今週の売買【6月6日~6月10日】 | spider-thread-21のブログ

spider-thread-21のブログ

投資を通して皆が自分らしく生きられることを目標にしています

今週は散々な一週間でした。はい、IR Japanですね。一時19,000円を突破した銘柄が3,600円程度まで下がっていた中で、売買をしていましたが、なんと組織のNo. 2が辞任、この元役員のインサイダー取引の強制捜査のニュースで3日間連続のS安となりました。あっと言う間に4割の暴落となり週を2,218円で終えました。これだけで僕が年初来に稼ぎ出した利益の大半がふっとんでしまいました。まあ、これが個別銘柄を保有するリスクですね。

 

このNo. 2の役員については1年以上も前にも色々な怪しげな倫理上の問題を孕む報道が出ていました。ただ、IRに絡む企業の役員がそんなバカげたことを・・・というような、本当であれば会社としてはあまりにも無責任なガバナンスであり、所属する業界と彼らの業務から考えてあり得ないような話でした。元従業員からは売上至上主義が指摘されていた会社ではありますが、金融業界ではあるあるなのかも知れませんが、今回はさすがにそのレベルではなく、社会的な存在として大問題ですね。

 

そもそも強制捜査前に株価が8割も下がっていたのですから、市場ではある程度、IR Japanの利益相反的な活動を問題視して売り抜けていた投資家がいたということなのかも知れません。また、コロナ禍で一部企業のIR関連の出費負担を先送りする動きなどで過去の売上利益増大ペースが変化したことによる市場評価の反転もあったかと思います。

 

3連続S安では100万株程度の売りが殺到していましたが、これによって値幅制限が500円から2,000円に拡大し、4日目のマネーゲームでの乱高下を予測する個人投資家で掲示板は荒れました。しかし、S安翌日は1,000万株の取引量があり、デッドキャットバウンスのような状態で株価は上がりました。しかし、お決まりのように、金曜日は前日の上昇を全て帳消しし、更に株価は下落したのです。

 

普通に考えると、株価は2,000円を切ってもおかしくないと思います。下は1,300円でもあり得る気がします。ただ、そのレベルになると流石にこの会社が持つデータベースのユニークさを考えると「買い」を入れてよいレベルだとは思います。ただ、捜査内容が明らかになるまでは怖いですね。6月末を待ちましょう。

 

全体的なことを言うと、今は大変面白い相場ではあります。日銀の方針でドル円は135円を上限かと思われたところが、今や140円までは容認の姿勢です。これはドル買いに関しては日銀の国債購入オペとの関連で「負けない短期投資」という認識になりますね。円キャリートレードの需要もあり円安はしばらく放置状態のようです。

 

更に面白いのは日本の輸出企業が海外顧客に対して20%以上の値上げを行っていることです。これは円安是正が行われたあとも価格を戻さないでしょうから、日本の大手企業は政府の方針と相俟って利益率を将来的に上がてくる可能性が高いと思います。

 

直近の方針転換としては、僕はドル資産を売却して円を買う予定でしたが、日米の金利差が開いていく9月末までは円買いを延期しようかと考えています。

 

IR Japanに関しては、まったく腹立たしいですし、日本の株式市場の信認を棄損したIRに関わる企業の行動として許せませんね。さて、これをチャンスにできるかどうか、モニタリングをしたいと考えます。