問31 仕事で長年付き合いのある女性の先輩が、ガラリと変わってしまいました。急に怒りっぽく、モラハラ、パワハラ。どうしていいのかわからず、気がついたらストレスで体調を崩してしまいました。
答31 まずは自分をしっかり整えて。お話を聴くなら「傾聴」の立場をつらぬく、あるいは「聖なる無執着」のスタンスをとり、ただ全体の幸せを願うこともひとつの方法です。
本日の問答記録 (2015年 10月 ヨヨギ某所)
まーちゃん
10月の問答スタートは、スピリチュアル人生相談 第3回 です。
いつもと趣向を変え、質問はよりリアルで具体的な悩み相談。
回答はいつものおふたり。
セラピスト目線癒し系もっさんと、エソテリック目線左脳派マナブー先生です。
今回の相談者は40代会社員Tさま。なかなか切実な問題のようです。
「仕事で長年付き合いのある女性の先輩が、このところ急に怒りっぽく、攻撃的になりました。わたしにだけでなく、まわりのみんなにもモラハラ、パワハラ的です。今まで仲良く協力し合ってがんばってきたので、なぜ、どうして、、、という思いでいっぱいです。どうかしたいけど、どうしたらいいのかもわからず、ますます人間関係も仕事もキツくなり、気がついたらストレスで身体がガタガタ、体調を崩してしまいました。何をすればこの状況を脱せるのでしょうか。。。。」
もっさんからの回答
まず、何かをするというなら、いちばんには「自分自身を整えて」ください。
ご自身の健康回復にフォーカスして、自分がリラックスできることをたくさんしてみるといいと思います。
とはいえ仲良くしていた先輩が変わってしまったのはショックですよね。
先輩が変わってしまった可能性をスピリチュアル的に推測するなら、
もともと「いいひと」だったひとが、別人のようになる──というパターンは、
そのひと自身が人生においての「ある段階」にきているということも考えられます。
たとえば、いち段階として「霊性が高くなる」→ 自分が「公けの存在に近づいてきている」→そのために「自分のエゴを捨てなければならない」という場面においても、そういうことがおこりえるんです。
自分のエゴを捨てる──というのは相当の葛藤ですよね。こう生きたほうがいいとは分かっていても、現実問題としてそうそうすぐに今の生き方を辞めれない。なるべき自分と俗っぽい今の自分との間で衝突がおきて、自暴自棄になりやすくなる傾向があります。
心や感情の不安定さが現れ、そのコントロールが難しくなることも出てくるでしょう。
まわりに気遣えないほどに、その先輩も苦しんでいるのかもしれませんね。
この場合周囲のひとたちができることはあまりないかもしれません、、、
ただ、「悪く見えている状況」が必ずしも「悪い」わけでない「前に進む」過程と考えて、トラブルにフォーカスしすぎず、ただ彼女がカルマ、苦しみを越えてくれるのを優しく見守ってあげれたらいいと思いますよ。
あとは、何かしら具体的原因はわかりませんが、現実的に彼女に「よくない状況」がおきてるいることでこうなってしまっているようなら、その原因を知る必要があるかと思います。原因を知れば、なにかしら先輩にしてあげることがあるかもしれません。
先輩に過剰なストレスが溜まっていて、それを誰かに話をして発散することも、状態を解消することもできず、ついに外にあふれて出てしまっているなら、相談者さまがしてあげられることは、積極的に「先輩のお話を聴いてあげる」ことです。
ただ、その相談にのる前に最初に言ったように必ず「自分自身を整える」ことをしてくださいね。
これは、単に体調を回復するだけでなく、自分の感情を整理整頓してのぞむということ。
最初はなかなか話をしてくれないかもしれませんが、先輩が重たい口をひらくようになったときには、
相談者さまが「穏やかなこころもち」で先輩の言葉を受け止めてあげるといいと思います。
ぼくの経験からいうと、こころ穏やかながらも自分自身はハラにぐっとちからを入れて──
相手を「責めない」ですべて受け止める。状況によっては「しかる」が、それによっておこる反発もぜんぶ受け止める。ゆったり構えて、話に飲み込まれないようにする、という態度が必要かな、と。
この場合に限らず、会話の相手が話しづらそうな話を思い切ってするときにはいつでも、聴き手はあくまで「傾聴する(真剣に耳を傾ける)」立場で臨み、まずは自分の意見を控えておくのがいいと思います。
あとは、、、そうですね「セラピスト」の立場からアドバイスするなら、
リラックス系のマッサージ券のプレゼントなんていうのもいいと思いますよ。ふたりでマッサージに行くのもいいですね。
ゆるっとなったところでソフトに、ちょっとずつ歩み寄る、、、
大それたことをせずとも、そっとただ話を聴いてもらえただけで、ひとの心は軽くなりますよ。
マナブー先生からの回
問題を先輩を中心に考えてみましょう。
通常、ひとが「存在する」といいうことは、人間生活のいろんなバランスをとって生きているんですね。
家庭や仕事や趣味などなど、いろんな方向へ時間や心を傾けてバランスをとって、どんな場合もなにかしら安定した状態になっている。
今まで、彼女も「後輩やまわりの同僚ととても良い関係」だった事で、「全体の安定したバランス」をとっていたはずです。
でも今彼女が大きく変化しているなら、それまで無かった「新たな要因」が彼女に加わって、いままでの調和が取れた全体のバランスが崩れ「アンバランス」になっていると考えられます。
「どこかの安定を維持する」ために「ほかで嫌われようが破綻しようが、気にならない」=「かまってられない状態」なのでしょう。
これは例をあげるなら、家庭がうまくいかない状況になり、そっちの維持のためほかは二の次。なんてこともありえます。これは「悪い要因」です。
が、逆に彼女にとっては「良い要因」がもとになって、この「かまわない状況」が起こっている可能性もあります。
ほかにすばらしい仲間ができてしまった、いままでと同じような周囲の支えや、会社が必要なくなった。あるいは転職をするため、この仕事をするメリットが無く手間をかける気がしない。
などなど、、、悪い状況が生まれているか、あるいは良い状況が生まれているか、どっちの可能性もありえるんですね。
どっちのケースなのかは、原因を探るしかないです。
いずれにしろ、後輩としてストレスを感じている状況は、個人的にも仕事の面でも限度があるでしょうから、
現実的な解決案としては、
①もっさんの言うように、マッサージとかに一緒に誘って緊張をほぐす。「リラックスした」ところで切り出し問題の糸口を見つける。
②会社全体のことを考え、その先輩と対等かそれより上の上司に思い切って、相談してみる。
というようなことでしょう。
しかしながらこういうことは、聞いたところで「状況が変わらない」「あるいはより悪くなる」
あるいは「全く聞き出せない」こともあるでしょう。
手を出さずに問題に対処することを考えるなら、わたしの分野であるエソテリック・ヒーリングからのアプローチで、
「聖なる無執着」というスタンスがあります。
愛情が無くて無関心になるのではなく、あえて見守り、踏み込まない態度です。
そして自分が楽になるためでなく、この状況を自分を含めた全体を自分の問題ととらえて、全体の状況をよくしてくださいと
──自分、先輩、会社、全部がよい方向へいくよう穏やかにお祈りするのはいいと思います。
さらには、「瞑想」を通して「自分自身の聖なる源~魂とつながれる感覚」をお持ちの方は、
まずは自分の魂とつながり、そこから相手の魂に働きかけて、相手が自身の魂とつながれる様子をイメージする──
ということを試みてみられると良いかもしれません。
これは、かなり集中力を要しますが、その気になれたらチャレンジしてみてください。

Photo credit: cobalt123 / Foter / CC BY-NC-SA