「ブラック・プレジデント」の研究室って | 大学という斜陽産業

「ブラック・プレジデント」の研究室って

先日来、たまたま見て、大学が舞台だったので、家にいるときはついつい見てしまう「ブラック・プレジデント」。まあ、たいていは帰宅直後の一息入れている時間帯だったりするので、今回もばっちり。

そこで、いくつかの疑問を。なぜ、黒木メイサが演ずる助教だか講師に、パシリのようにつかえる院生がいるのだろうか。理系ならあるのかもしれないが、文系だったらあり得ないと思う。

また、今回は、その助教だか講師が、新著の企画を出版社に持ち込むシーンがあって、編集者が、「たくさん売れれば准教授への道が拓けるでしょ」みたいなことを言った。著書の内容が昇格に影響を及ぼすことはあっても、売れ行きが左右する話は、個人的には聞いたことがない。

ドラマだから面白可笑しくしている面もあるのだろうが、それはないだろうと、突っ込みどころ満載のドラマだと思う。