学年が上がるにつれて
今回も採点ネタ。
ある科目は、配当学年が1年生。まあ、例年1年生の履修者が過半を占めるが、2年生以上も結構いる。しかし、履修者名簿を確認すると、2年生以上の履修者は必ずしも1年の時に単位を落としたから再度履修しているわけではないらしい。この科目は必修科目ではないので、再履修する必要性はないからだろう。
で、ここ数年感じるのは、学年が上がるにつれて、平均的な出来が良くない、ということである。基本的な入門科目なので、すでにいろいろ学んだ上級生の方が出来が良くなるものだと思っていたが、どうもそうではないらしい。
そこで思いつく理由は、他の科目で単位を落としたから、それを補うために履修しているものが多いという可能性である。
ついでに書くと、1年生の配当科目なのに、4年生が答案用紙に「就職が決まっています。この単位がないと卒業できないので、よろしくお願いします。」などと書いているのを見ると、何で2年生や3年生の時にく履修してくれないんだ、と思ったりします。