大学がサービス業というのなら
大学はサービス業だ、という主張が見られます。
いや、教育は神聖なものだから、云々、という反論をしようというわけではありません。ちょっと思いついたことを書いてみます。批判も多く出そうですが。
というのは、大学がサービス業ならば、授業料はその価格。ならばもっと弾力的に設定できないものか、と。
たとえば、どこかで単位連動型というのがありましたけど、そんなものではなく、もっと大胆に、です。
たとえば、マンモス私大の文系の講義では、受講者が何百人というものもあります。必修ならば仕方ないかもしれませんが、受講生から見たら、同じ授業料なのに、かたや数十人で聴きやすい講義、もう一方で数百人で私語もうるさくて聞きにくい講義がおなじで良いはずがありません。
そこで、GWでホテル等の宿泊料金が高くなるように、毎年の授業料を履修している授業によって変えるのです。もちろん、基本料金たる最低価格を設けて、それで設備費等をカバーするとともに、必要最低限の授業は履修できるようにします。
でも、こういうことを書くと、教員の人気不人気、科目の関心度によって差が付いて良くない、とも言われそうです。そこで、普通の講義加え、プレミアム講義みたいなものを設け、後者に特別料金を払ってもらうのです。
たとえば、英語を普通の数十人で受講する場合は追加授業料無し。10名程度の少人数のクラスを履修したければ、そのために特別授業料を払う、という感じです。
まだまだ工夫の余地はありそうですが、もうす少し授業を差別化してみても良いのかもしれません。そうなると、いずれ教員の選別も進みそうで、自分で自分の首を絞めることにもなりそうですが。