死の淵まで行ってきました (1720)食べると疲れる人がいる | キャッチフレーズを1本。

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●コピーライターの日常と小さな創り話の入れ物です。●旧 『ごとごとひとりごと』

まず、僕がそうなんですけど、昨日、糖尿の診察の際に、主治医のT先生に、「調子はどうですか?」と聞かれ、「インスリン注射を止めて、食べると疲れることが、よく分かりました」と伝えました。
 
食べると疲れてくたくたになり、そして、血糖値スパイクがやって来て、頭がくらくらするくらいの眠気を引き起こす。
 
食べると元気がなくなるわけです。
 
少しお腹が減っているくらいの方が、元気が出る。
 
僕みたいな症状の患者さんも言るみたいで、その人は、「一日二食にしたい」と言ったそうです。
 
僕も、一日二食で平気です。
 
でも、やっぱり、一日二食だと血糖値が上がりやすくなるそうで、そうすると、いまよりも激しい血糖値スパイクが発生するということになりそうなので、量を減らしてでも一日三回という食事のスタイルは、変えない方がいいようです。
 
一日に一度はお腹が減りますが、あとの二回は、お腹が減って食べているという感じでもありません。
 
一回は、確実に食べなくても平気だし、もう一回も、なくて平気な日もありそうです。
 
要は、そんなにお腹が減らない体になっているということ。
 
ただ、お腹の減りとは別に、低血糖になることはあるので、その面でも、一日三食の方が安心ということになります。
 
僕は、食べると疲れるから、食事を間引きたいくらいなんだけど、ドクターは、僕の外観を見て、「もっと、肉と魚を食べた方がいいですねぇ」と言います。
 
炭水化物は、すでにけっこう抑えているし、食事の量が少なめでも、最早多過ぎる感じ。
 
いまより食べるのは、難しい状況です。
 
肉と千切りキャベツ、魚と千切りキャベツ。
 
こんなパターンを増やしてみますかね。
 
それでも、食事自体の量を多めにするのは難しいと思います。
 
昨日、飲み始めたミグリトールのせいか、さらに空腹感が遠ざかっているような気がします。
 
お腹、減らないですから。
 
かえって、膨満感が、出てきているかも。
 
慣れるとまた状況が変わるかも知れませんが、新しい薬は、初日から、お腹に大きな影響を与えています。
 
糖質の吸収が抑えられて、食後の血糖値も大きく上がらない。
 
そんな風になって、極度の疲れがなくなってくれれば、ちょっとは、フツーっぽくなれます。
 
期待が現実に変わるかどうかは分かりませんが、期待を抱かずにはいられません。
 
しぶとい糖尿病の後遺症を、なんとか乗り越えないと、食べる恐怖が増大してしまいます。
 
食べることが辛くなるなんてこと、経験するとは、思ってもみませんでした。
 
 
病院の樹木は、紅葉真っ盛りでした。