今回は西インドのべジタリアンの食卓に頻繁にのぼるメニューを教わりました。
肉と魚が入らないのに食べてみると、かなり満腹感があります。
お腹にずしりと溜まるのです。おそらくデンプン、油、乳製品の使用頻度が高いからでしょう。
だからこれを食べれば健康に良くて痩せるといったものではないと思います。

料理教室紹介文とコメントを交互に書いていきます。
●サイドディッシュ:サブダナ ワダ
インドの修行僧サドゥが主食にしているお料理の一つです。サブダナはインドの言葉で「パールサゴ」と呼ばれていて、小さな白い真珠のような形をしています。スパイス持つ香りと旨みがモチモチっとした生地に合わさりとっても美味しいですところでワダですが有名なのはドーナッツの用に真ん中に穴があいているものですが、穴を開けずに丸のかたちで揚げることもあります。
これはタピオカ入りのワダです。通常ワダといえば、ドーナツ型でウラドダルとベスン粉で
お腹に溜まるのですがこれは違います。なんとタピオカとジャガイモの潰したものに
スパイスを混ぜたものを丸型にして揚げた物です。これは私の中で史上最強のワダレシピです。
外はサックリ、中はタピオカの柔らかさでフワッとしており、揚げたてはえもいわれぬ美味しさです。


●ワダの為のチャットニ
インドではあらゆる野菜やハーブを使ってチャトニを作ります。このチャトニをご飯と一緒に食べたりおかずのソースとして食べます。今回のチャトニはワダ専用のもの。とても香りが良いものです。ワダに付けてお召し上がりください。
これは普通のココナツチャトニでした。先生いわくグリーンチャトニはこのワダに合わないとのこと。
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●お野菜のプラウ
インドでは結婚式の後に行うパーティで食べるおもてなし料理としてもいただくプラウ。香りの良いお米のお料理です。 種類は様々で、マッシュルームをいれるもの、卵をどさっといれるもの、レーズンとカシューナッツをいれるもの。クミンだけなんていうプラウもあります。(これはジーラライスとも呼びます)カレーにぴったり合うので覚えておくと重宝します。
米をスパイス水に浸し、野菜を炒めてから炊飯器で炊きます。
マイルドなインド炊き込みご飯といった感じで油はほとんど感じられませんでした。
日本米は不向きとのこと。
バスマティライスを使用したほうが格段の仕上がりだと思います。



●カディ
ヨーグルトカレー。西インドの特徴的なお料理です。トマトなどの入らない厳格な菜食料理です。プラウと一緒に頂きます。
ヨーグルトに、カレーリーフ、フェヌグリーク、クミンを油で揚げて加えます。
酸味が強いカレーです。北インドなのに南インドでよく使われるカレーリーフ使用するということで、香取先生はインド人に聞きまくったそうですが、誰も理由が分からなかったそうです。

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●ラスグッラ
独特の歯ごたえを楽しめるインドのです。粉乳を丸めた生地をジューシーなに漬けてあり、口に入れたとたんに甘みが広がります。
これは意外にも圧力鍋を使う料理です。牛乳とレモンで作ったチーズを丸めて、圧力鍋に入れて
加圧することで大きくフワフワになります。口の中でキシュキシュする食感が新鮮なお菓子です。


今回もボリウッドダンスのレッスンがありました。
最初こそメンバーは抵抗感を見せましたが、最後ではノリノリでした。
一つ一つの動作に意味があり、まるでフラダンスのようだと感じました。
海、川、道、会話などを意味するジェスチャー動作の数々、、、
インドの人々は五感フル回転で生活しているのだろうかと思わされます。