Spiritual Camp 《真実の眼》 創造された世界

 

人類創造の歴史の前に、もう少し根源的なお話を少しさせてください。

 

多くの宗教で神的な創造主が存在する。

宇宙もビッグバンでできたと言われるが、それが事実なら何かがビッグバンを起こしたのだろうか。

科学者は体内に宇宙があるという。原子の周りを電子が回っている姿が、太陽の周りを回っている惑星のように見えたり、脳内の神経細胞(ニューロン)の画像と宇宙のシミュレーション画像がそっくりだったりもする。

 

マウスの脳内の神経細胞(ニューロン)の画像と宇宙をシミュレーションした画像 YouTube

Newsweekより

 

世界のあらゆるものがある一定のシステムに基づいて創造されていることは、誰もがきっとどこかではわかっているのだろう。ただ、どんな存在が創造したのかが証明できないから、科学という名の下に証拠を必死で探索しているのかもしれない。

 

ただ、ハッキリと言えることは、私たちには創造主の意志などわかるはずもないということだ。作り出すことができるものなら、その構造やシステムは理解できる。だが、作り出せないものの構造やシステム、ましてやどんな目的、意志で作ったのかなんてわかるはずがないのだ。

 

確かに探求することは素晴らしい。でも、それが果たして本当に人類の未来に必要なことなのかは疑問だ。どんな構造なのかは目に見える範囲(可視化できる範囲)でしか理解できないし、作り手の意志はわかるはずもなくあくまで想像だ。創造者の意志に沿ったものを作り出すならまだしも、意志がわからないのだから、人類だけでなく地球までも脅かすような間違ったモノや考えで、我々が中心で創造主だという勘違いで生きるのが一番危険なのはわかってもらえるだろう。過去の失敗でも明らかだ。

 

例えば、こんなふうに考えてみてはどうだろう。

私たちがある道具を使っていたとする、その道具は普段はプログラム通りに動いてくれているが、あるときハード部分が劣化してスムーズに動かなくなってきた。でもこの道具はすごく役に立つから修理して使おうと思う。

また、ある道具は、プログラム自体に少し問題があり、使っているうちに意志に反する動きをするようになる。そして、見ているだけでも危険な状態になり、もうこれは使えないなと思ったら、どうするだろう。創造主はあっさりと次のものを作るためにそのもの自体を無くしてしまうはずだ。私たちがしているように。

 

私が言いたいのは、創造主の意志に沿った、生命システムに沿った考え方や生き方をしないと、突然無に返されることがあるということ。システムに沿った生き方をすることが私たちの存在する意味だから。

椅子なら椅子、テーブルならテーブル、それぞれ作る人の意志でデザインされ作り出されたもので、それ以外の使い方をすることは基本的に想定外だ。それと同じように、人類にも作り手がわの意志があってできていると考えるのが自然だと私は思う。

 

物理的な人体は動いている間に故障(病気や怪我)もするし、途中で使えなくなり命が持たないこともある。多少の故障は自然治癒力で治せるが、大きな故障は協力(医者など)してもらい、それでも自分たちで直していく。ただ、一定期間使用すると劣化し使えなくなってしまう(寿命)。だから、そうなる前に使える新い人体(子供)を創造しておくようにできているのだ。

遺伝子の中のプログラムは、こんなふうにずっと自動的に人体が存続し、物理的な劣化をもクリアしていけるように作られたプログラムなのだ。

そして、人体を動かすシステムのインストール先が遺伝子であり、受信機能が脳ということになる。クラウド上からOSをインストールし動いているのが人体ということ。OSが魂と言える。だから人体が消滅してもOSはクラウド上に残るのでまた別の人体にインストールされて戻ってくる仕組みだ。(輪廻転生)

寝ている時にはアップデートされたり、記憶をアップロードしているため、情報が映像として錯綜し、一部を夢として見えてしまうということになる。

引き寄せや正夢はこんなふうにクラウド上で繋がっているために起こること。例えば、誰かが「明日〇〇さんに100万円でお仕事を頼もう。」と考えたとする、それがクラウド上に記憶として上がり、〇〇さんがクラウドと繋がっている時に夢として「明日100万円の仕事が▲▲さんからお願いされる。」シーンとなって夢に現れるのだ。実行される前にクラウド上でイメージとして伝達されてしまったというわけだ。「〇〇さんを思い出していたら〇〇さんから電話があってびっくりした。」なんてこともあるのは繋がっているからなんだと考えれば、何も特別な人だけに起きるとか、オカルトやスピリチュアル的な世界ではないことが理解できるのではないだろうか。

※この正夢は私自身が実際に経験したこと。頼まれた人や金額までも翌日に実現された。

 

巷で言われる「顕在意識」「潜在意識」はあくまで個人のOSの範疇。クラウドはそれを超えるもっと大きなシステムなのだ。

 

願えば叶うという。有名で活躍中の人たちには、幼い頃にすでに「僕は〇〇になる!」と決めていた人が多いときく。

「〇〇になる!」と決めた時、自分であらゆる方法を探し、行動し始める。苦しくても、「〇〇になる!」という自分の意志が強く、実現できるまでするから現実になりやすいのだ。ただ、意志だけでは少し苦しむことになる。自分の人体に組み込まれた性質、個性が影響するからだ。ハードとソフトが伴って初めて実現するということ。ハードにあったソフトでなければ容量オーバーでフリーズするのと同じなのだ。

それでもまずは「意志」があるから創造されるということがわかると思う。ただ、ハードは今回の人生では一つだけ。出来るだけ早いうちにハードの性質を見極め、「意志」さえはっきりと強いものであればあるほど、創造しやすい仕組みになっているということなのです。

 

今回はこの辺で…

次回は、私たちは何のために生きているのか、よく巷で言われるような「魂を成長させるため」に生まれて生きているのかをお話ししてみたい。