「就職授業」 | 大学という斜陽産業

「就職授業」

昨日の日経で始まった連載記事「大学の選択」。


「社会と向き合う」というシリーズで、第一回の昨日は、


未熟補う「就職授業」


という内容。インターンシップの記事など、おもわず「うん、うん」とうなずいてしまった。以前も、大学一年生ではなく高校4年生として教育しているという大学の記事をどこかで見た覚えがある。


実際、キャリア意識を持たせるなど、いろいろと勤務先でも取り組んでいるものの、就職予備校化に対する懸念も同じ。でも、父母会でご父母と話をすると、「就職」が一番のテーマなのも事実。「○○社への推薦枠はどうなっているのか」などと、結構具体的な話も多い。以前は、ご父母からも「就職が決まっている学生は単位を大目に見て欲しい」と言われたこともある。


今年の4年生の就職内定率は、やはり昨年比で低くなっている。ゼミ生もまだ内定を得られない者もいる。すでにあきらめている者もいる。でも、関係者によればまだまだ現4年生を対象とした求人もあるので、あきらめて欲しくない。一方で、来月にはもう現3年生の就職活動が動き出すのだが。