「~するべき」べっきーずさん。 | 恋愛下手・重いと言われ自信を無くした女子が愛されて幸せな恋愛をする方法

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あのタレントさんとは全く関係ありませんw私はあの方大好きです^^










ただ今人生の夏休み中。

子供のころ夏休みによく行った「プラネタリウム」

に無性に行きたくなって、行ってきました。


で、ほんと何十年?20年ぶりとかに行ったんですよ。

建物も相変わらず、併設の博物館へ入った瞬間のにおいも変わってない。

プラネタリウムに入る前の星座の展示物も、

はぁ~変わってないなぁ。ちょっと色あせてるけど。


一番変わったのは、ものすごく狭く思えたこと。縮んだ感じたしたこと。

記憶にある風景とは違って、なんだか見える視点が高くなったこと。

めっちゃ走り回っても遠く感じた場所が、すぐに歩ける距離になってて。

成長してたんですね。はぁ~懐かしい。


多分その時にはなかった場所。



自然に触れて、涼しくて、近くの小川の水の音とかもう…

なんだかジブリな世界感でしたw




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚






「いや~絶対こうあるべきでしょう!」

「私こう思うんだけど、普通は相手もそうするべきじゃない?」

ちょっと変形で。

「私が意見を言なんて…そんなこと我慢なくちゃいけない。」

「仕事では絶対に失敗してはいけないんだ!」


~べき」「~べきではない」とか、

~してはいけない」「~しなくてはならない」。

いかがでしょう?口癖になってたりしませんか?


私はうるさかったですよ~w

べき。べき。べき。べき。べき。べき。…って、


今はそう自分で「言ってた」って気づいたのですけど、

意外と、言っている人も多い。

私は「べっきーず」さんが現れたなぁ…とか思ってたりして。




そして、こんな思考をお持ちの方は、生きることに結構疲れると思います。

実はこれ、認知のゆがみの一つでもあります。

すべき思考とかいわれてます。

(「するべき」っていう方が多いと思うので、以降は「するべき」思考で書いてます)


*認知のゆがみは考え方の偏りです。

そして、考え方としては、生きていくうえで不健全な考え方。


「~するべき」ことを、自分にも、他人にも求めます。

それは大体正しいことが多いです。

正しい、といっても、”自分基準で”正しいと思っていること。


「犯罪を犯してはいけない」とか、道徳観念に違反すること

を言っているのじゃなくて、言葉の使い方でもなくて、

自分で作り上げた・ルール・決めつけ・思い込み、が多いです。




自覚してても無自覚でも、完璧主義の方は多いです。

自分の作ったルールを、他人にも、自分にも要求していて、

それを外れることによって、ものすごい落ち込みを生むし、

出来なければ自分の価値がない、何をやっているのだ?

と自分を否定したり、罰することになるので、

絶対に「するべき」なんです。



また、その「するべき」は、あくまで自分ルールなので、

他人に要求したとしても、自分の価値観と他人の価値観が合わないと、

他人にとっては「するべき」ことではないんですよね。


なので、「なんで自分はやっているのに、アイツはやらないのー!?」

ってムキーむかっっとなってしまいます。



恋愛ごとで多いのは、

彼女とはこうあるべき。彼氏とはこうあるべき。

とか、

私はこうやったのだから、相手もそうあるべき。

とか。


私は、「女とは、つつましく謙虚に、耐える存在であるべきだ

って思考があったなぁ。

こんなに尽くしたんだから、愛されるべきだ

なんて「見返りなんて求めてない」と思いながらもありました…。


価値のない人間だから、自分の思ったことを言うべきではない

と思っていたから、周りの意見優先で、自分の意見なんて言えなかったし、

そんな自分は失敗してはならない

とも思ってたから、がんばらなくていいことをめっちゃがんばってました。


すごく真面目なんですよ。(って自分でもいっちゃいますけどw)

「するべき」を全部こなそうとするので、休めない。

「するべき」であるのが通常なので、その状態にいなきゃいけない。

「するべき」でないといけないから、そうじゃない時はありえない。


枠(限界)を作っているので、枠内は「あり」で、「OK」

その枠を超えたものについては「なし」で、「NG」

all or nothingの考え方にも通じますが、

どちらかしかないんです。


そして、「あり」「OK」にしないと気が済まず、

「なし」「NG」になると、「なぜできないんだ!」と怒りを感じて

自分を責めるし、他人には攻撃しかねません。





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これもまた書きますが、その「するべき」思考も悪いことではないです。

そう考えることで、がんばってきたこともたくさんあるでしょうし、

自分が”正しい”と思っていたことは、他の人も”正しい”と思うことも多い。


ただ、そういった考えが、とても自分を苦しめていて、

「なぜ自分だけががんばって、他人はのうのうと暮らしているんだ?」

と疑問を持っていたり、

「相手もそうするべきだ」を強要しすぎて、

相手とのコミュニケーションがうまくいかないとか、

怒りの感情がいつまでたっても収まらなくて、イライラが続くとか、

生きづらくしている要因であれば、

もうちょっと柔軟性をもてる考え方にしていきましょうよ、

そっちのが断然心持ちが楽になりますよ、


ってことです。





じゃあどうしていったらいいか?

『「するべき」を無くすこと』はおすすめしません。

いきなりそれをやってしまうと、今までのルールがなくなる感じがして、

自分が保てなくなるような感覚に襲われると思います。


なので、

『「するべき」が口癖になってないかな?ってことに気づくこと』

ですね。現在位置(自分の今の状態)をわかろうと。


他にも、「絶対に」「ふつうは」「当たり前」「常識」

とかが頭について話すときは、そんな考え方になっている時が多いですね。


「~するべきなのに…」(あ、今言ったなぁ…)に気づくと、

今言った「するべき」ことは、自分ルールかもしれないなぁ?

って客観的に見れるようになってくるんですね。


そうすると、


”正しい”か”正しくない”かっていう二者択一しかなかったものが、

いろんな意見や状況や思いが、自分もあるし、人それぞれにもあるんだなぁ。

っていうことにも気づいてくると思います。

そうなれば二つしかなかった選択肢に、複数の選択肢ができてくる。


それが柔軟な考え方ということですね。

その中から選択をしない、という選択もまた、一つの選択肢です。

「”こう”あるべきだ!」



「”こう”あるべきことにはこしたことないし、

 ”こう”であってもかまわないし、”こう”でなくてもかまわない。」


それが、自分の(勝手に作った)枠を外すこと、だと思います。

ものすごく楽に生きられますよ~。

自分にも、他人に対して、いつもイライラしなくてすむんですもの。




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自分の「するべき」に対処できるようになれば、

相手からの「するべき」の要求にも対処できるようになります。


それは、相手の「するべき」に服従する、我慢する、取り込まれる、

という意味ではありません。



人にはそういう「するべき」な考え方もあるんだな、と理解できるし、

その考え方を自分は「いいな」と思えれば取り入れるし、

「違うな」と思えば、「私は違う考え方だよ」と伝えることもできるし、

伝えずに、「そうなんだね~」と流すこともできるし、

無理やりに従う必要もなくなります。


『自分の芯をしっかりもって、ブレない』

『相手の意見に左右されず、自分の意見をもつ』


ということにもつながりますよ。




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そんな「するべき」思考に気づいて、生きづらいなぁ…

と感じたら、カウンセリングで改善していく、というのもありですよ。

認知のゆがみはこれ一つだけでなくて、複合的な考えの偏りがあります。


そして、それも今までを生き抜くための自分なりの工夫であって、

自分では当たり前になってることで気づかないことだったり、

なかなか改善するのも大変だったりします汗


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