売れる本、売れない本 | 大学という斜陽産業

売れる本、売れない本

某社から某テキスト本の改訂版が届いた。縁あって分担執筆をさせていただいており、たまに改訂がなされているので、自分の分野ではぼちぼち売れているのだろう。

もちろん、売れるテキストが、その分野を勉強したいと思っている万人にとって良いテキストとは限らない。でも、テキストって、やっぱり売れていない部類の本だと思う。だって、テキストを分担執筆で書くのも、その執筆陣の教員がテキストとして採用すれば、それぞれの大学である程度売れることが見込まれるからに他ならない。


しかし、比較するのも見当違いかもしれないが、発売から7日でミリオン・セラーとなる本もあるのも確か。わざわざアフィリエイト貼ったって意味ないけど、たまには貼ってみる。ちなみに、自分はまだ読んでいないので、感想もなにもない。ただ、その売れ行きに驚嘆するだけである。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上 春樹
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