司法試験は合格者?合格率? | 大学という斜陽産業

司法試験は合格者?合格率?

昨日、平成19年の司法試験の合格発表があった。


今年の試験は、一応、ロースクール1期生であり、かつ3年間の法学未修者がはじめて受験するので、各大学の真の実力が反映される、なんても言われておりました。が、ふたを開けてみれば、結局、旧試験でも多数合格者を排出していた大学が上位に並んでいましたね。


まあ、試験の出題者が模擬試験をしてしまったKO大学をどう評価すべきかという問題もあるかもしれません。


が、個人的に何となく気になるのは、合格者数でも合格率でもありません。


合格者は定員に左右されます。で、合格率は、対受験者に対する合格者の割合です。


でも、実力不十分と言うことで、3年で修了させなかった大学や、受験回数に制限があるので、みずから受験を今年は見送った人もいると言うことだそうです。


そこで、他の指標を考えてみました。


まず、入学定員に対する合格者数の割合。


要するに、○○大学のロースクールに入って、無事終了し、その中で○割ぐらいが合格するか、ということです。大学内で順位漬けをしているかどうかわかりませんが、○○大学のロースクールの中で上位○割の実力があれば合格できる可能性が高い、ということになるかと。


でも、合格者の中には過年度の修了者もいるので、あまり意味がなさそうではあります。そこで、これをちょっといじって、入学者に対する正規の年数での修了者割合と、今年の3月修了者に対する合格者のデータ。


要するに○○大学のロースクールに入って無事終了するとその年に○割受かるぞ、という指標。この割合が低くて合格者数が多い場合は浪人生が多く合格しているという訳。


といっても、定員が少ないかもしれないけれど、1~2名しか合格者を出さなかったロースクールは存在意義があるだろうか。多くの資源が投入された結果がこれな訳で。それとも、公共事業みたいに、動き出したら止められない?