心地いいようで、もっともダメだったあの人。 | 気持ちだけは桃色でいたいちゅーらいと

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X(旧Twitter)にあげにくい長文での今の想いをまとめるためのブログです。

 わたしがHSPだと気がつく、ある意味きっかけになった、ちょっとヘビーな元知人のお話をします。

 

 

 その方は、私と共通に趣味で知り合いました。

 すごく第一印象が素敵で、初対面の際はあまりしゃべれませんでしたが、後日とても仲良くなれました。

 

 

 彼女は、私と同年代でしたが、なかなか想像のつかない壮絶な人生を歩まれていました。

 親からネグレクト、思春期に◯的暴行、リスカ日常茶飯事、自◯未遂多数、恨みから風◯嬢に。

 私ならとても耐えられない事件の数々で。

 

 

 しかし、彼女は、一見その壮絶さを感じられない明るさがありました。

 それどころか、他人の喜ぶものを察知でき的確な会話が出来るし、自分のペースに周り全てを巻き込んで盛り上げた上、誰も不平を言わない空気にさせる、超人気者でした。

 皆が彼女にのめり込み、正直金銭的な事情などで、少々不便だった彼女に、みんなが無条件で手を差し伸べる感じでした。

 もちろん、私も、彼女が大好きで、彼女のために出来る限りのことをと、思い続けていました。

 

 

 しかし、彼女はすぐに知人に不満を感じ縁を切ったり、不満が溜まりうつ気味になりリスカする、を繰り返していました。

 「私は一匹狼なんで!」それが口癖でした。

 「人気者」に憧れながら、その立場にはなれそうにない自分にとって、彼女は不思議な存在でした。

 「なんでみんなにこんなに全力で好かれているのに、それを蹴ることが出来るんだろう?」と。

 しかも、リスカした写真を堂々と周りに見せたりもしていて、私には意図がどうしても理解が出来ない点がありました。

 どうしてそんな怖いこと出来るんだろうと。

 

 

 その答えが出ないまま、私はなんとか共通の知人たちのなかでは、まだ縁を切られることなく、より濃い話ができる仲になっていました。

 彼女はほかの知人たちが気がつかなかった私の本質に近いものを言うようになって来ました。

 

 「なんでいつも扉から出るのとか私に譲るんですか?みかん水さんはいつも一歩引いて、譲ってばかりですね」

 

 「周りはみんなみかん水さん強いと思ってますけど、実は繊細ですよね?なんかほっとけない感じですね」

 

 当時、まだ私は、HSPと分かってなかったです。

 しかし、まさにそれをいち早く見抜かれたようなことを指摘されたのです。

 恥ずかしいことに、そこまでデリケートな話まで踏み込んでこられたのは彼女が初めてでした。すごく彼女といることがありがたくて、何も隠せず話せそうに感じられて。

 小学校時代に、唯一親友だと思えた2人と同じ空気すら感じられて、久々に出会えた親友だと思ってしまったのです。

 

 

 そうして、私も例にもれず、彼女にだだハマりしてしまったのです。

 

 

 しかし、彼女の方は、私を特別な友達とは思ってなかったようです。

 たくさんいる知人の1人でした。

 彼女の中では、彼女は常に、あくまで「一匹狼」でした。

 周りから受ける支援は、自分が望んだものじゃない、とまで。

 

 

 どこか歪んでいるのに気がつき始めた私は、彼女に直接不満を言いました。

 結果、少し距離を取られてしまいました。

 そのこと怒ってしまった私は、うっかり彼女の悪口を彼女の見てないとこで言ってしまい、案の定バレてしまって、縁を切られてしまったのです。

 

 最期に彼女とした文章のやりとりは、今でも震えそうなぐらい怒りを感じました。

 私の意見には全く耳を傾けず、終始、上から目線で、

「私が本気になれば、脆い貴方なんかボロボロにできますよ?いいんですか?」

 という感じでした。

 

 

 そこまで言われて、関係をまだ保っていようと思えるほど私も馬鹿ではなかったので、形的には私が身を引く感じでお別れをしました。

 しかし、正直それまでの間に、彼女に傾け過ぎてしまっていました。

 

 彼女と合わせて始めた趣味があり、そちらの話を他の誰ともできなくなりました。

 彼女の為に、彼女が嫌っていた知人たちと縁を切り、自ら、話ができる知人を失っていました。

 そう、私は、彼女の為、彼女の為と。

 しかし、彼女にとってそれは「私が勝手に判断してやったこと。」でしかなかったのです。

 

 

 彼女と出会ったおかげで、私は結果的に、出会う前以上に孤独になってしまいました。

 

 私の、今まで出会ってきた人には全くいないタイプ。

 一体、彼女はどうゆう人間だったのだろう、と。

 

 

 今思い返せば、彼女は真正の「サイコパス」だったんだろうなと、自分の中では結論しています。

 

 他人の痛みはわからない。

 他人に指図はされたくない。

 しかし、他人を意のままに操りたい。

 その為に上手に相手の好みを察し、突く。

 

 ある意味、HSPの自分とは、もっとも出会ってはいけない人だったのだろう、と思います。

 他人の痛みがわからない人と、痛みに敏感な人。

 最初から、相容れない関係だったのだろうなと。

 

 

 そうして、彼女に関してはかなりのトラウマにはなってしまったのですけども、

唯一、自分がHSPだと気づかせてくれることを言ってくれたのには、今も感謝しているのです。

 

 「なんでいつも一歩引いて、譲ってばかりなんです?」

 「実は繊細ですよね?」

 

 一度は親友だと思った方が、こうして離れるのは辛いし、

 トラウマになる程忘れられない悪態つかれたけれど、

 そんな彼女に出会えたことも、自分の糧になった。

 

 そう割り切れるほど正直、まだ年月経ってないのですけど、

 そう割り切れるようになれたらいいな…と。

 

 

 

 しかし、同じようなタイプの方には今後二度と、出会いたくはないかなと。

 とても心臓に悪いので、と。