以前からお世話になっているアクトインターナショナルスクール の太田社長より
お招きいただき、パーティーに参加して参りました。
特別ゲストは日本髄一のチター奏者 内藤敏子先生。
「第三の男」のテーマ曲で有名なあの楽器です。
今はエビスビールのコマーシャルでしか知らない人もいるみたいですが。
内藤先生は秋篠宮紀子様のチターの先生もされているというお方なのですが
そのお人柄とチターの音色にすっかり魅了されてしまいました。
これがチターです。楽器として2500年の歴史があるそうです。
本当に、チューニングの音を聞いただけで涙が出てきました。
不勉強で楽器のことなど何も知らないのに。音楽の力は凄いですね…。
さらに、パーティーでは某大学の名誉教授のお隣に座ることに。
コナン・ドイルの魅力や
野口英世は実は赤痢菌も黄熱病の菌も発見していない(本当)というような興味深いお話を
いろいろとお聞かせいただき、とても貴重な時間を過ごすことに…。
はいいのですが…
…なんで私、ここにいるの?? ( ̄Д ̄;)
しかも…
なぜこんな素晴らしいパーティーで
乾杯の大役を引き受けてしまったの?? (気づくの遅いって…)
明らかに場違い。でもやるしかない!
珍しく1時間も前から緊張しっぱなしで、ものすごく無難な乾杯となりました。
終わった時点でぐったり…しかしそれを内藤先生のチターが癒してくださいました。
内藤先生のお話の中で特に印象に残ったのは
「きれいと美しいは全く別のもの」ということ。
慌てて片付けた部屋を見てやってきた友人は
「きれいね」とは言っても決して「美しいところね」とは言わない
どんなに心根が悪くても努力できれいにはなれるが、
美しいとは、魂を込めて長年積み重ねたものでなくてはならない
自分も、一生かけても「美しい音色」が出せるかどうかはわからない…と。
皇室の方々は美しい日本文化の継承者でいらっしゃるともおっしゃっていました。
ああ…
ぜんっぜん、美しくないよ自分…。
「美しさ」の追求自体を放棄して生きてきたことに気づかされ、
猛省してしまった一日でありました。
会場の 「美しい」 啓翁桜です。
