なぜここにいるのか | spiオフィシャルブログ

spiオフィシャルブログ

William Worthington Spearman IV オフィシャルブログ

何年か前にニューヨークに行った時の話をします。


父親は横須賀米軍基地に当時あった演劇部の座長兼演出家の一人でした。

僕はその作品に子役として出演していました。

RENTでブロードウェイの演出家に触れたりして、「なぜ海外で、ニューヨークでやらないのか?」という疑問が湧いてきました。僕だけじゃなく、他人からも。


なにかの答えを求めるように
ニューヨークに飛びました



ニュージャージーに住む父の友達、ブロードウェイの舞台に立っていた方の家に泊めてもらいながら、片道40分の電車移動で、毎日ニューヨークに通いました。


ブロードウェイダンスセンターでクラシックバレエ、ヒップホップ、「オーディション準備」なんてレッスンも受けました。

沢山のエピソードがあるんですが、ニューヨーク最後の数日まですっ飛ばします。


ノンユニオンも受けられる
ブロードウェイ「elf」のオーディションを受けました。


審査員に言われたのが


「君は最高にcoolだ、今回はアジア人枠が決まっているので今回は一緒に出来ないが、是非君のやってる事を続けて欲しい」と。



「アジア人」

僕は、世界の目線だと、アジア人なんだ と。



その時思ったんです


「10年くらい列に並べばブロードウェイの舞台は立てるし、今はいいや、俺はアジア人として、アジアに貢献しよう」と。


そこで考えたんです


「俺は世界にどう貢献出来るのか」


この力を使うしかない。
日本の演劇界、舞台に貢献するしかない。

それが
おれが持ってる手札で
一番世界に貢献出来るカード。




「日本の演劇と舞台を世界に持っていく」


これが僕の目標になりました。

だから僕は今日本で活動しています。

これからも

世界に挑戦、日本から発信を掲げて活動していきたいと思ってます。




まあ、そんな感じ。(^^)