さらば、キャリア。 | しあわせ原村生活(ameblo版)

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旧「日常 ときどき スピリチュアル」です。
長野県の原村で、しあわせな日々を味わっています。
最近の記事は本サイトhttp://miyoyon.infoから連携させてます。


少し前から、ずっと迷っていたことがあった。

それは、仕事の内容について。

わたしは、とてもありがたいことに20代から30代にかけて、
株式市場に関わるキャリアをたくさん積ませてもらえた。

自分ががんばったということもあるけれど、
会社のステージと、いろんなタイミングと、そして周りと・・・
たくさんのおかげさまで、得られることができた「キャリア」だ。

このキャリアを使えば、今でも就職先はみつかる・・はず。
そして、ある程度の年収も見込めるだろう(と思う。)

なのでたとえば、わたしの経歴を語るとき、このキャリアはメインになるものであり、
はずせないものだったのだ。

そして、それがわたしの仕事のひとつの「アイデンティティ」ともなっていた。

でも。

いつからか、この誰かがババをひくようなケースが多い、切った張ったのような、そして魑魅魍魎の(ようにわたしは感じられる)この世界には、全く興味がなくなってしまった。


興味がない状態で、仕事をしてもいいものか。
こなすことはできるけど、きもちは入れられない。
そんな仕事は、失礼ではないのか・・・


ずっとずっと迷っていた。


で、今日。わたしの背中を押す出来事があった。


このブログでも何回か登場している、前職の上司。
しばらく音沙汰がなかったのだけど、急に連絡があった。
仕事の依頼をしたい、ということだった。


正直、きもちは乗らなかったけど、ご恩もあるし、お話だけでも・・と聞かせてもらった。


とにかく、話がデカイ。
そして、相変わらず?何かを転がすようなテクニックと手口。

全然・・・わたしの中に入ってこない。
何をいっているのだろうか、という状態だ。


かろうじて、話をまとめ、確認し、持ち帰ってみたけど
冷静になればなるほど、わたしはここにエネルギーを使いたくない、とはっきりわかった。


というわけで・・・

早速、お断りのメールを先ほどだした。


わたしは、もう二度と株式市場に関わる仕事をすることはないだろう。


得たキャリアとはさようならすることになるけれど、
書面上にはあらわれない、仕事で大切なことはたくさん学んでいる。
これは、活かしていきたいと思う。


そして、これからは、心から応援したい人、やってみたいこと、
それを「志事」としてやっていこうと思う。


さらば、わたしのキャリア。
ありがとう。