いつも元気でHAPPYにが取り柄だったスピカですが、
ここ最近の手術地獄に巻き込まれて以来、
ブログがすっかり闘病生活みたいになってしまってごめんなさいね・・・
ちょっと気持ちも落ち着いたのでブログに書き残しておこうと思います。
誰かのブログに、病気のことはためずに吐き出しておいたほうがいいと。
一人一人に報告できることでもないので・・・
前回の病院からの呼び出しはやっぱり嫌な予感が的中でした。
でも、ちょっと念のため会う前に英単語の勉強してから行きました。
fibroadenoma(乳腺繊維腺腫)の摘出手術でなぜ細胞摘出がまた必要になるか・・・
それは予習通りの答えがドクターから言われました。
―It was phyllodes tumor (葉状腫瘍でした)
結果からいうと、3度目の手術になっちゃいました。
乳腺繊維腺腫と葉状腫瘍はとても似ているらしく、
精密検査をしても、腫瘍全部を取り除いて病理検査をしなければ、
正確には判断ができないらしいです。
乳腺繊維腺腫 ― 腫瘍だけ取り除けば良い
葉状腫瘍 ― 腫瘍プラス1cm大きめの完全切除が必要
さすがにドクターから再手術宣告された時は、
葉状腫瘍のことを全く聞いたことがなかったのでこの病気のショックということよりも、
帰国4日前に全身麻酔の手術予定を入れられたことや、
また妊活禁止かよ?とか、
手術地獄からの解放直後の出戻りに悲しくなり、
ちょっと涙を我慢しながら話してました。
でも、ドクターは
―僕の前では泣かないでくれる?泣くなら旦那さんの前だけにしてね。
前向きに考えてください。
と淡々と。
去年の8月からあたしはいろんなことと戦ってきてるんですよ。
もう許してくださいよ~と言いたかったけど、そんなのドクターには関係ない。
家に帰ってきちんと向き合うためにも、
自分の体のことを知るためにも調べました。
そもそも葉状腫瘍は胸の腫瘍の0.5%以下を占める。
けっこう稀な腫瘍で、乳がん専門のドクターでも見たことがないという人もいるらしい。
3タイプあり、benign(良性)、borderline(境界型-良性でも悪性にもなりうる)、malignant(悪性)で分かれています。
どの場合でも治療薬がなく、放射線治療の効果もあいまい。
3つのタイプすべてに言えるのは完全摘出しかない。
とは言っても、稀な病気だから、データも常に更新できる感じでもなさそうだし、少なかったりするみたいね。
・取り残しがあると再発しやすい。
・再発は手術後1~2年以内に起こる。
・遠隔転移の可能性もある(5%)。
・遠隔転移で肺に転移した場合は致命的。平均生存期間2年6か月。
・95%の人が完全摘出で治癒。
・良性だからと言って再発した場合も良性とは限らない。
これは私の理解ミスですが、
前回の術後検診でドクターから Positiveとはっきり言われていたため、
勝手に良性だと勘違いしていました。
でも、医療用語(Surgical marginにおいては)でPositiveって癌細胞や悪性腫瘍がまだ残っているという意味で使うらしく、
そんなのど素人のあたしに分かるか~!!!!って話。
前回も今回も東大先生が丁寧に教えてくれたので判明。
今病院にまた連絡取ってます。あたしのケースは良性か境界型・・・
今回の2度目の手術は少し難しいかもしれません、と東大先生が教えてくれました。
と言うのも、もうすでに腫瘍は摘出しているので、
実際どこに腫瘍があったかを100%ここだというのは難しいらしいです。
私の場合は胸が大きいわけではないので、
あまり細胞の摘出ができないとオーストラリアのドクターは言ってました。
そう、今回は周りの細胞を取るので、胸の形が変わるかもとも。
これから再発を防ぐために完全摘出する訳だし、
乳腺繊維腺腫だと思って、今回手術してなかったら大変なことになってた思うと、
この偶然のような必然的な出来事はあたしをいつも助けてくれてるんだと思うしかない。
病気と向き合うこと、そしてこれから再発しないことを祈りながらもきちんと定期検診を受けること、それがあたしがボビオの嫁としてできることだなと。
いつも付き添ってくれるボビオにも、支えてくれる家族や友だちたち、仕事仲間たちにも感謝です。
―元気な姿で飲み歩いてるほうが俺は嬉しいよ・・・・
そりゃそうだ。
それにしてもだけど、今回の手術や検診を受けて思うこと。
お医者さんによって違うのは分かるのですが、前回子宮の担当をしてくれた先生はとても分かりやすく、いつも言葉を選んで説明してくれていたのですが、今回は病名を知らなければついていけない感じでした。知ってて当たり前という風に説明をされるとチンプンカンプン。
もっと優しく教えてほしかったな・・
日本は1~5日くらい入院してが殆どの手術みたいだけど、
私は日帰り手術で手術4日後で飛行機ですよ。
もうちょっとで手術後3週間になるのに、傷口じゃなくお乳の中が痛い・・・・
鈍痛がずっとある感じ。それでも、運動しないのも嫌なので、ヨガ再開しました。
なんか吐き気がする・・と思って、45分ウォーキングにも出かけてました。
だからきっと大丈夫~。
90%は元気です。もしも泣きそうなスピカを見たら、笑わせてやってください。
ここ最近の手術地獄に巻き込まれて以来、
ブログがすっかり闘病生活みたいになってしまってごめんなさいね・・・
ちょっと気持ちも落ち着いたのでブログに書き残しておこうと思います。
誰かのブログに、病気のことはためずに吐き出しておいたほうがいいと。
一人一人に報告できることでもないので・・・
前回の病院からの呼び出しはやっぱり嫌な予感が的中でした。
でも、ちょっと念のため会う前に英単語の勉強してから行きました。
fibroadenoma(乳腺繊維腺腫)の摘出手術でなぜ細胞摘出がまた必要になるか・・・
それは予習通りの答えがドクターから言われました。
―It was phyllodes tumor (葉状腫瘍でした)
結果からいうと、3度目の手術になっちゃいました。
乳腺繊維腺腫と葉状腫瘍はとても似ているらしく、
精密検査をしても、腫瘍全部を取り除いて病理検査をしなければ、
正確には判断ができないらしいです。
乳腺繊維腺腫 ― 腫瘍だけ取り除けば良い
葉状腫瘍 ― 腫瘍プラス1cm大きめの完全切除が必要
さすがにドクターから再手術宣告された時は、
葉状腫瘍のことを全く聞いたことがなかったのでこの病気のショックということよりも、
帰国4日前に全身麻酔の手術予定を入れられたことや、
また妊活禁止かよ?とか、
手術地獄からの解放直後の出戻りに悲しくなり、
ちょっと涙を我慢しながら話してました。
でも、ドクターは
―僕の前では泣かないでくれる?泣くなら旦那さんの前だけにしてね。
前向きに考えてください。
と淡々と。
去年の8月からあたしはいろんなことと戦ってきてるんですよ。
もう許してくださいよ~と言いたかったけど、そんなのドクターには関係ない。
家に帰ってきちんと向き合うためにも、
自分の体のことを知るためにも調べました。
そもそも葉状腫瘍は胸の腫瘍の0.5%以下を占める。
けっこう稀な腫瘍で、乳がん専門のドクターでも見たことがないという人もいるらしい。
3タイプあり、benign(良性)、borderline(境界型-良性でも悪性にもなりうる)、malignant(悪性)で分かれています。
どの場合でも治療薬がなく、放射線治療の効果もあいまい。
3つのタイプすべてに言えるのは完全摘出しかない。
とは言っても、稀な病気だから、データも常に更新できる感じでもなさそうだし、少なかったりするみたいね。
・取り残しがあると再発しやすい。
・再発は手術後1~2年以内に起こる。
・遠隔転移の可能性もある(5%)。
・遠隔転移で肺に転移した場合は致命的。平均生存期間2年6か月。
・95%の人が完全摘出で治癒。
・良性だからと言って再発した場合も良性とは限らない。
これは私の理解ミスですが、
前回の術後検診でドクターから Positiveとはっきり言われていたため、
勝手に良性だと勘違いしていました。
でも、医療用語(Surgical marginにおいては)でPositiveって癌細胞や悪性腫瘍がまだ残っているという意味で使うらしく、
そんなのど素人のあたしに分かるか~!!!!って話。
前回も今回も東大先生が丁寧に教えてくれたので判明。
今病院にまた連絡取ってます。あたしのケースは良性か境界型・・・
今回の2度目の手術は少し難しいかもしれません、と東大先生が教えてくれました。
と言うのも、もうすでに腫瘍は摘出しているので、
実際どこに腫瘍があったかを100%ここだというのは難しいらしいです。
私の場合は胸が大きいわけではないので、
あまり細胞の摘出ができないとオーストラリアのドクターは言ってました。
そう、今回は周りの細胞を取るので、胸の形が変わるかもとも。
これから再発を防ぐために完全摘出する訳だし、
乳腺繊維腺腫だと思って、今回手術してなかったら大変なことになってた思うと、
この偶然のような必然的な出来事はあたしをいつも助けてくれてるんだと思うしかない。
病気と向き合うこと、そしてこれから再発しないことを祈りながらもきちんと定期検診を受けること、それがあたしがボビオの嫁としてできることだなと。
いつも付き添ってくれるボビオにも、支えてくれる家族や友だちたち、仕事仲間たちにも感謝です。
―元気な姿で飲み歩いてるほうが俺は嬉しいよ・・・・
そりゃそうだ。
それにしてもだけど、今回の手術や検診を受けて思うこと。
お医者さんによって違うのは分かるのですが、前回子宮の担当をしてくれた先生はとても分かりやすく、いつも言葉を選んで説明してくれていたのですが、今回は病名を知らなければついていけない感じでした。知ってて当たり前という風に説明をされるとチンプンカンプン。
もっと優しく教えてほしかったな・・
日本は1~5日くらい入院してが殆どの手術みたいだけど、
私は日帰り手術で手術4日後で飛行機ですよ。
もうちょっとで手術後3週間になるのに、傷口じゃなくお乳の中が痛い・・・・
鈍痛がずっとある感じ。それでも、運動しないのも嫌なので、ヨガ再開しました。
なんか吐き気がする・・と思って、45分ウォーキングにも出かけてました。
だからきっと大丈夫~。
90%は元気です。もしも泣きそうなスピカを見たら、笑わせてやってください。