閉講してくれればよかったのに | 大学という斜陽産業

閉講してくれればよかったのに

担当しているある科目、カリキュラム改正の影響で履修者が少なくなることが予想されていたが、はたしてその通りとなった。


近年、どこの大学も導入しているように、本務校でもある一定数を下回る履修者しかいない場合は閉講になるが、今回は、その基準を下回っていた。よって、閉講されるだろうと覚悟していたら、諸般の事情で開講するとのこと。


そもそも担当科目数がノルマをかなりオーバーしていたので、閉講を期待していなくもなかったけれども、かなわなかった。不謹慎かもしれないけれど、ちょっと残念。

以前のカリキュラム改正でも、4年以上とか、留年生のみが履修可能な授業を担当したことがあったけど、前期の科目の場合なんて、こっちが教室に行っても、就職活動か何かで学生が一人も来ていないことが何回もあった。さらに毎回来ている学生が違う場合も。


でも、こういう場合って、皆さんどうやって授業すすめているんでしょう。平気で、毎回授業をしたようなふりして、進めていくしかないのでしょうかね。


かといって、「先週は誰も来なかったので」といって先週の分を講義すると、実質の授業回数が10回を切っちゃったりしたら、シラバスに書いた内容をかなりやり残すことにもなります。


今回は今のところ休まず来ていますが、まだまだ先は長いので、どうなるでしょうか。