■なぜジャズは難しいイメージがあるか
なぜジャズは難しいイメージがあるか。
それはおそらく「即興」がある、というのも理由の一つだと思います。
楽譜に書いていないものをアドリブで弾く。確かに難しそうに感じますよね。でもアドリブには、アドリブをする仕方やルールがあるんです。それを知っているか知らないかだけ。誰でもできます。
アドリブだけに限らず、
ボサノバっぽく弾くには、左手でコードの１度と５度の音を交互に弾く
ブルースっぽく弾くには、マイナーペンタトニックを弾く
ラテンっぽい響きを出すには、モントゥーノを弾く
などなど。
今、ある生徒さんは「ブギウギ」というジャンルの伴奏を勉強しています。やはり「ブギウギ」にも「弾き方」があるんです。
このようにジャズピアノの場合は、ある程度の弾き方の「型」が決まっているので、それを覚えてしまえばいいんです。
もちろんそれを覚えてしまうまでの練習は必要ですが、ジャズピアノの上手い下手は、「知っているか知らないか」だけの差である事もあるんです。
ジャズピアノは、みなさんが思っている程難しくはありません。→
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