みなさん、こんにちは!
木曜日の夜にドイツからイスタンブール経由で帰国しました。イスタンブールには随分と前に仕事で行ったことがあるのですが、今回は久しぶりでした。それにしても空港の巨大さと豪華さにびっくりしました。ラウンジもスケールが広大で、本当に圧倒的でした。市内には行きませんでしたが、空港だけの印象ではお金が集まっているんだろうな、ってトルコの印象自体が変わりました。
さて、週前半の売買は既にアップした通りです。住信SBIネット銀行を20,000株購入したとお伝えしたところです。日本時間の木曜日の取引時間内は飛行機に乗っていましたが、帰国して早速チェックすると決算の後に下落していました。
日本の個人投資家は典型的な逆張り投資なのだと思います。下がれば買って、上がれば売るってやつですね。これは下がる株を買ったら、もっと下がった、とか、上がって売ったら、その後にどんどん上がってしまった、って感じになることが割とよくあります。ブログを読んでくださっている方ならお分かりかと思いますが、僕もよくやります(笑)
順張りの方が心理的には難しいことが多いので直観で売買をすると逆張りになりがちで、少し上がれば売るという結果になって、損失⋙利益となるのが個人投資家が市場で負けるパターンだと言われています。なので僕は長期用投資と短期用投資を併用して、その比率を変化させながら、精神的なダメージを軽減させているのです(笑)そして、こうしておけばよかった、というような後悔はしない、欲を出さない、を鉄則として、自分の未熟さを笑いながら投資を楽しんでいます。
住信SBIネット銀行について言うと、決算は良かったのですが、既に最近の底値からは20%程度上昇していたので、決算後の場中にぐっと上昇した後は利益確定売りで1,650円程度まで下がって木曜日を終えたわけです。材料が出尽くして売られるという意味では、僕のお気に入りのM&A総合研究所が今の上昇の前に2,600円程度まで大きく売られたのと同じような心理ですね。ちなみにM&A総合研究所を3,000円以下で買い向かえた方々は、今はほっこりでしょう。
僕は住金SBIネット銀行は2,000円以上でも違和感はないと思っているので、1,650円近辺で12,000株を追加購入しました。銀行株自体が十把一絡げで見られがちです。当分の間、それほどの上昇がないかもしれません。ですので、もし下がれば追加購入をしていく積りでいます。というのも、このネット銀行の成長ポテンシャルは旧来の銀行とは分けて、とても高いと思うからです。随分前のブログで銀行についての僕の見立てを書いたことがあります。簡単に言うと、大リストラが必要になるということでした。銀行業は今後これまで以上にITエンジニアの開発力に左右されると思います。極端な言い方をすれば、テック企業にならざるを得ないと思うのです。そして、テック企業の特徴は少人数で大きな市場を相手にするという形態をとるということです。窓口業務などはアウトソースしてビッグデータを扱うソフト開発や様々な業態とのリンクをどうとっていくかという経営力、ネットワーク、スピード、身軽さ等が勝敗を決めると思うのです。そして、技術が理解できない経営者では難しいでしょう。
いずれにしても、多くの人員を厳しい労働基準法の下で整理せざるを得ない旧来の銀行がスピード感を持って経営にあたることはとても難しいでしょう。というかネット銀行が上手く立ち回ればスピードでは絶対に勝てないでしょう。逆にネット銀行には途轍もないチャンスなのです。僕はかつて地方銀行の統合に向けてのソフト開発も手掛けるソルクシーズなどに投資をしていましたが、目論見通りには株価は上昇しませんでした。上がらない株はずっと上がらない・・・、そういうことも考えて撤退したのです。住信SBIネット銀行は目論見通りになるでしょうか。実は僕はかなり期待しており、長期投資用にガチホで今回は行く決断をしました。
現在は32,000株を保有していますが、長期用には12,000株を充てる予定で、残りは中期から短期の運用と考えています。
以上です。