カリキュラムは権力闘争の結果? | 大学という斜陽産業

カリキュラムは権力闘争の結果?

現在、所属先では、現在のカリキュラムの見直しが行われている。


前回の改正から時間も経っていること、退職された方の補充人事によって、教員もだいぶ入れ替わっていることなどから、見直しは必須なのは間違いない。

でも、議論で出される意見の一定割合は、学部の教育をよくするため、と言いながらも、結局自分のやりたいこと、楽になることを実現することを目指しているように思えて仕方ない。

そもそも、補充人事は前任者の担当科目を担ってもらうはずだったのに、それに代えて新設することは、どういうことなんだろう。カリキュラム全体の整合性をもう少し詳しく説明してもらわないと思うが、今はこういう分野が主流だとか、自分の研究はこれがメインだから、と言われても、そう簡単には腑に落ちない。

 

もちろん、自分も楽になるならそれに越したことはないので、他人を批判できるほど高潔な人間ではない。

はたして落とし所はどこになるのやら。