せっかくだからこの夏休み期間中に、
子供用の本棚の本を全部読んでやろう!
と思って、片っぱしから読み始めました。
(私の夏休みの宿題にしよう・笑)
小学生低学年向けの本が並ぶのですが、
大人になった今だからこそ、
シンプルな言葉が胸に響きます。
その中で、
「嫌な感情に振り回されている人」
にオススメしたいのが、
ヨシタケシンスケさんの
「ころべばいいのに」
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ころべばいいのに
1,512円
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ヨシタケシンスケさんの味のある絵が可愛いのと、
書いてある内容は大人の私にも心に響きます。
絵本の中から抜粋させていただきます。
*******
私には嫌いな人がいる。
どうしてあんなこと言うんだろう。
自分がされたら嫌なことを、
どうして人にできるんだろう。
みんな石につまづいて
ころべばいいのに。
いやな気持ちって、自分ではどうしようもない。
どしゃぶりの雨のようなもの。そんなときにはね…!
…
きらいな人は、実は
何かにあやつられてる!?ってかんがえてみる。
「アイツ」は自分が得をしたいから、
かんけいない人を操って、
私をいやな気持ちにさせているんじゃない?
1、あやつる
2、嫌な気持ちがあいつらのお金に変わる。
3、ひろってあつめて
4、もうかってうれしい。(その繰り返し)
「アイツ」を喜ばせるのが悔しいから、
私はいやなことがあっても
思い通りにいかなくても、
自分の好きなことを探してやるんだ。
楽しい気持ちでお布団に入ってやるんだ。
「アイツ」が嫌うパワーを作って、
面白いことをたくさん考えるんだ♪
*******
*「アイツ」
この本の主人公の女の子が考えた、
「紫色のツノが生えた一つ目」の架空のキャラクター。
人のため息や、悲しみが大好き。
この発想がおもしろい!!!!!
これって、
いやな感情に対する「考え方・受け取り方」
を変えたのです。
いやな感情に「アイツ」というキャラクター
をつけることで、
「”アイツ”の好きなようにはさせないぞ!
楽しい気分でいてやろう♪
おもしろいことを考えてやろう♪
ほーら!お金にならんじゃろー!うしし♪」
なんて考えてたら、
ちょっと楽しくなってきますよね♪
「嫌な人がいる」と言う出来事は、
なんら変わっていません。
子供でも、大人になっても
いなくなるものでもなりません。
「自分の人生からそんな奴らなんていなくなれ!」
と願っても、
無人島で一人でいることをしない限り、
人との関わりは死ぬまで続くものですから。
でも、「考え方・受け取り方」
を変えるだけで、
気持ちも変えていくことができるのです。
この心が楽になる
「考え方・受け取り方」と言う仕組みがわかって、
変えていけるようになると、
「いつも誰かに、
不安やイライラで振り回されている気がする…」
なんてことがなくなっていくのです。
この絵本の主人公の女の子は、
「どうするかは自分で決められるんだもんね。」
と気づきました。
「自分がどうしたいのかを決める=自分軸」
がしっかりブレずに出来上がると、
・全然楽しくない。嫌いな人たちのせいだ!
・嫌だったことを思い出してまた嫌な気分になる
・「私がダメなんだ…」とじぶんが嫌いになる
と言うような、
「アイツ(嫌な気持ちや、それを作る人たち)」
にも振り回されなくなるのです。
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