謝罪する | Spice up everyday

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(株)スパイスアップ 代表 経営コンサルタント 望月啓子のブログです

これまで読んだビジネス本の中で、地味ながら素晴らしいと思っているのが「1分間謝罪法」 です。


あなたを危機から救う一分間謝罪法/ケン ブランチャード


翻訳本かつストーリー仕立てという私の苦手とするタイプの本なのですが、何かをしでかしてしまった時はもちろん、過去ちょっと引っかかっていたことや反省したことなどをあえて謝罪して人間関係を良い方向に導く方法が書いてあり、この本に出会った後は「人と揉める」ようなことが全くなくなりました。


アメリカ人=謝らない(訴訟の国だし)、的な偏見があったのですが、この本に書いてあるのは日本人でも心から共感できる誠実な謝罪の仕方です。


平たく言うと、非を認め、誠意をもってそのことを伝える、というだけなんですけどね。


でも、これができない人が以外と多いんじゃないかな?と企業の不祥事や芸能人のスキャンダルなどを見ていてよく感じます。


ずいぶん昔になりますが、石原プロが撮影で事故を起こした際の謝罪は素晴らしくて、企業も見習うべきだなあと思いました。(その当時、企業の不祥事が多かったので)


石原プロは「男の中の男」を体現しなければいけないということが浸透しているのでしょうね。


単純に、謝罪が下手なのはカッコ悪いですし。


ところで、翻訳&ストーリー仕立てが苦手といいながら、「ディズニー7つの法則」も好きなビジネス本ですね。苦手だからこそ、内容がいいとおおっ!と思うのかも。


※ちなみに偉大な経営者が書かれたものは私の中では「ビジネス本」ではなく哲学書?です。