今週末は簿記二級の試験\(^o^)/
私の一番集中できる場所、地元の図書館の学習室へ…
と思ったら、満席で入れなかった…昨日はスタートが遅かったから…。
ちょうど受験シーズンだものね。学生さんたちががんばってた。
図書館をふらふらして、気になった本をピックアップ。
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これ買いです。貸し出し期間があったので最後まで読めてないから余計だけど。
著者のメロディ・ビーティ氏は自身も共依存症で、
経験を語りながら「共依存症とは?」ということについて書かれています。
なんというか…壮絶な人生…。やっぱり経験した人の言葉の重みは違う!
内容は共依存症について、自身の経験を元にあらゆる面で書かれていて、
セルフケアをしっかりしていきましょう!というのが中心かな。
確かに、それが一番大事だと思う。
そう、共依存症傾向を治したければ、自分を大事にすることだよなぁ…
と身をもって体験してる。
どうしても、「自分はどうでもいい。相手(人)のために」
を強迫的にやってしまうから。
でも、大体無意識で、本人は気づいてなくて消耗してるんだけど。
いままで読んできた本は、
「共依存症とはこういうものです。」←大部分。読んでると不安になってくる…
「あなたは共依存症でしょうか?テストしましょう」←ちょっとだけ
「治しましょう。傾向と対策。」←ちょっとだけ
っていう構成が多かった気がする(私の感覚では)。
で、自分に向き合おう!絶対に治そう!!と強く思っている人じゃないと、
前半部分だけ読んで、「ああ、やっぱり私はダメなんだ…耳が痛い(自己嫌悪)」
とネガティブにとらえて途中で読むのをやめる人もたくさんいると思う。
本の構成はほぼ同じだけれど、「共依存症とはこういうものです」部分から、
セルフケアの大事さを説いているので、
次の章も読み進めようという気になれるかなと。
あと、海外の人の本だなぁ~と思ったのは、神様がたくさんでてくる。
そこでスピリチュアル系が絶対ダメ!な人は受け付けないかも。
(そういう人は、まだ回復段階には上がってこれてないと思う)
誤解のないように言うと、著者本人は神様なんて信じてない人でしたよ。
そこは人の信仰なので、信じる、信じない、いる、いないは自由だとは思う。
時には凝り固まった自分の意識や観念や先入観から開放する、
(神様云々、ハイヤーマインドもしかり)
素直に受け入れるっていうのが、実は本質なんじゃないかな?と思って。
私はキリスト教徒でも仏教徒でもないので、柔軟に対応しています。
共依存症傾向の人は、答えを急いで出そうとしがち。
私もそうで、それは不安からくるものなんだ、と今では分かる。
だから、治そうと思ったら、本を読んで明日にでも治ってないと怖い、
気がすまない、こんな本私には効かないんじゃないか!
と、すぐに答えを出さずにいてほしい。
この本を書いた著者でさえ何十年と共依存症だったし、
(しかも自分がそうなんだと気づくまで分からなかったわけだし)
それを治そうとするまで何年も、挫折と回復を繰り返してきたことが分かる。
焦らなくていい。その状態を恥に思うことはない。
苦しいでいるのは、大変なのは自分だけじゃないんだ。
ということを受け止められると思う。
テスト項目については、なかなか細かいし、答える項目も多い。
文章も長いので、途中「?」と思うのもでてくるかも。
私はテスト各項目の6段階中、3~4段階目の
おおむね「共依存領域に入っているか、そのすぐ近く」の状態でしたw
まーだ脱出できてないんかいw
と思ったけど、あと数点で「共依存領域にはいない」というのがほとんど。
これを半年前にやっていたら、思いっきり「共依存の危険領域」だっただろうなw
という問いがたくさんあって、自分の成長が伺えました。
今度これを題材に共依存症をまた深く探っていきたいなぁ~。
手に入ったらこれにそってまた始めるかも!
前作の「共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち」も読んでみたい!!