ジャニーズ問題を皆さんはどのように見ているでしょうか?
東山氏、井ノ原氏、藤島氏の会見時やその後のメディアの対応は気分の良いものではありません。
先ず、被害者の方々には辛い状況が続き、これからもその克服に時間を費やされることを考えるとなんとも言えない気分ですし、家族や身近な方々のこれまでの応援や激励が違った角度から辛さを関係者全員の中で増してしまうことも心配です。
ただ、加害者に対する性被害の告発本は既に何十年も前から複数出版されていた訳ですから、知らぬ顔でメディアが一斉にバッシングをする姿は「情けない」の一言に尽きます。皆さんはメディアの茶番には距離を置くことをお勧めします。東山氏などを叩くのではなく、サポートする姿勢を大切にしたいものです。こんな状況で一体誰が新社長になど就任したいと思いますか。
東山氏への表情への中傷的記事や森光子さんとの質問など、いい加減にしろよ!と馬鹿らしく思えてきます。東山氏は苦労した生い立ちと周囲の環境で人権に関する考えがしっかりした人物だと僕は以前から感じていました。今回の新社長就任は彼以外にその重責を務められる人物はいないでしょう。何しろ、タレント活動を引退しても得られるものは、損得勘定では何もないでしょうから、立派なものだと思います。今、批判している人たちの名前はしっかりと覚えておくと数年後に面白い豹変ぶりを見られることでしょう。
ただ、所有と経営の分離という意味では藤島氏は全てを新経営陣に任せて、道筋を早々につけて取締役を辞任すべきですね。でなければ100%会社の所有をしている人が近くに取締役としていては東山氏も経営に専念することが難しくなるでしょう。ただ、全面的に性被害の事実を認めたことは評価に値しますので、しっかりと被害者の声に傾聴し償ってほしいと思います。
ところで、メディアからの井ノ原氏への批判はあまりないように感じられます。これは、東山氏が火中の栗を拾った後の将来の社長への忖度が既に始まっているからなのかも知れません。ジャニーズの資産はやはり強大で、今は、予定通りに横並びでバッシング、しかも、東山氏は仕返しや報復をするようなタイプではないことも安心材料で、メディア側の情けない予定調和的な茶番が繰り広げられていると見ても良いかも知れません。
これは部分的に、不祥事を起こした会社へのバッシングや株の叩き売りと同様の構図ですが、どこかで誰かが「買い」を入れるタイミングが来るでしょう。そしてその放送局になるために、横並びに見せかけた攻防が既に始まっているかも知れません。何しろ優良資産を持つジャニーズに恩を売って損することはないのですから。各社、世間から批判されないように、しかし、将来のおいしいところをもっていきたいと、タイミングをはかっていることでしょう。人間の世の中とはそういうものなのかも知れません。
因みに、会見時に、加害者の名前を社名に使い続けるのは非常識だという指摘がありました。この指摘も、正しく聞こえる情けない指摘だと思います。東山氏の回答で良かったと思います。そもそも、たとえば悪徳業者が名前を変えればそれで良いのか。しっかりと償いをして、会社を変革するのが最優先で、表紙を変えて誤魔化すのは、ズル賢い人間の考えることだと思います。今はジャニーズという名前で行く方が厳しいのですから、大いに膿を出し切って欲しいところですね。忘れてはいけないのは、ジャニーズには個々のタレントが努力を重ねて打ち立てた無形の資産もプラス面として確かにあります。名前を変えるということは一見それらしく聞こえますが、上から目線の批判はジャニーズの社員たちに対する非礼でもあるのです。変革をしてから社名を変えても良いでしょうが、今は絶大なブランドにつきまとう負の遺産を一掃するのが先決だという意気込みを買いたいと僕は思いました。
いずれにしても、誰も幸せになれなかった過去の所業が、誰もが幸せを感じられるエンターテイナー集団に変わってくれることを願います。東山氏が言うように過去は変えられないのです。しかし、未来は変えられるということを信じましょう。
僕はテレビも持っていないし見てもない中、ジャニーズに興味もあまりないのですが、今回は、周りから聞こえる内容に対し、会社の不祥事対応なども考えて私見を述べました。