基本的な真理3『Hyの出現』第三章「人類の進化過程の背後にある勢力」~「アバターの教義」(4) | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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昨日まで、アバターおよびその教義に関する

一般的なルールとして、

1 慈悲の法則

2 神の事実

3 啓示の連続性

4 人類からの必然的な反応

5 進歩

6 超越

のようなポイントがある、ということを、

紹介してきました。

 

アバターというサンスクリット語の原義は、

「遠くから降って来る」ことで、

「高き源から承認を受けて降り来て、

降り着いたところに恩賜をもたらす」

という意味をもっていると言われます。

(『キリストの再臨』)より

 

インドの言葉ですので、地球人類を教え導くために、

宇宙からお越しくださった真の聖者=神の化身を、

指す言葉として使われてきて、

クレーム氏は、現在地球上に、そういった方々が、

(ほぼインドに確か)24名存在されている、

と語られていました。

 

しかし、ここで語られているのは、

この惑星=地球内で人間としての進化を完成された上で、

人類を次のステージに導くために、

まったく新しい啓示を携えて来られる方も含んでいるようです。

 

その代表が、キリストと仏陀、とのこと。

このお二方は、地球人類からの出身者であり、

したがって、私たちの先輩、

何十憶、何百億という人類の魂の長兄というべき方たち

であるがゆえに、私たちには親しみやすく、

霊的にもっと進化した存在が宇宙からのゲストとして、

来られていたとしても、人類にとっては、

最も重要性な方たちだということです。

 

さらに、キリスト=マイトレーヤに関しては、

今後2千年以上続くアクエリアス時代を通して、

肉体をまとって地上を歩みながら、人類を導き、

その職責をまっとうされるため、

その重要性はさらに高まっていくことは間違いありません。

 

実際に、新たな啓示を携えて出てこられる

キリストの働きなしには、

私たちは、現在の光と闇の闘いに勝利し、

素晴らしいアクエリアス時代を築いていくことは、

不可能だと思います。

 

今日9月10日は、特別な日になるかもしれない、

とも言われています。

楽しみに待っていたいと思います。

 

 

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 アバターとは、――まず最初に

自分自身の人間的な性質と神聖な性質を発達させ、

次にそれを超越した結果として――何らかの宇宙的な原理、

つまり次のような神聖な特質とエネルギーを

反映できるようになった存在である。

 

 それは、望ましい効果を人類に及ぼし、

反応を喚起し、必要な刺激をもたらし、秘教で言われるように

「ベールを引き裂いて、光を射し込ませることにつながる」

特質とエネルギーである。

 

 このエネルギーは人類家族の中で生み出され、

応答する使者に集中される場合もあれば、

惑星そのものの内部で生み出され、

惑星アバターをもたらす場合もある。

 

 また、太陽系内もしくは太陽系外を源とする

宇宙的な生命衝動やエネルギーの表現である場合もある。

 

 しかし、そのエネルギーは常に、顕現する実在者に集中され、

要求や一丸となった訴えかけによって呼び起こされ、

人類の反応を喚起し、結果的に人類の生活活動と

文化と文明に変化をもたらすものである。

 

 人類が神の使者に感応し反応することによって、

超越した何か、望まれており、そのために努力すべき何か、

そして初めは可能性にすぎないが

後には達成できるヴィジョンを示す何かについての認識が

やがて確固としたものになる。

 

 これは歴史的に証明された過程であり、

いずれ事実であることが立証される。

 

 こうした新しい事実を

以前の他のアバターが確立した事実に追加することで、

人間の意識の霊的な内容は豊かになり、

人類の霊的な生活は高まり、

人間はイリュージョンの世界を脱してリアリティーの世界に

一歩踏み込むよう刺激される。

 

 それぞれの啓示を与えられることで、

人間は原因の世界に近づくことになる。

 

 

 現在のところ、最も容易に認識され

最もよく知られているアバターは仏陀とキリストである。

 

 なぜなら、彼らのメッセージはすべての人に知られており、

その生涯や言葉の果実は両半球の考え方や文明を

条件づけてきたからである。

 

 また、彼らは神聖かつ人間的なアバターであり、

人類がより理解しやすいものを具現しており、

性質において人類と似ており、

「私たちの肉に属する肉であり、私たちの霊に属する霊」

だからである。

 

 したがって、彼らは他のどのような聖なる出現よりも

私たちにとって大きな意味を持っている。

 

 数えきれないほど多くの人々が彼らを知り、

愛し、彼らに従っている。

 

 彼らが打ち立てたフォースの核の強さについて

熟考してほしい。

 

 霊的に陽になるエネルギーの核を確立することが

アバターの不断の仕事である。

 

 アバターは、ダイナミックな真理、強力な想念形態、

引きつけるエネルギーの渦を、

人間の生活が営まれる三界に集中させ固定する。

 

 その後、数世紀を経て、そうした真理と

アバターの生活や言葉の効果が徐々に

人間の思考を条件づけ始める。

 

 確立された想念形態が聖なるアイディアを

表現するようになるにつれて、

その想念形態はますます聖なるエネルギーの

伝導媒介として働くようになり、

これがやがて、文化、宗教、政策、政府、

教育過程を伴った一つの文明を生み出す。

 

 このようにして歴史は作られる。

 歴史は、流入する聖なるエネルギー、アバター、

啓発された指導者に対する

人間の周期的な反応の記録にすぎない。