食料品の消費税率0%と外食産業の価格について
テレビを見ていて、あまりにもひどい言い草に呆れた。
明日公示される衆議院選挙に関連して、食料品の消費税率を0%を主張する政党があるけれど、これに関するニュース報道の取材の内容がひどすぎる。
ちなみに、このエントリーは、sphinx個人の消費税に関する意見とは別なので、「おまえは消費税が0%とならないほうがいいのか」といった突込みには答えません。
その内容は、食料品の消費税率が0%になると、外食産業の仕入れ価格も下がるので、提供する料理の価格も下がるのか、ということ。そしてそれは、現在の消費税率8%がなくなれば、価格も8%値下げしますか、と外食産業の経営者に聞いていた(個人経営の店のようだったけど)。
話を単純にすると、税抜き価格100円の食材を現在、消費税込みで108円で仕入れている。それを加工して、仮に税抜き価格200円だったら、消費税の税率が10%なので、20円の計220円。仕入れ価格がやや少くなった分の全額8円値下げしたとしても、8%にはならないでしょ(計算したら、3.8%ぐらいに相当)。
わかりやすさを優先して厳密さを犠牲にしたと言われそうだけど、仕入価格が安くなった分を全額値下げしますか、じゃなかった。しかし、このような報道によって一般の人に消費税率の8%分値下げできるのに、という誤った考えが刷り込まれるかもしれないというのに。
ちなみに、この件に限らず、わかりやすさを優先して、アバウトすぎる報道は改めた方がよいと思うのだけれど、ダメなのでしょうかね。