抗生物質耐性菌は、感染する | アラフォー女性の悩み相談室 京都

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スピカ相談室/女性のキャリアカウンセリング。スピカの樹/ナード・アロマテラピー協会認定校メディカルアロマ教室。



こんにちは!
京都で学ぶ不妊症専門のアロマ教室 川崎です。
お子さま連れも大歓迎♪


抗生物質、という言葉はほとんどの人が聞いたことありますよね。

細菌による感染症が広がるのを防ぐため、手術後や、膿をともなう症状、肺炎、腸炎などの対策に使われています。

この抗生物質が効かない菌=耐性菌がどんどん増えてきていることはご存じでしょうか?


【抗生物質耐性菌は、感染する】


昨日、19時30分からNHKクローズアップ現代で「抗生物質クライシス」について放送されていました。

スピカちゃんと一緒のときはできるだけ自分の趣味のTVを見ないようにしていますが、録画する余裕もなくつい見てしまった(;^_^A


番組の大まかな内容は、こちら。
抗生物質は一時期薬の神様のように思われていて、どのような病気でも抗生物質を処方されることが多かった。

必要のない抗生物質が乱用されたため、耐性菌ができてしまった。耐性菌をつぶすためにまた抗生物質が開発されて・・・のいたちごっこが続いている。

抗生物質として一番最初に発明されたのはペニシリン。現在はカルバペネムという抗生物質が最新だが、そのカルバペネムも効かない菌(CRE)が増えてきている。このCREは、感染して体に入ったら、他の最近もCREに変える性質をもっている。

アメリカでは耐性菌が原因と思われる死者が、年間2万3千人ほどいると言われる。そのため、抗生物質の使用を減らす指針が国から出されている。

日本でもその耐性菌による死者が増えてきており、その危険性が医学界でも認知され始めてきている。


CREに一度感染すると、体内で耐性菌が増えていくってことですね。おそろしい。


ショックだったのは、人から人に感染することで保有者が増えているということ。

菌だから感染するのは当たり前なんですが、考えたことなかったです。甘かった。


子どもは母親の膣から出てくる際に、様々な菌をまといながら出てきてそれがその子の免疫になると言いますよね。

番組では、そのとき母親に耐性菌があれば子どもにも移り、未熟児など体の弱い子だった場合は病気を発症した時の対処が困難になるということも取り上げていました。


たとえその母親が抗生物質を飲まないようにしていても、どこかで感染することもある。

大きくなっても耐性菌が感染しても元気なうちは問題ありませんが、体が弱って抗生物質を飲むとその耐性ができてきて菌が増える。そして症状が改善しない→悪化も。



医学界でも人から人への感染が問題視されるようになってきて、こんな対処をしているようです。

・患者を見るときに原因が菌かどうか確認する(ウィルスだったら抗生物質は効かないので処方しない)

・治療の際に感染することが多いので、入院経験のある患者が耐性菌を保有していないかチェックし、保有している場合は専用の治療具を用意するなどする

・介護施設でも、入院して戻ってきた人が耐性菌を保有していないか確認するなど対策をとる


番組でゲストとして出演されていた国立国際医療研究センターの方は、「CREに対する新たな抗生物質を作ってもいたちごっこなので、とにかく耐性菌の広がりを防ぐ」というようなことを力説されていました。



私が耐性菌の番組に興味を持ったのは、体のために興味があるのもあったけど、精油に抗菌・殺菌効果をもつものがあるからです。

ハーブウォーターも、ナードの資料の多くに「MRSAの繁殖抑制に効果的」と書かれています。

MRSAとは、メチシリンという抗生物質の効かない黄色ブドウ球菌のことで、これにかかると中耳炎や肺炎、腸炎などへの対処が長引きます。

ハーブウォーターは99%が水。1%に含まれる有効成分でこのMRSAに効果が期待できるなら、高濃度の精油だったらどれだけ・・・と考えていました。

実際、今年のナード・アロマテラピーセミナーでベルギーのボドゥー博士が耐性菌についてふれて「アロマテラピーは救世主になりうる」と話されていたし。



ナードではMRSAとあって他の抗生物質耐性のことは書いてありませんが、試す価値はあるのではないかなあ。


Wikipedia「抗生物質」には、こんな記載もありました。
The first rule of antibiotics is try not to use them, and the second rule is try not to use too many of them.
(抗生物質の第一のルールは使わないようにすること、第二のルールは使いすぎないようにすることである)

—Paul L. Marino、The ICU Book



耐性菌への感染を防ぐのは、普段の生活では難しいように思います。

自分でできるのは、自分で耐性菌を作りださないこと。

薬を飲む前に、自分でできることを試してみること。


穏やかな作用ではありますが、症状がひどくなる前にアロマテラピーを試してみる。そんな講座を開きます。

あなたも、参加してみませんか?






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