冥王星山羊座までの時代ってどんな時代だったのでしょう。
山羊座の象意は権威、責任、野心、組織、など。
山羊座は牡羊座から始まった人生の絶頂点を暗示しているとも言われます。
どの事柄でもそうですが山羊座の象意にもプラスの面とマイナスの面があります。
よい方向に向かっていれば徳のある人が上にたち、
権力もルールもお金も、
人々の幸せや未来の子ども達のために使われ、
先を見据えた基盤を構築できたかもしれません。
しかし現実はどうでしょう。
旧態依然の社会構造や私利私欲にしがみつき、
いつまでも権力を振りかざし、
権威と肩書で着飾って、
公平でないのに最もらしいことを言う。
人間関係でも
くだらないマウントとりしたり、
過度な承認欲求が見受けられます。
冥王星射手座時代から規制緩和という名目で
グローバリズムが日本に入り込み、
あるいは円高に伴い国内企業が海外に拠点を作り、
法人税減税など大企業に有利な政策をし、
一部の権力者が富を吸い上げ
庶民には重い税負担を課し気力も削がされる。
冥王星山羊座時代には、
そんな歪な構造が出来上がってしまいました。
山羊座の支配星は土星ですから、
山羊座時代に射手座時代に行き過ぎた方向を
制限すればよかったのかもしれませんが、
歪な構造で安定してしまい、
庶民にとっては厳しい期間が続いています。
11月20日に冥王星が水瓶座に入って
これから水瓶座カラーになっていきます。
水瓶座の支配星である天王星は
それまで山羊座の期間までに築きあげた
醜いものをぶっ壊していくでしょう。
水瓶座は
変わっていて、改革者で、自由で、
どことなく捉えどころがなくて、
宇宙人とも称されることもあります。
自分は太陽と木星とMCが水瓶座なので
自分の感覚から言いますと、
その根本には博愛の精神があります。
世界を見る視点が「みんな」なので、
私利私欲ではなく、みんなのために動く性質があります。そしてフラットに物事や人を見ようとします。
だから一方的に権力を振りかざしてくるものには、
抵抗したくなる。
(私は叩き上げで社会を生き抜いてきた義父には苦労しました。学ぶこともありましたが。)
個人を尊重し偏見を嫌うので、
個人発信のものも大きなメディアと比べることなく
まずは受け入れます。
その上で、全体がいい方向に向かうにはどうすればいいのかを模索しているのです。
水瓶座の時代はよい方向に向かえば
個人個人がつながって
よりよい未来を目指すため
協動する時代になるかもしれません。
今現在、長い期間隠されていたことが次々と明らかになっていますね。
水瓶の中の水は天から地上を浄化しているとも言われます。
自らに与えられた役割を理解し活かし、
力を合わせて新しい時代を創っていく。
ただその根底には上も下もない博愛の精神が必要となります。
水瓶座はそんな質を持つサインです。