再試験手当 | 大学という斜陽産業

再試験手当

この業界に入って、結構な時間が経過しているけれど、まだまだわからないことや知らないことはたくさんあります。当然と言えば当然ですけどね。

外から見ると、「大学」でひとくくりにされる感もあります。まあ、それは極端で、少なくとも「国公立」・「私立」ぐらいのくくりには分けられるようには思います。でも、同じ私立でも大学が違えば全然仕組みも違うことがまだまだたくさんあります。

このブログで、追試や再試の際に学生は受験料を納付するのが通例なので、学生はその一部が教員に入っていると思っているようだが、それは違う、と強調してきました。他のブログ等でも、そのような手当はないよ、と主張しているものもよく見ます。もしそうならば、わざと単位を落として、手当をたくさんもらおうとする教員がでちゃうかもしれないしね、などとの反論を添えて。

しかし、出るところもあるようですね。数年前から非常勤をしている非常勤先で、今年初めて再試験を行いました。先月の振込額がちょっと多いことに気づいて、明細を見てみたら、再試験手当が付いていました。これが人数比例なのか定額なのかはわかりません。また、非常勤先なので、学生からいくら受験料を徴収しているのかわかりませんが、支給額はファミレスのちょっとしたランチを2回食べたらなくなっちゃう程度です。