人は変わりません。よっぽどの理由がない限り。
共依存傾向や、回避依存の相手を変えたい!と思ってやってきた方は、
下のほうの心理的な考察まで、ずずいーっとをご覧下さいね~♪
もう今年は暑すぎるので、髪を伸ばすの止めました。
多分、暑くなければそのままのばし続けてたと思います。
決定的な理由は、「暑かったから、涼しくなりたかった」
他に、手入れがめんどくさいとか、やっぱり自分に合わないとか。
外見にみえる変化って分かりやすいのですよね。
洋服のテイストが変わったのは、その人の服選び、センスという価値観
が変わったわけです。
これらは、「自分が変わりたい。」と思った結果です。
意識的にも、無意識的(恋愛初期とかは特に)にも。
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「人を変えたい」と思ったことはありませんか?
私もたーくさんあります。ありました。今はそうでもないな。
「人を思い通りにしたい。コントロールしたい。でないと自分が不安になるから」
っていうの、共依存傾向の方の特徴ですからね。
”人を思い通りにしたい”と思いつつ、
自分が相手の思い通りにされていること、振り回されていることに気づくこと、
は大事だと思います。それは共依存傾向からの脱出の一つ。
じゃあ。
ちょっと想像してみてください。
相手が、「ごめーん、これやっておいて!私遊びに行くから!」
って仕事や課題や宿題を押し付けられたらどうでしょう?
「はぁーーー???なんで私が!!!!!






ってなりませんか?
それが自分には関係なかったり、大きな仕事や、大変な課題だったら、
私だったら、「遊ぶ前にお前がやれよ!!!」とか言いたくなります。
この例は相手から自分の「行動」を変えらようとしているわけですが、
ちょっと抵抗したくなりますよね。
それが自分→相手 になったとき、相手に同じことを感じさせているかもしれません。
自分を棚に上げて、相手に何とかしてもらう前に、
まず自分は?っていうことを考えてみましょうよ。
というのが、「相手は変えたいなら、自分を変えよう」につながります。
自分が変われば、相手も変わります。
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そんな身近な例は、私の場合は同僚くんですね。
2年前、渋谷さんのことがあり、
「自分はこのままじゃダメになる!絶対変わってやる!!」
と思っていろいろ調べ、根本から変わっていこうと行動しました。
共依存傾向も薄くなり、自分の土台ができてきて、脱出が見えてきたとき、
なぜか人間関係も良くなり始めました。
私は特に何をしている、ということはなかったのに。
良くなってることに気づいて、そこをもう少しのばしていけば、
もっといい人間関係作れるぞ♪と思って、いろいろとコミュニケーション方法を
学び、実践し、失敗し、身に着けていった感じです。
ここから紹介するのは、付け焼刃でやろうと思うと、
もしかしたら失敗するかもしれません。
”自分が変わった””自分が変わっている”課程でやると、効果が発揮することです。
『人を動かす/デール カーネギー』より。
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『人を動かす』を読んでみた…その1年後』
って記事にも書いてますが、『人の話を聴く』をした上で。
相手を「褒める」こと。そして相手を認めて、「喜んで協力させる」こと。
をしました。
すごーっく小さいことを、わざとらしくなく、心から褒めました。
歯が浮くような、うそっぽいわざとらしい褒め言葉じゃなく、
「すごいね~」とか、「ありがとう!」「助かった!」も褒め言葉の一つです。
誰も気づかないようなことを、気づいてそれを伝えるだけでも、
褒め言葉になるときがあります。
例えば、コピー用紙がつまったダンボール箱。
私じゃ重すぎて運べません。同僚くんに運ぶのをお願いして、
すかさず「ありがとう~助かった~!さっすが力あるよね。」とか。
時間がなくて、片付けられなかったとき、
そっと元に戻してくれていたのが同僚くんだと気づき、
「さっきはありがとう!戻しておいてくれたんだ。よく気がつくよね。」とか。
ほんっとうに小さいことだけれど、感謝と褒めることを忘れずにいたら、
今度はこちらから頼んだり、お願いすることをしなくても、
自分からやってくれるようになりました。
何もしてくれない、何もやらない代表例みたいな人が、ですよ。
もちろん、そのあとは褒めますし、感謝の気持ちを伝えます。
例え、自分がやってほしいこととは違ったことをしても、
やってくれたことには変わりないので、褒めます。
1回限りのことならあとでこっそり修正するか、それが続くようなら、
「(やってくれたことは)ありがとう!
あとこれも(本当にやってほしかったこと)やってくれるともっと助かる!」
って行動の修正をしてもらいます。
褒めることや、気づくことは、相手を認めるのも同じことです。
なんか、人から認められたり、何の気なしにやった行動に気づいてもらえたり、
「ああ、この人はちゃんと自分のことを見てくれてるんだ。分かってくれるんだ」
っていう人、いたらうれしいですよね?
そういう人のために、何かしたいって思いませんか?
この小さな積み重ねが、「喜んで協力させる」につながります。
上のほうでも書いたとおり、「やらされている」のは抵抗するけれど、
自分から「してあげたい」「したい」と思うと、勝手に行動変わりますよね。
そして、協力してもらったことを、ちゃんと受け取ること。
せっかく協力してもらったのに、「そんくらい、自分でできるよっ!(照)」とか
「手伝おうか?」という声掛けを否定や拒否をしないこと。
それも、「喜んで協力させる」の一つです。
ただし。
「喜んで協力させたい」その心の奥に、
「自分の思い通りにしたい」本心が潜んでいたら、うまくいかないと思います。
その本心、残念ながら見え見えですから…
結局それは、「○○してほしい」見返り欲しさにやることなので、
心から褒められないし、相手を認めることもできていない状態です。
そんなときは、「○○してほしい」自分の本心を認めることが重要です。
アサーション(自己主張)についても有効なのですが、
長くなるのでまたの機会に。
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もう一つ、心理的な深い面からの考察。
またまた、想像して欲しいんです。
ダメ上司、嫌な同僚、彼氏・彼女、友達、変わって欲しい人たち。
その人たちがもし、あなたの言うことを全て聞き入れて、全て言われたことに従い、
自分に対して嫌なこと一つもせず、犬のように従順に従ったら?
想像できますか?
もしそれが想像できたとしたら。…なんか、つまらなくないですか?
なんでもやってくれるんですよ。文句一つなく。すんなり。
いつも何もしてくれない人が、何も言わなくても察してくれて、
「ケーキ食べたかったんでしょ?買ってきた!実はお花も!」
とか、
いつも謝らない人が、
「あー、ごめんね。ごめんね、本当にごめん。自分が悪かったよ」
っていっている場面。
ちょっといつもと違って気味が悪いかも…とか思いませんか?
せっかく、自分のしてほしいことが叶うのにね。
もしそういうことに気づいたら、
”してほしいこと”を欲しているのじゃなくて、
”思い通りにならない相手を思い通りにさせること”に執着してる
のかもしれませんね。
一番の目的は、”思い通りにさせる”ことなので、
きっと思い通りになった瞬間に、相手のことは興味がなくなるでしょう。
思い通りにさせるために、自分が悩んだり、作戦練ったり、
思い通りにならないことに腹を立てたり、喧嘩したり、泣いて同情を欲したり、
そうすることが本当の目的なのかもしれません。
普段はそんなミラクルはまず起きないのでなかなか気づかないです。
ですが、そのワナにはまりがちです。
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人を変えたい、と思ったとき。
本当は相手に何をしてほしかったんですか?
思い通りにならないことって、どんなことですか?
それが思い通りに全て叶ったら、どんな気持ちになりますか?
全ては、自分の心に気づくこと。
そうすれば、そこから勝手に相手は変わりますよ~♪