先週日曜日。
プラスオン!第10回勉強会に参加してきました♪
テーマは「論語を通してビジネスにブラッシュアップを!」
始めて司会進行というものをさせていただきました…
緊張しまくりで…これについては、触れない!!!………orz
「子曰く…なんたらかんたら…」
学生当時、なんとなく、「し、いわく、」のリズムが気になってた。
ただ、それだけ。なんだか読めない漢字…ムズカシイ…
講師は吉田裕子さん。
あ~やっぱり、学生のときにこの先生に出会っていればよかった!
論語が、こんなにも血の通った人間味のあるものだったなんて、思いもしなかった。
そんなことを知ってたら、もっと授業が楽しめたのになぁ…。
百人一首の古典講座のときもそうだけど、
当時の背景や、その人たちの思いを、ものすごく調べていて、
それを現代の感覚で伝えてくれるから、自分の感覚と近くなるんだろうな。
だからとっつきやすくなるっていうか、
あの教科書の紙一枚ぺらっとした世界から、ぶわぁ!っと奥行きが広がると言うか。
そして、普段何気なく使っている言葉が、論語から来ていたっていうのもあり、
結構身近に感じられたし、何千年前の人も、今の人も、時代が変わっても
「それって大事なことだよね!」ってポイントって、一緒なんだなぁと。
百人一首は、そのときの環境や情景や感情や思いっていうのが多かったけど、
論語は、「こうしましょうね」「こうしたほうがいいよね」「じゃあやってみようね」
「そういうのって大事だよね」っていう、今で言う自己啓発本?かも??
とか思っちゃいました。
最後に自分の気にいった言葉を選びました。
けど、そのときとは違うやつを。
之(これ)を知る者は、之を好む者に如(し)かず。
之を好む者は、之を楽しむに如かず。
なんとなく訳:
あることを知っている(理解している)人は、それを好きな人にはかなわない。
あることを好きな人は、それを楽しんでいる人にはかなわない。
これってすごく分かる!
仕事でも、物事でも、ただただやっている人は、
それを好きでやっている人にはかなわないし、その好きでやっている人よりも、
楽しんでやっている人にはかなわない。
私の、今の場合であれば、「之」はカウンセリングや、心の動きについてのこと。
正直、今ものすごく、苦しいです。勉強すればするほど、分からない。
迷宮に踏み込んでる気がするし、答えなんて合ってないようなもの。
先日も授業を受けて、ますます混乱して困惑しました。
カウンセラーとか目指している人は誰もが通る道で、
先輩方の話を聴くと、「辛いよ~苦しかったよ…」って誰もが言っていて。
やっぱりそこでもうそれを味わいたくないって目指すのを諦める人もいる。
多分、それが「之(これ)を知る者」な人々かなと。
けど、こんなに苦しいのに、『楽しい』とか思っちゃうんですよ、私は。
どんだけドMなんだ!って思うけどwww
その苦しみがあるから、自分の土台や芯を作れるし、
相談者の心の闇みたいなものに耐えられるし、寄り添える。
それが自分の体験を通して感じているから、苦しみの先の希望の光がみえている。
前は全く感じられなかったことだから、日々自分が成長すること、
進化していくのを感じるのがすごく楽しくて♪
そして、人間不信だ!と思っていたけど、全然逆だった。人間大好きだったw
「之を楽しむに如かず。」の状態。
吉田裕子さんも、この状態なんだろうな♪って、
見ていてほんとに思います。ものすごく活き活きしてるんだもの、
こちらまで身が入って、引き込まれちゃう

「之を好む者に如(し)かず。」は、私の中では第一次心理学ブームなときですねw
「このしぐさや表情は、こういった本心が表れてます」とか、
コミュニケーションのテクニックやら「心理ゲーム・クイズ」の類が大好きで。
あくまで、好きでやってたことなので、知れば知るほど、人間不信になっていきましたw
そこには楽しい気持ちなんてなかった…。
論語。
他にもたくさん紹介してもらって、自らを省みるいい機会になりました。
「君子は諸(これ)を己に求め、小人は諸を人に求む」
大体訳:
君子(人格者)は、失敗したとしても自分の責任として反省するが、
小人(つまらない人間)は、人のせいにして責任を押しつけること。
小人にならないように気をつけたい!
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
次回は「落語を通して理解するメンタルヘルス」。
ぎゃー!なんて私得なテーマ!!!
落語好きだし、そこからメンタルヘルスを考える、その目の付け所!
本当に素晴らしい!!!
落語は最後の下げ(オチってやつです)が、教訓的なものも多くて、
話が終わった瞬間は、特になんとも思わないんだけど、
あとあとじわじわ、「こういうことか!」って分かることもあって。
そして、話をきいているだけなのに、その内容がイメージとして、ばんっ!
と頭にありありと浮かんでくる、噺家さんの伝える力のすごさ。
だてに、年取ってませんよw
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