157 まだまだ続く入院生活 | 5才の長男が悪性リンパ腫になった話

5才の長男が悪性リンパ腫になった話

約7か月の入院をへて、いまは元気に暮らしています

 

    

長男は5才の時に

悪性リンパ腫になりました。

 

その時の治療について、

当時の日記や書類を見ながら

書いています。

 

長男は病気の進行が

すごくはやくて、

入院したばかりのときは、

大変な状態でした。

 

でも治療を受けて回復して、

今は元気に小学校へ通っています。

 

ただ治療の様子を思い出しながら

書いているだけなのですが、

誰かの何かの参考に

なれたらいいなと

思っています。

 

5年以上前のことなどで

記憶があいまいな部分があります。

申し訳ありません。

 

 

星星星星星星星

 

前日で、数カ月に及んだ抗がん剤治療が

すべて終わりました。

 

入院当初、体中に水が溜まり、

体中の骨に転移していた長男の病気は、

抗がん剤を点滴することで、

みるみるうちによくなっていきました。

 

でも、強い薬を長期間点滴したので、

長男の体はとても弱ってしまいました。

 

なので、治療が終わったけど

体調が落ち着くまで、もうしばらく

入院生活が続きます。

 

星星星星星星星

 

 

 

今日も長男は食欲がなくて、

昼食はほとんど食べずに

いそいでキッズルームへ行きました。

 

もうそろそろ骨髄抑制がはじまって、

またしばらくベッドから出られなくなることが

わかっていたので、

今のうちに広い部屋で遊んでおこうと

思ったからでした。

 

なので、看護士さんに見つからないように、

長男とこそこそ移動して、

14時ころまで

友たちや保育士さんと

キッズルームで遊びました。

 

そのあと、やっぱりアイソレーター設置になって、

看護士さんが呼びに来ました。

 

数時間だけど、のびのび遊べてよかったです。

 

 

夜は、仲良くなった小学生のお兄ちゃんと、

長男のベッドでピタゴラ装置をつくって遊びました。

最近、お兄ちゃんになれてきた長男は、

けっこうわがままを言うようになってきました。

 

小学生のお兄ちゃんは、

数週間入院の予定で、

お家は病院からわりと近くでした。

 

お兄ちゃんは、

日中は付き添いの方が

いないことが多くて、

さみしかったようで、

しょっちゅう同室の長男と

一緒にすごしていたので、

とても仲良くなっていたのでした。

ある日の隠し撮り。

お兄ちゃんのベッドで、

何か書いて遊んでいました。

 

 

今まで、看護士さんに気を使って

辛くても痛くても、

我慢ばかりしていた長男だったので、

仲良しの友達ができて、

年相応にわがままを言ったり、

それでも

喧嘩もしないでなかよく遊んだり、

そんな姿を見ることができて、

私はとても嬉しかったです。