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小規模企業共済とイデコ、どっち?
こんにちは!
田中友紀(たなかゆき)です
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今日は、個人事業主が小規模企業共済とイデコ、どっちをやろう?と思ったときの判断基準についてです
まずはやる目的を確認しましょう
小規模企業共済は退職金を準備するための、イデコは老後資金を準備するための、制度です。
次に共通点。
どちらも、掛金(毎月積み立てるお金)が全額、所得控除の対象になります!
どちらをやっても、納める税金は少なくなります
そして違う点。
ココが大きな判断基準になりますよね。
違う点はいろいろあるのですが、まず、掛金の下限と上限が違います。
小規模企業共済は1,000円~70,000円。
イデコは5,000円~68,000円。
そして、小規模企業共済は「中小機構」というところが運用するので利回りがある程度固定されますが、イデコは自分で運用できるので、大きくふやせる可能性がある。
…と同時に、減る可能性もある。
つまり、イデコのほうが「自分次第」です。
あとは何といっても、イデコは手数料がかかりますし、60歳まで引き出せません。
ここをどう捉えるか。
個人的には、掛金が全額所得控除になるメリットが、手数料を上回る!と思っていますが
小規模企業共済に関しても注意点がありまして、(細かい説明は省きますが)とにかく掛金を12ヶ月以上は納めないと、受け取れない共済金等が出てきてしまいます
プラス、20年未満で解約すると元本割れします
以上をトータルで考えて、どちらを始めるか選ぶのがよいです
ちなみに…この2つの制度は併用できるので、どちらもやるっていうのもアリ