見に来て下さってありがとうございますニコニコ


ディズニー映画『ウィッシュ(WISH)』を

観てきた感想です。


以下ネタバレあります。




見終わった後スッキリしなくて、

「この終わりでいいの?」と思いました。



「以前の王とは変わってしまった。」


それで、王妃でさえも王を見捨てるの?


王に従うだけの王妃をやめたのは

いいと思うけど、


王様が悪(役)になった背景を、

誰も見ないの?


悪(役)になるに至った王様の心に、

誰も寄り添わないの?


とモヤつくラストでしたが、


「この映画はまだ物語りの途中で、

最後まで見せていないんだ。」


と受け取ることにしました。



王に厳しい処罰を与えた王妃

(もう王のイエスマンではない王妃)が

過ちに気づいた王を赦して寄り添い、

王が国民と和解し

国が発展していくストーリー。


これがこの先に続く

物語りだといいなと思いました。

王様が地下牢で自己対話して

自身の過ちに気づくとかね。



これまでずっと

人(王様)任せにしてきたのは、

王様に怒っている王妃や国民、

自分たちなのになって思います。


でも、


自分の願いを丸投げしたくせに

王様に怒っている民の気持ちも分かるし、 


これまで自分から受けてきた恩恵を

忘れたような言動をする民に

腹を立てる王様の気持ちも分かります。



王様は普通の人が使えない凄い力(魔法)

を持っていて見た目もカッコよくて、

外側だけ見たら『偉大な王様』

なんだけど、


魔法の力と自惚れと内面の弱さから

信頼出来るのは自分のみで、


内面の弱さを隠し自分を守るために

国民たちの自ら輝く力である『願い』

(想い・原動力)を奪っているように、

私には見えました。

王様の「弱さ」とは大切なもの(国・王妃・国民・

地位権力など)を奪われ失うことへの恐れ。

人を信頼していないため自分を脅かす可能性が

少しでもある『願い』は叶えない。


長年この国が続いていたのは、

王様と国民が上手くマッチングして

問題を問題だと誰も気づかなかった

からだと思います。

そもそも、王様に願いを叶えて欲しい人たちが

この国に住んでいる。



現実世界でもありがちですね。

私もやってる自覚あります。



物語りの外側に出て、

映画の制作者側に視点を切り変えると、


自分で行動して

願い(想い)を叶えることの大切さを

みんなに気づかせるために、

悪役として王様をキャスティングした

ストーリーとなるので、


仕組まれた物語りの中で

大切なことに気づくために

重要な役を担って悪役をしてくれている

王様には感謝です。


だからこそ、

王に対して救いがある物語りを

この映画の結末の先に望みました。

設定の中でも

救われる物語りの続きが見てみたい。



映画の表のメッセージとしては、


いつまでも人任せにして

誰かのせいにするのではなく、

可能性はあなたの中にあり

それを叶えるのはあなた自身!キラキラ


ってことなのでしょうが、

裏のメッセージの方が気になりました。

(闇真顔)




本編前の予告編で知ったのですが、

『インサイド・ヘッド』の

続編がやるそうです。楽しみ!ニコニコ



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最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊