしてその瞬間、生命の本質について、

わたしがそれまでもっていた信念は、見事にうち砕かれた。


生命は遺伝子に支配されていない

 人生を変えたその瞬間は突然やってきた。
 細胞がどうやって自らの生理的状態や行動を

コントロールしているのか、そのメカニズムに関して

自分が行なってきた研究を見直していたとき、はたと気がついた。

 細胞の状態は、細胞をとりまく物質的・エネルギー的な

環境によって基本的にコントロールされていて、

遺伝子はほんのわずかしか関わっていない、という真実に。

 遺伝子は分子でできた単なる設計図で、

細胞や組織、器官をつくるときに参照される図面にすぎない。

 遺伝子が“設計図”ならば、環境は“建設業者”にあたる。
 建設業者は設計図を読みとり、必要な部分をうまく組み合わせ、

責任をもって細胞を構築する。

 つまり環境こそが細胞の生命のあり方を左右する。
 そして何より、その細胞が環境を「認識」することによって、

生命のメカニズムが動き始めるのだ。

 この洞察は、わたしの人生、さらには、

あらゆる人たちの人生に大きな影響を及ぼしかねないものだ。
 細胞生物学を研究してきたわたしには、それがよくわかった。

 わたしたちはそれぞれ約五〇兆個の細胞からできあがっている。
 この事実をしっかり把握したうえで、わたしはもっぱら、

単一の細胞についての理解を深めるために研究してきた。


 一つの細胞のことがよくわかれば、

人間の身体を構成する細胞集団のこともわかると考えていた。
 いまもその考えは変わっていない。

 

 

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テキストでは、この点に関する専門的な研究についても、

かなり細かく書かれていますが、ここでは省略します。

 

リプトンの気づきのユニークさは、

最後に書かれているように、

徹底的に1つの細胞について考え抜いた結果として、

 

秘教的~ラージャ・ヨーガ(あるいはギャーナ・ヨーガ)的に言えば、

ダラーナをし尽くし、その先のディヤーナも頻繁に経験した先に、

ある瞬間、サマーディの状態が訪れ、

一瞬にしてそれまで立ちはだかっていた厚い壁が崩れ、

全てが整合的におさまる新しい世界を垣間見た、

ということだと思います。

 

その後の彼の研究~人生は、

それを形(想念形態~他者にも分る理論)にしていくことに、

費やされるわけです。

 

閃きは一瞬であっても、形にするのは一朝一夕には終わらず、

また、その新規性ゆえに、

そこから従来のパラダイムではうまく説明できなかった問題に対し、

新しい発見が次々に生まれてきたのだと思います。

 

そんなわけで、彼のその後の人生は、

止むことのない創造的発見に満ちた、

充実感のある幸福なものになったわけです。

 

このシリーズの最初に紹介した文章にあったような、

研究者としてはある程度の成功をおさめていたものの、

実生活は混乱し、不幸のどん底のような状態から、

見事に大転換を果たして、人生の勝利者になったわけです。

 

この企画の目的は、彼が味わったそのような体験を、

参加者の一人ひとりに追体験していただくことによって、

皆さんに人生の勝利者としての道を

歩み始めていただくことにあります。

 

そして、そのような人が増え、

一まとまりのグループとして協力することによって、

混乱し、不幸のどん底のような状態にある人類が、

目前の壁を突破し、勝利者としての道を、

歩み始められる力となることに、あります。

 

さて、どんなことになるのか・・・お楽しみに!

 

「私もそのチャレンジに加わりたい」という方は、

今からでも、こちらから、お申し込みください。