感情を動かされやすく、何かにつけて涙もろくなっているさま。センチメンタル。
Goo辞典さんは、「感傷的」の意味はこう言ってます。
いやあ、そんな季節になってきたんじゃないかな?
と思います。なぜなら、私もそうなんですw
暑い夏から、涼しく、寒くなりつつある秋は、
なんとなく寂しいような、物哀しいような気持ちになるものです。
質問です。
「秋の青空。これを見て、あなたは何を思いましたか?」
今日がまさにそうで、
青空に、白い雲が浮かんでて、ピリッと寒さを感じられるんだけど、
日差しに当たるとまだ暑い、今日はそんな日でした。
私は何を思ったのか…
「ああ、なんか気持ちがいい天気だな。わくわくするなぁ…。
今日はゆっくり引きこもる予定だったけど、なんか…出かけたい!」
と思って、お休みの日をただふらふらと街歩きに費やしました。
あと、お買いものもしちゃった♪
私が今日思ったのは、”わくわくした”結果、身体が動いた”です。
「秋の青空。これを見て、あなたは何を思いましたか?」
この答えは人それぞれです。
100人いたら、100通りの答えがあります。
人は、自分の心の中を”秋の青空”に投影してるんですね。
感傷的な…センチメンタル、物悲しさ、寂しさ、を感じているなら、
「寒くなってきて、なんだか悲しい感じ」かもしれません。
「人のぬくもりがほしくて、寂しい」かもしれません。
「子供のころの運動会を思い出した。懐かしい感じ」かもしれません。
「冬休みに何しようかな♪計画するの楽しみ☆」かもしれません。
「ひと時の燃える恋が終わって、さーて次々!(怒)」かもしれませんw
同じ”秋の青空”を見ても、思うことが違うのは、
人それぞれが、自分の考え方や価値観や信念という、
「心のフィルター」を通して、”秋の青空”を見てるからなんですね。
”秋の青空”だけでなく、人とのかかわりや、悩み、問題も、
自分の「心のフィルター」を通しているので、『悩み』になったり、
『問題』になったりしていることもあるんですね。
これは今まで生きてきた心のクセなので、なかなか気づかないです。
ほとんどの身体のクセ(いつも溜息ついてるだとか、必ず「○○」って言うとか)は、
人に言われて初めて自分が気づくことだったりしますから。
実は、この心のクセ。『認知のゆがみ』とも言われてます。
これを自分自身で理解して、健全な方向に持っていくことで、
『悩み』や『問題』を軽くしたり、なくしたりすることができるんです。
とまあ、これがカウンセリングでやってることです。
私は何をやってもダメ人間だ。を思い込んだり。
褒められているのに、信じられなくて卑屈に返してしまったり。
嘘をつかれているのに、嘘ではないと否定したり。
黒猫が目の前を通って、何も起きてないのに今日は絶対よくない日だ、と思ったり。
私もそう思うのだから、相手もそうに違いないと決めつけたり。
あの人が事故にあったのは、病気になったのは、全部自分のせいだ、と思ったり。
ん~、シュチュエーションや人によるので、たとえ話が止まりませんw
この『認知のゆがみ』があるおかげで、
今がうまくいかなかったり、辛かったりするのであれば、
それを見つけて変えていくと、楽になってきますよ。
これが、「自分が変わる」ということですね。
それが連鎖して、「相手が変わる」であったり、「周りが変わる」
になっていきます。
秋の夜長に、自分と向き合う大事な時間。
ぼんやりとやってみてはいかがでしょう?
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
この時期恒例の彼岸花が、ご近所さんのお庭ににょきにょき。
白爪草の香りが香ってきて、柿の木もオレンジに色に染まってます。
電車に乗ると、冷房じゃなくてもう暖房が入ってて、寒暖の差にやられるw
あなたの目から見える秋は、どんな秋でしょう?