「黄道帯」 ~ 『トランス・ヒマラヤ密教入門』より | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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黄道帯、および黄道が、(一般的には)どういういわれているものか、占星術に詳しい方には、説明の必要はありませんが、一応、基礎知識をウィキペディアから。

「黄道帯(英: Zodiac)とは、黄道の上下に9度の幅をとって空にできる帯のこと。黄道帯には13の星座があり、このうちへびつかい座を除いた12の星座を黄道十二星座という。」

「黄道:地球から見た空を一つの球体とみなし(これを天球と呼ぶ)、諸々の星座を天球の地と考えると、太陽はこの天球を一年かけて一周するようにみえる。

たとえば、1月20日には太陽は山羊座の中に位置して一緒に周っているが(実際には、太陽の光で山羊座は見えない)、1日に約1度ずつ移動し、2月20日には水瓶座の中に、3月20日にはさらに移動して魚座の中に位置して一緒に天を周っているように見える。

この一年かけて太陽がゆっくりと星座間を移動する道を黄道という。また、このとき太陽がその中を通っていく12個の星座を黄道十二星座という。

黄道は天の赤道に対して約23度26分傾いている。
この角度を黄道傾斜角といい、地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きに由来するものである。白道(月の通り道)は、黄道よりさらに5度8分7秒傾いている。

黄道と天の赤道との二つの交点を分点という。このうち、黄道が南から北へ交わる方を春分点といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが黄経である。もう一つの交点を秋分点といい、黄経180度に当たる。

現行の二十四節気は、黄道を15度毎の24分点に分割して定められている。」


では、テキストの文章から。


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私たちは黄道帯のもう一つのより大きな循環へと入りつつある。
 これは黄道帯のより小さな活動と一致している。
 このことを覚えておかなければならない。

 なぜなら、アクエリアスは二万五千年の大きな現在の周期を支配すると同時に、太陽がこれから二千三百年間に通過する宮でもあるからである――これは私たちの惑星の歴史上最も驚くべき出来事であり、非常に重大なことである。

 この一致を、私たちの惑星ロゴスはよく知っており、知的かつ完全に活用している。


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『秘教占星学』では、太陽が黄道帯を回る周期には、3つのレベルがあり、例の第1~3様相にそって、
1.25万年周期――モナドに対応
2.2万5千年周期――魂に対応
3.1年周期――パーソナリティーに対応
とされています。

 この文章では、現在太陽は、新しく2.の2万5千年周期の中でアクエリアス=水瓶座に入るとともに、1.の25万年周期の中でもアクエリアス=水瓶座に入る、ということを言っています。
つまり、アクエリアスのエネルギーが2重に協力に働く周期に入った、ということです。
(こういった何重もの周期のシステムは、インド占星術でも想定されています。)

アクエリアスは、人類に特に関係する宮であり、したがって、現在は人類にとって変革をげるために、格別な時期であり、その機会を最大限に活用することを、この地球の最高司令官庁である惑星ロゴスは抜かりなく計画している、ということです。

それが、私たち人類のパーソナリティーにとっては、大きな試練となって顕われている、とも言えます。