ステージの下でも | Spice up everyday

Spice up everyday

(株)スパイスアップ 代表 経営コンサルタント 望月啓子のブログです

先日、娘が湘南藤沢ダンスMIXという地元のダンスコンテストに出場しました。


各チームが踊る都度審査員のコメントが入るというちゃんとしたイベントで、そのコメントは普通の仕事にも当てはまることもあり、ダンスのことはよくわからない私も勉強になるなあと結構夢中で見ていました。


が、出番を終え着替えて客席に戻ってきた娘、「最後まで見て帰る」と言っていた割に途中で「つまんな~い」と言い出し…(@_@。


「ちょっと!ちゃんと見なさいよ。他の人が踊ってるの見ると勉強になるよ!」


「ダンサーになりたいっていってたじゃん!あれはやっぱりダソサーだったの?」
※保育園の卒園アルバムの「将来の夢」の覧に「ダソサー」と書いていた。


とキレ気味に言ってもまったく通じず落胆する母でありました…。



と、そこで突然思いだしました。


「堀ちえみ物語」のことを。

※漫画です


たぶん「小学校○年生」の付録だったのではと思うのですが、従妹が小学生の時に堀ちえみさんにはまっていて、遊びに行った際にさんざん読まされたのです。


(正直、当時めちゃんこミッキーにもスチュワーデス物語にもハマれなかったのであまり興味がなかったのですが…)


覚えているシーンは2つしかないのですが、そのうちの一つが彼女が優勝したホリプロスカウトキャラバン(でしたっけ?)の審査のシーン。


彼女が審査員の目に留まったのは、他の出場者がステージに上がり審査を受けている様子を客席で熱心に見ている姿だったのです。


「あの子は、他の子のことを良く見ているな…」と。


自分のことでいっぱいいっぱいな子が多い中で、その真摯な態度が評価されたということです。


もちろん、アイドルとしての魅力があったことが大前提だとは思いますが…。


読んだ当時はよくわかりませんでしたが、誰に仕事を任せたいか?と考えたらやっぱりそういう子を選ぶだろうなと今はよくわかります。


そして30年の時を経て突然堀さんのことが好きになりました(笑)


「人格は過去の行動の総合計で決まる」というどなたか心理学者の言葉がありますが、ステージの上だけではない日々の取り組み、姿勢が大切だなあと再確認した次第です。


あ、ステージというのはダンサーにとっての舞台のことだけではありません。


仕事でいえば、お客様の前に出ている時と言えるでしょうか。


その場だけちゃんとしようとしてもやっぱり普段の姿勢や考え方が言動に出てしまうということですね。


まあまだ娘にはわからないようですが…そのうちわかってくれるかな?

芦田愛菜ちゃんと同い年なんですけどね(笑)