障害者手帳 | T1D so be it

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1型糖尿病と高次脳機能障害日記

障害者手帳が届きました。
「障害者に認定されたんだー」と複雑な気持ち。
申請をしておきながら、
「認定されないといいなー」と思ったり、
「通りますように!」なんて相反する思いがグルグルしてました。
 

申請から3か月経ち、やっと気持ちの整理がついたところだから、良いタイミングでした。

仕事でミスすることが多く、現状を主治医に話して

障害者申請を勧められたのが5月でした。
復職する時に保健師さんからも障害者申請はしないの?と聞かれて
「そんなことは考えてませんー。」って答えた私には病感はあっても
そこまでの病識がなかったんですよね。
「頑張れば何とかなる!少しずつだけど元の自分に近づいてる!」って頑張り続けたけど無理でした。

そんな自分を受け入れられず、鬱になりかけてましたよ。😢
この期に及んでもまだ「頑張れば何とかなるんじゃないかなるんじゃないか?」と考えてる私は「障害者手帳の申請」を促され、手帳を手にして最後通牒が突きつけられました。

悲しいような、ホットしたような複雑な気持ち。。。
「もう、そんなに自分を追い込まなくていいんだよ。」
「一生懸命に頑張って、偉かったよ」と自分を褒めてあげたい気持ちと、
「障がい者」という言葉に甘えて、今までの努力を諦めちゃうんじゃないかという自分。
すっごく複雑な気持ちです。

手帳を手にした瞬間から、健常者から障害者へカテゴリが変わった感じです



申請をしてから2か月間は、結論の出ないもやもやした思いで気が晴れない毎日でした。

保健所の方や産業医の先生たちは、この内容で申請すれば認定されるはずとおしゃっていたからそうなんだろうと待ちました。

約2か月で手帳が郵送されてくるはずだけど、3か月経っても通知が来ないから

保健所に電話してみました。

今年は、東京都での障害者手帳の申請が多いようで、通常より時間がかかっているようです。

おかげで、最後の1か月の間に心の整理ができました。

もやもやが薄れて、すっごく楽になってきました。

楽になったら引きこもりから解放されて、数年ぶりにお泊まりしたり、

旧友とお食事を楽しんだりしてます。


これからは、もっと自分に優しくしてあげよう。

1冊の手帳が、良い方向に人生観を変えてくれましたニコニコ