自分にご褒美 | 大学という斜陽産業

自分にご褒美

ジュエリーか何かのCMでこんなようなコピーがあったような。


論文や論文じゃない原稿など、早急に仕上げなければならない仕事がたまってきた。


給与=可処分所得の時代は、「これが終わったら○○するぞ」とか「○○買うぞ」なんていうのがモチベーションになったのだが、何せ可処分所得の上限が非常に低くなっている昨今、なかなか「○○買うぞ」という訳にはいかないのです。


原稿料が入る仕事だって、その金額ではたいしたことはできないし・・・。


皆さん、純粋に、研究が楽しくて仕事してるんですかね。確かに研究がうまく進んで、成果がそれなりにでて、それを発表して、他の人からもそれが評価される、というのはそれなりに嬉しいわけではありますけど、最近、ちょっと疑問。


おそらく、大学行政とか、「つまらない」仕事が増えて、それが研究する時間だけでなく気力を奪っているんだろうなあ。と、言い訳を考える自分がまた情けない。


しかし、現実に手に入れることができそうで欲しいものはすぐ浮かばないぐらい物欲が低下しているのは、別の意味で問題かもしれない。支出に制限がないような経済状態だったら、欲しいものはいろいろあるけどね。


昨日寄ったGSに止めてあったカウンタックなんて良いよなあ。


映画の撮影に使われるような広くて眺めの良い高層マンションの一室(ワンフロア?)も良いよなあ。


いっそのこと、一流企業といわれているような○○社の株を買い占めて、オーナーとなって、そこの人事に思いっきり介入して、自分の勤務先からばんばん就職させることができたら、勤務先の学生募集も楽になるかなあ。


って、そんなに裕福なら、この仕事をわざわざしていなくても良いか。


でも、ちょっと前のTV番組の「富豪刑事」ならぬ「富豪教授」というのもおもしろいかもしれない。研究費だってこまらないぞ、きっと。