もう少し周りを見よう?
講義に向かう満員のエレベーター。
自分は奥の方に乗っていた。扉近くの学生が、周りのことを気にせず、大声で話している。
「○○の教室、どこだっけ」
・・・自分の講義だ。
「△△じゃない?」
・・・おいおい、それは隣の教室の番号。
「でもさ、○○って、一回出たけど、つまんねえよな。」
・・・確かにおもしろい講義ではないかもしれないけど、4月からかぞえて今日で6回目なんですけど、1回だけですか、出席したのは。
彼ら は最後までその講義の担当者が同じエレベーターに乗っていることに気がつかなかったようである。