こんばんは。
spiです_φ( ̄ー ̄ )
海軍基地の劇団で座長、演出家をしていた時に子役でミュージカルに出たのが初舞台。
ミュージックマンのウィンスロップ役。
新人賞を貰った。「リハーサルではシャイ過ぎて全然だめで、セリフも歌も。みんな困惑して心配だったけど、本番になった途端に化けて、みんなお前の芝居についていくのに必死だった。本番はすごかったよ。」
って言われた。後日談、というか後何年か談。
リハーサルはマーキングして本番でちゃんとやる、だなんて、随分ダメな大御所感だなって思った。
それからリハーサル(舞台用の稽古)は、ちゃんとやろうって思った。
リハーサルに取り組む姿勢に関しては、のちに水夏希さんに喝を入れられる事になるんだけど。笑
そのあとも
劇団の活動に子役として何度も参加もしたし(お祭りでパントマイム集団などなど)、父親の参加する作品を母親と観るのが、俺たちの生活だった。
自分と同年代はみんな将来舞台に立ちたいものだ、舞台に立つ事が人生のゴールだ。とまで思ってた。
小学校で「え?演技とかしたくないの?!花屋さんになりたいの?!」って小さいカルチャーショックを受けた事もあったくらい。それくらい俺は知らないうちに舞台の世界に浸かってた。
泣きながらオーディション受けされせられたのも覚えてる。
どうしても「翼を下さい」を歌いたかったんだけど、英語の曲にしなさいって言われて「嫌だー」って泣いた 多分10歳くらいの時。
結局、翼を下さいを歌った。
南太平洋のオーディションだった。
座長の息子だし、他に子役が居なかったから受かったんだと思う。
駐留軍の俳優っつっても、ほら、回転が早いから、みんな自分の国に帰っちゃう。
子供を養うってなったら軍引退か帰国か自国に家族残すからさ。
キニックハイスクールって言うルークスカイウォーカー役のマークハミルがいってた高校とかはあったんだけど、丁度いい年齢と舞台経験でいうと、当時俺しか居なかったんだとおもう。
父親がジーザスクライストスーパースターとかをやるのを見て育った。
昼は映画館。夜は劇場みたいな所だった。広かったし、汚かった。いつもポップコーンが落ちてた。まだ食べれそうだな、って思った。
ちなみに前のブログに書いたニューヨークでお世話になった人も、ここの劇団員。
小学校高学年になるにつれて、劇団もどんどん小さくなっていった。
主要の裏方と俳優が帰国してから、少しずつ勢いを無くしていった。
つい最近まで小劇場でチャリティーのレビューをしてたんだけど、みんな「疲れた」ってやめる事にしたみたい。アートを専攻する大学生の学費用のチャリティーだった。
その劇団の跡形は、お互いの繋がりだけになった。主にフェイスブック。
家族みたいだった。
舞台を作る時は
「お互いに無償の愛を持ち続ける事」
それを学べたのはこの人達のおかげかもしれない。
なにかの全盛期の真っ只中に当時は居たんだ、と今は思う。
小学校は水泳テニスピアノそろばん合唱
ピアノの先生が歌を教えてくれた。あっこ先生。
母親の同級生だった。
中学は軟式テニス部 と 合唱 水泳はどうしても嫌で辞めた。ちっちゃい頃からよくスキーには行ってたので滑れる。スノボよりは滑れる。
合唱では、合唱団員から子役でオペラに使われたりした。毎週木曜が練習だった。
発表会前になると稽古回数は増えた。
オペラに出る子達は別の稽古もあった。
そこの繋がりで、ボーイソプラノとしてCDも出した。日本じゃない国で新聞になってた。読めなかったけど、ドイツ語だったと思う。ネットで見た。
受験で 桐蔭学園高校入って
高一で英検準一級合格、一級は落ちた。
母親が小さい子に英語を教えてた。家の中は英語。いわゆる英才教育だと思う。一級は難しかった。単語の意味が分からなかった。
歌は続けながらブレイクダンス部に入った。ダンス始めて3ヶ月ではじめて発表会に出た。
オーディエンスに対して何かをするっていう事に潜在的な喜びがあった。
舞台に立つのが好きだった。
そして、絶対に将来舞台の仕事に行くとそこで思った。
これは使えるだろうって。だから部活をダンスにした。
ダンスも好きだった。
卒業まで
少ない仲間とずっと、ずっと一緒にいた。
大学は受験で青山学院法学部。「弁護士の友達が欲しい」動機はそんなだったと思う。
アメフト部とダンスサークルどっちにするか本当に迷って
「やっぱ将来考えると、、、」
ダンスサークルに入った。
大学。
あの中で沢山失敗できてよかった。グズグズ進んだし、遊んでばっかだった。留年もした。大切な仲間と出会ったり、別れたりした。初恋も初失恋も。
それからみんなに会った。
水夏希さんと出会ったり、RENTに出会ったり大坪泰介に会ったり。
自分のアイデンティティにも会ったりした。
今ここに居るのも、出会えたみんなのおかげ。いつも本当に感謝してます、ありがとう^_^
俺が死ぬ日、天井を見上げて、人生振り返って後悔しそうな事は実行する。
「あーあれやっときゃよかったなー、、」
って思い浮かぶものはやる事にしてる。
その習慣で俺の行動は決まる。
その内の一つで、ラグビーやらなかったら絶対後悔する。と思ってラグビーを大学卒業してから始めた。
今はクラブチームの練習に参加させてもらってる。
生まれ変わったら、オールブラックスの選手を目指したいと思ってる。ラグビーも好きだ。大好き。今は14だけど、5と15もやりたい。
俺の今の仕事
「何の人なの?」ってよく聞かれる。そりゃそうだろう、出所不明の俳優が突然現れてる訳だ。
まあ、なんか、俳優です。って答える。
俺は
みんなの現実逃避の案内人だとおもってる。
変な言い方だしキザってるけど、マジ。
映画 音楽 本 舞台 ゲーム スポーツ
全部大好きだ。
ちょっと照れくさいけどみんなの事も大好きだ。みんなって、ファンのみんなの事。
次の舞台 客席に降りれるかも知れないらしいから、すげー楽しみ。
まあ、そんな感じ。
また更新します。
では^_^