性犯罪、いじめ・虐待、暴力について | spider-thread-21のブログ

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今日は投資とは無関係なトピックです。

 

先日、芸術の世界で活躍されている女性とお話をしていたのですが、その方が子供のころから父親に性的虐待を受けていたことを聞かされました。身近な人でそのような性的虐待を受けたという話を日本で聞いたのは初めてでした。海外での学生時代の恋人が、おじいさんから接触のない性的ハラスメントを一度経験していました。それが彼女には原因不明のトラウマになっており、克服に長い年月を要しました。長い間、精神的に不安定になる時期がありカウンセリングを受けるまでハラスメントの記憶が消えていたそうです。この日本の芸術家の女性は、本人曰く半端ない性的虐待だったそうです。それでも彼女は心理的には男性不信などの症状はないと言っています。本当のところは分かりませんが、苦痛に耐えられず苦しむ男女が世の中にいると聞きます。彼女の場合も母親にも誰にも相談できなかったそうです。未だに母親は知らないそうです。

 

ネットで見てみると年間の被害者は国内で数千人にのぼるとの推計もあるそうです。実際には事件としての報告がないケースが多いと思われるのでどのくらいの件数なのかはよく分かりません。

 

刑法における監護者わいせつ罪・監護者性交等罪が適用される犯罪です。要するに長年におよぶ親子という子供にとっての抗えない上下関係を利用した卑劣な犯罪行為です。上述の女性はとても聡明で美しく、そして明るい女性です。しかし、彼女の体験したことを少し想像するだけでもいたたまれない思いです。彼女は父親は自分への愛情が皆無だったとつぶやいていました。残酷で卑劣な父親だと憤りを感じずにはいられません。

 

子供が親を性犯罪で訴えるケースもありますが、それは稀だろうと思います。そもそも被害者は父親を訴えるということすら頭に浮かばないでしょう。誰にも言えずに一人で抱え込んでしまうことが多いと思います。自分の父親を異常者として告発することが母親や一族に与える影響などを想像すると自分さえ我慢すれば、と考えてしまうのではないでしょうか。とても許される犯罪ではありませんが、社会全体の理解も含め対応が難しい犯罪です。

 

僕たちにできることは偏りなくものごとを公平に見て、偏見を持たない社会を一人一人が目指すことかも知れません。そして身近な人たちを大切に思い遣り、小さな言葉がけで変化に気づけるコミュニティーをコツコツと広げていくことが大切だと思います。いじめや虐待に関しては被害者は悪くありません。被害者にも被害を受けるだけの理由がある、という主張を時々聞きますが、僕は間違っていると思います。いじめや虐待・暴力という手段をつかった瞬間に全ての罪は加害者のみにあると考えているからです。