「サイキック能力」 ~ 『トランス・ヒマラヤ密教入門』より | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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サイキック能力には、アストラル体(~太陽叢チャクラ)に基づく低位のものと、魂(~ハートおよびヘッド)に基づく高位のものがあります。
高位のサイキック能力は、霊的進化によって、自然に開かれます。
それでも、それを追い求めることは推奨されておらず、獲得されてもそれに執着することは、霊的進化をストップさせてしまうという、警告が発せられています。

いわんや、低位サイキック能力は、望まれる進化とは逆方向に進んだ結果として獲得される場合が多く、とても危険で、避けるべきものである、とされているにもかかわらず、今日、霊的知識をもたずにそちらに近づいて行ってしまっている人が、スピ系には多数見られます。

自分もそうなのでは?と心配になられた方は、昨日の記事と合わせ、慎重に読み、自分の目指すべき道を、熟考してください。


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 多くの人々が今日、アトランティス人種の認識状態、アトランティス意識で生きている。そのため、彼らにとってこれらサイキック能力の表現は望ましいものではないが、自然なものである。

 メンタル・タイプの人々やサイキック性質を徐々に克服しつつある人々にとって、これらの能力は不自然(普通以下と言うべきであろうか)なものであり、非常に望ましくないものである。・・・

 アストラル界という脇道に彷徨い出し、メンタル的な平静と知的高所(象徴的に言って)という安全な場所を後にし、(通常は全く誠実に善意をもって惑わされる)グラマーとイリュージョンに屈服し、視力や聴力といったかつての接触の癖を――刺激や実験を誤って応用することによって――開花させたとき、そのとき、正しい状態をもたらすために彼に何ができるであろうか。
また、何をすべきであろうか。・・・

 
 彼らは難問であり、難事である。
 古い癖は除去されなければならない。
 しかし、その癖は古いために非常に強力である。
 これを除去するのは、言うほどに簡単ではない。

 そのため、低位サイキック能力を発達させる訓練は中止すべきなのである。